ファンタスティック4 ファースト・ステップのレビュー・感想・評価
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全てが想像通りの2時間!何も裏切らない!
いつもは割と長文で感想を描くのですが、あまりに無味無臭で予定調和な映画だったのでそんなに書くことがない。
ファンタスティック4というヒーローの成り立ちや関係性を序盤でさらっと描き、新たな戦いの幕が上がる。
そして戦って勝ってめでたしという映画。
子供への愛情、市民に対する責務みたいなドラマ性は一応あるにはあるが、ありがちな描写をそのままやるだけなので特に胸に響くものは無い。
その後も意外性の無いお決まりの展開。
でかいだけの敵がやる気なさげにまんまとやられたり、ここぞの場面でおしおきの時間だと言わせてみたり、情に絆された敵が最後に助けてくれたりと、予想通りの展開の数々。
赤ちゃんにスーパーパワーがあると示唆されてるのに最後の最後まで一切それを出さないので、スーが死んだ時に「あっここだな」というのも丸わかり。
キャラクターは魅力的だし、別に面白くなかったわけではないんですが、このシーン良かったな!みたいな感想が出てこない、特に印象に残らない作品でした。
60年代の雰囲気が、彼らの活躍を盛り立てる
並行宇宙にある別の地球が舞台になっていて、1960年代の人々が思い描いた未来のイメージが具現化されたような、レトロフューチャーな世界観が面白い。
MCUのお家芸とも言える「マルチバース」だが、「この手があったか!」と膝を叩きたくなったし、今回は、一つの宇宙だけで完結しているので、落ち着いて物語を楽しむことができた。
MCUとしてのリブート版だが、最初から話をやり直すのではなく、チーム結成4周年の記念番組で、それまでの経緯をダイジェストで説明しているので、「スーの妊娠」という新機軸を、モタモタせずに打ち出せたのも良かったと思う。
やがて、強大な敵を前にして、「家族を守るのか、全人類を守るのか」という究極の二者択一が、チームに重くのしかかるのだが、結局、「どちらも守る」と宣言するスーの演説には、「それができれば、最初から苦労しないのでは?」と、何だか拍子抜けしてしまった。しかも、この地球には軍事力というものが見当たらず、敵にミサイルの一発も撃ち込もうとしないので、「共に戦おう」というスーの呼び掛けが、なおさら空虚に感じられるのである。
その敵にしても、ギャラクタスが、リードとスーの子供を自分の後継者にしようとしていることは分かるのだが、そもそも、何のために惑星を食い尽くそうとしているのか、その目的が不明だし、ラスボスのはずなのに、ただ図体がデカいだけで、惑星を食う母艦以外に、これといった能力がないところには、物足りなさを感じざるを得ない。
ギャラクタスがニューヨークに上陸し、街を蹂躙するシーンは、怪獣映画のような見せ場になっているものの、シルバーサーファーが世界中の物質転移装置を破壊したのに、ギャラクタスがニューヨークの装置を破壊しなかったのは、間が抜けているとしか思えないし、インビジブル・ウーマンの「母性の力」とシルバーサーファーの怒りの前にあっさりと消え去るところは、見かけ倒しとしか言いようがない。
ただ、作品に漂う60年代の雰囲気のおかげで、そうした「お粗末」なところも、楽しみながら観ることができたので、原作の漫画やアニメのテイストを活かした時代設定は、成功だったと言えるだろう。
家族は強い
MCUの作品で過去1よかった。
インビジブルウーマンが強い!
ギャラクタスの星から逃げるシーンはハラハラする
あの子供は死者を蘇らせる力がある?
そしてドゥームも狙っている。
さあ来年のアベンジャーズどうなる?
どうやってサンダーボルツのいる地球と合流する?そこは描かれなかったので残念
母は強し!愛は地球を救う!
