「内戦の実態」イニシェリン島の精霊 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
内戦の実態
こりゃ難しい...というか理解できない...笑
ハマってみてしまう不思議な力を秘めている作品ではあるんだけど、静かすぎるのと登場人物全員の行動と言動が意味不明すぎて着いていけなかった。映画っていうか、絵画見てるみたい。
いきなり始まるから、面白みを感じないのかな。
意図的なんだろうけど、途中でもいいから前日以前のシーンが欲しかった。2人に対して感情移入がまるで出来ないし、常人には訳が分からない。人生がつまらなくなることを恐れ、退屈な友人と疎遠を試みる、退屈な男の物語。流石にそんな話されたら嫌になるのは分かるけど、今までもそうだったんじゃないの?そんな急に我慢の限界ってくるもの?だとしても、そこまでする?マジでよく分からん笑
しかしながら、相変わらずコリン・ファレルの演技は絶妙であり、可哀想だけど情けない主人公を好演。作品の雰囲気もいいし、映画自体は意外にも退屈では無い。続きが気になる作りではあるため、飽きは来ない。陽気か不気味か分からないような音楽も、すごくいい。劇中のバイオリンも癒されます。
これは内戦の風刺なのかもしれない。
つまらない事で腹を立て、自分の利益のために相手を遠ざける。その行動は相手を挑発させ、何もかもを変えてしまう。結局は自業自得。同日公開の「金の国 水の国」とも通じる部分があります。我に返ったら思う。なんて馬鹿なことで怒ってるんだと。本作は国同士ではなく、人同士で描いている。そう思うとちょっと納得。だけど、意味わからんが。
もっとホラーテイストにするか、サスペンスとしての見応えを増やすか、どっちかによって欲しいところではあった。すごく微妙な感じ。予告で見たのとほぼ何も変わらず。面白くないわけじゃないんだけど、色々と超越してる作品です。覚悟の上。
お気遣いご飯ありがとうございました😊。確かに退屈しない、😪居眠りできない 好作品ではありました考察も楽しい。おっしゃるとおり問題作狙いで凄いですね。ただ好き嫌いは分かれるのですが、コレは監督自身既に【折り込み済み】のような確信犯と感じました。ありがとうございました。😊
こんばんはおっしゃるとおり、微妙なライン狙ってますね。わかりにくいのも同感です。前日譚は欲しかったです。景色が良いのと、微妙にセリフの応酬なので飽きたり眠ることはないですね。というより【レジェンド、織田信長】でもなく【スラムダンク】でも無く、本作を映画館で観ている時点で【映画耐性】のある映画に一家言あるツワモノ揃いですね。ど共感でございます。