「色々考えさせられるドキュメント」美と殺戮のすべて ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)
色々考えさせられるドキュメント
写真家ナン・ゴールデンをドキュメントにした内容だが、オキシコンチンを販売し、美術館などに寄付するザックラー財団を相手に彼女や彼女を支援する仲間たちが声をあげる。資本家相手に声をあげる。その運動の記録史だが、色々考えさせられた。
オキシコンチンがこれだけ副作用があり、被害者も多く出たとは。言葉が出ず、オキシコンチンだけでなく、薬のあり方を改めて考えさせられた。
資本家を相手にするとはどういうことか改めて考えさせられた。
ただ、彼女の写真家としての専門領域を紹介するのはいいが、もう少しコンパクトにして、むしろオキシコンチンの販売をしているザックラー財団を相手に戦った運動記録を中心にしてほしかった。
観て良かったドキュメント。
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