劇場公開日 2023年5月12日

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「芸術(音楽)への信頼」TAR ター Mさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0芸術(音楽)への信頼

Mさん
2023年5月16日
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を感じさせる作品でした。
(だからこそ)ケイトさん自身がピアノやアコーディオンを弾くシーンはなくてもよかった。
「ブラックスワン」はもろに芸術至上主義を感じさせる作品だったが、この作品の根底には別の意味で芸術(音楽)への確かな信頼が感じられた。

追記
再度鑑賞。改めて、頂点を極めた人の転落の物語ではなく、再生の物語であることを再確認。
もう少し、フルオーケストラの場面での曲を長く聞きたかった。
監督は、ビデオのシーンをどこかで見つけて、この映画を作る気になったのかな、と思った。

M
Mさんのコメント
2023年12月17日

ほんとに受けとり方はそれぞれですね。私も特別好きな作品というではありませんが、音楽に対して真摯に向き合う作品だと思っていました。
否定的な見解をする方が意外に多いなあというのが正直なところです。
クラシックもゲーム音楽も音楽に優劣はないという考えに賛成です。

M
りかさんのコメント
2023年12月17日

だからですが、この監督、観客にも失礼ではないかと思います。真面目に音楽のことを思う観客が監督の真意を知ったら愕然とするのではないかと。
また聞きというのは、この監督が本作について書いた物を読んだ方から聞きました。
受け取り方は、人それぞれですが。

りか
りかさんのコメント
2023年12月17日

なぜクラシックが権威の象徴に位置づけられ、ゲーム音楽が真の音楽となるのかわかりません❣️
全く詳しいないですが、クラシックは美しい音色で好まれるのがわかります。片やゲーム音楽も好き好きで違いこそあれど、比較とか優劣つけるのもおかしな話で理解できません。ですので本作、変な作品としか言えません。ケイト•ブランシェットさんの熱演が勿体無い作品だと思います🦁

りか
りかさんのコメント
2023年12月17日

こんにちは♪
共感コメントしていただきましてありがとうございました😊
色々な見方があるようですが、
ターを否定的に観るのではなく、
周りの女性達と監督の意図によって悪者的に仕上げられた、という解釈かな。監督の意図は、また聞きですが、クラシック(権威)を打ち砕きゲーム音楽(真の物)を上に見、ターにとっての目指す道としたらしいですが、納得できにくいです。

りか
こころさんのコメント
2023年6月12日

Mさん
「 MINAMATA 」へのコメントを頂き有難うございます。
水俣病は今も尚続いている … 重い事実ですね。

こころ
Apollōn_mさんのコメント
2023年6月11日

コメントありがとうございます。2度観られているのですね。羨ましいです。私は叶いませんでした。

とにかく、大画面・大音響で指揮者や、オーケストラ団員の位置で音を聴く、夢のような映画でした。

はい、私もターはまた再生していくと思っています!

Apollōn_m
Mさんのコメント
2023年6月11日

なるほど。

M
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2023年6月11日

コメントありがとうございます。
確かに音楽はもう少し聴きたかったです。
練習中はたびたび止まっちゃうし(笑)。
ベルリンからアジアまで落ちのびたターですが、仕事には真剣に向き合っているので、また評価される日が来ると思いました。
個人的に、猿之助の騒ぎが映画にダブってしまい、鑑賞中つらかったです。

ぷにゃぷにゃ
pipiさんのコメント
2023年6月6日

コメントありがとうございます〜。

本作は、私と真逆の受け止め方をしていらっしゃる方々のレビューが大多数で「なるほど〜」と世の中への知見を新たにしています。

監督やケイトの意図は、私は非常にスムーズにスーッと入ってきた気がして理解出来ないと感じた箇所はまったくなかったのですが、世論だと「伝わりにくい映画、よくわからない映画」と評されるのだなぁと再認識しています。映画作りとは本当に難しいものですね。

ドイツ語の字幕が無いという指摘も多く見かけますが、私もドイツ語が充分理解出来るわけじゃないですけどあれは「英語で言ったのとほぼ同じ事をドイツ語で再度指示を出しただけなんじゃないの?」と思ったり。(違うのかな?)

リディアが傲慢という感じには微塵も見えないのですが。
その地位(リーダーという)における適切な業務上の権力の執行を普通に行っているだけ。
上司がリーダーシップを発揮しなかったら組織は回らないです。

ただ、下の者達は「権力者」に対して様々に「自分勝手な思惑をぶつけてくる」という点と
「権威者の発言は、意図せずとも無言の強制力を有する」という点はリディアにもっと警戒して欲しかった部分ですね。

結局、権力・権威の椅子にある者は「自然体」でいる程度ではまだまだ非常に危険であって、
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を肝に銘じ、意識的に日々実践し続けねば思わぬところから足を掬われるという事を痛感する映画でした。

pipi
ゆり。さんのコメント
2023年5月30日

Mさんコメントありがとうございました。私は本作のポスターも予告編も見ていなくてどんな映画か知らなかったから、どうなっちゃうの⁉と後半はドキドキでした。一流の観客はスキャンダルに動じないんだな、と思ったらアレですもん。でも旧態然とした権力にしがみつくのを止めて、改めて音楽だけに向き合う、良い再スタートが切れそうですね。

ゆり。
トミーさんのコメント
2023年5月25日

コメントありがとうございます。今日初めて観たのですが、ラストシーンが希望を持たせるものとは思いもしませんでした。都落ちしたのか位の認識、お恥ずかしい。

トミー
Mさんのコメント
2023年5月25日

そういう意味では、アイランドリーグというよりも、子どもたちが草野球をして遊んでる中で、ボーッと見ていたら、子どもたちに誘われて、一緒に野球をすることになって、ホームラン打って「うわー、かっこいいなあ!!」と子どもたちがざわめいているような風景でしょうか。
大事なことは、子どもたちが「楽しんで」野球してるというところです。

M
Mさんのコメント
2023年5月25日

なるほど。そういう意味での大谷さんだったのですね。
例えて言えば、大谷さんが故障か何かで、一旦、野球をやめてしまって・・・。でも、野球の楽しさを忘れられず、原点に帰って野球を楽しむ、というような感じで受け取りました。

M
トミーさんのコメント
2023年5月25日

再生の物語・・凄い考察です。私は大谷翔平が四国アイランドリーグでプレーするような感覚を抱きました。

トミー
Mさんのコメント
2023年5月25日

ゲームをしていないとわかりませんよね。

M
Bacchusさんのコメント
2023年5月21日

私は全然知識がなかったので???でしたw

Bacchus
こころさんのコメント
2023年5月18日

Mさん
ターがピアノの鍵盤に触れるシーンで指先がズームされていった箇所、私も指のタッチが気になりました。私はピアノ経験者ではありませんが、ピアノ経験者の指遣いは、繊細でとても美しいですよね。

こころ
talismanさんのコメント
2023年5月17日

隣の部屋売りの際に音楽が邪魔だと言われていきなりアコーディオン抱えたターが歌う場面にはびっくりしました。なぜいきなりアコーディオン?ターがアメリカの実家に戻って子どもの時の写真の中に、アコーディオン抱えている彼女の写真がありました。調べたらマーラーは小さい頃からアコーィオンを演奏してたみたいでそれと関連あるのかな、と思いました。リンダ(ター)は子どものときホッケー(でいいのかな?)やっていてメダルもらってるんですね。そのメダルをターが首から掛けている場面はなんか泣けました

talisman