「孤島でも喧嘩はいわば最小の内戦」イニシェリン島の精霊 シネマスターさんの映画レビュー(感想・評価)
孤島でも喧嘩はいわば最小の内戦
あらすじ通りおじさんたちの突如として友情関係破綻となった孤島を舞台とした物語です。破綻となった理由は主に話していて退屈であった、つまらなかった。そして自身が作り上げる音楽を後世に残し続けたいという理由。少し見方を変えれば人付き合いを変えることでこれまでの自身の時間を別のことに費やすことができるといったことかな。しかし、話しかけられたら指を切断は正気ではないな。
個人的には教会で神父に打ち明ける会話が面白かったですね。役者もかなりの有名どころが揃っており、孤島独特の地形がこの作品の奇妙さや人物の不安さを際立てていたと思いました。
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