「Dull Dull」TAR ター ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Dull Dull
近年のアカデミー賞受賞作と自分は相性が悪いのは承知で鑑賞。2時間半越えの時点である程度察するべきでしたが、超長かったです。
まず冒頭のインタビューシーン、ここで見事に睡魔に襲われました。物語が面白いくらい動かないまま、延々と会話シーンの連発なのでどうにもつまらないと思ってしまいました。
というか延々会話が続いてるので、オーケストラの壮大なシーンと精神を病む過程を交互に映していく作品だと思っていたので、そこを求めて観にいった身としては思いっきり肩透かしを食らってしまいました。
ター自身、レズビアンという事を公言していて、実際に女性のパートナーや養子もいたりしますが、基本的にその相手に色々と任せっきりで、ターは男性のような生活をしているなーと思いました。仕草が男性っぽいものなので、そこも意識されて演じているのかなと思うと脱帽ものです。長ゼリフを幾度となくこなしたケイト・ブランシェットの演技はお見事でした。
最後も突然終わってしまったので、思いっきりズッコケてしまいました。長いなーいつ終わるのかなーとは思っていましたが、いやそんな急に終わられても…と。
アカデミー賞…どうしてこんなにも合わないんだろうと三度考えることになりました。普段血みどろの映画を観てるのがデカいとは思いますが笑
鑑賞日 5/15
鑑賞時間 11:20〜14:05
座席 H-5
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