「執着」イニシェリン島の精霊 哲也さんの映画レビュー(感想・評価)
執着
ロバに執着するのも、未評価の名曲に執着するのも、同じことなのかも…
執着の度合、意味は人によって当然違うけど、その本意や真意は(往々にして)他人にはわからない。
一方の側からすれば、心の底から正当なことを言っているつもりでも、もう一方から見れば、殆ど狂気・妄言ってことも世の中にはあるのかも知れない。
旧教の神父はひどく人間的だったが、カトリック教会に佇む厳かなマリア像が印象的だった。
本質的には違わないはずなのに、遠く離れて分断してしまうこともあるのかも…。
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