「テーマは広そうだが人を選ぶか」ホワイト・ノイズ berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
テーマは広そうだが人を選ぶか
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ホワイトノイズ
家族はデマの温床だ。家族でも、妻でも、全部理解しているわけでは無い。子連れ同士の再婚という要素は今の多様性重視の複雑性を示唆している?、また教育のし辛さの説明ともなっていると感じた。長男の伝聞の理屈っぽさが面白い。
化学的な災害。実際にこうやって騙されたり、振り回されたりしている。災害の名称がすぐに移り変わっていく。健康の被害が出たかもしれないが、他の問題も抱えているため、誰を責めるでもなく進んでいく(しかない)。実際の世の中に似ている。抱える恐怖の要素は少し唐突だった印象もあるが、その後の教授達との疎外感を映して群衆を描いている気がした。そしてエンドロールは主人公達を中心に動かさない。皆ある程度は善良に生きている。
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