如何にも昔の作品で描かれた未来のような世界観で不自然な感じが拭えませんでした。
オープニングにダイジェストみたいな形で、今までの経緯から伏線に至る部分まで、アッサリと見せてくれたのも良かったんじゃないでしょうか。全く知らなかった人もそれなりに理解できたと思います。
自分は、今までのファンタスティック4、全て見てますが、やっぱり一番最初のやつが良かったかな。(本作は2本目のリメイクになるのかな?)本作も決して嫌いではないですが、なんか古臭い感じが前面に出過ぎて、馴染めませんでした。
【ネタバレ】
撮影技術も進歩して、大がかりで派手なシーンが多く、楽しませてもらった気がします。でも、なんかこう、手に汗握るみたいなドキドキはあまり感じなかったかな。
淡々と話が進んでいく気がしました。
ラストにしても、母は強し!って感じで火事場のクソ力を見せてくれたんでしょうが、それほどの興奮は無かったです。今後のマーベルの展開を考えて、死ぬことはないだろうと思ってたんで、復活に際しても全然感動しなかった。
変な盛り上げ方で、かえって冷めてしまった気がします。
ところで最後に出てきたあいつは何なんでしょう?アベンジャーズで、帰って来るって書いてあったけど、この世界観の違う地球でどう絡んでくるんだろう?
そっちに興味があって、ちょっと評価上がっちゃいました。
びっくりするほど「アガらない」
(混むのがイヤなので)基本的に1〜2週間経ってから観に行くのですが、久々の「ファンタスティックフォー」だったので初日の朝イチで鑑賞。
MCUに関してはフェーズ3からはほぼ観てません。
また、コミックに関してもにわか知識しかありません。
実写化されてる「ファンタスティックフォー」も2005年の「超能力ユニット」と続編の「銀河の危機」のみですが、
この二作が面白かったので今回映画館で鑑賞する事を決めました。
で、観た感想ですが……
マーベルファンの方、この映画を楽しんだ方、すみません。
結論からいうと私には「マジで面白さが見つからない」映画でした……
これからいくつかそう感じた理由を書きます。
①世界観の作り込みが甘い
…まず、「ファンタスティックフォー」がヒーローとして活躍している世界である事が提示されますが、
ここら辺は違和感無かったです。
ただ、コミックの生まれた年代などに合わせて「レトロフューチャー」感を「出そうとしてる」のは元のコミック知らない私でもなんとなーく分かるんですが、
それが全然飲み込めなかったです。
パトカーは空を飛んでるのになぜか一般市民の車は普通の車だし、
「レトロフューチャー=近未来的な技術が普及してる昔の街並み」って感じが微塵も無いんです。
なのでイマイチ飲み込めませんでした。
次にファンタスティックフォーのメンバー達が使う技術も、
「すごい近未来的」なのは分かるんですが理屈として「どうなの?」とツッコミを入れたくなる場面が幾つかありました。
特に「ワープ技術」。
宇宙船で宇宙に行って戻ってくるまでの序盤の最後の方、
「ブラックホールの力を利用して敵を撃退しつつ、引力を推進力に変えて(ブースター無しで)ワープして地球に帰還する」まではちょっと「無理ないか?」と思いつつも、まあ良しとしましょう。
気になったのは敵の脅威を回避する為に「地球ごと安全圏へワープする」っていう最初の作戦。
一般市民に向けて説明する為にリード(Mr.ファンタスティック)は「卵」を使って実演してみせましたが、
卵が移動する為には移動元だけでなく「移動先」にもポータルが必要でした。
なのに「敵が簡単に近づけない程遥か遠くに地球という巨大な物体を移動させる」という途方もない計画を立てます。
観た瞬間「移動先のポータルはどうすんの?」と普通に疑問に思いました。
明らかに無理筋ですよね?どこにワープさせるつもりだったの?
その後その計画が頓挫したので「残ったポータルで敵の方をワープさせよう」という計画ですが、
サーチ能力や念力(スーに無理やりお腹の子供を産ませようと操ったり。これは主人公サイドは知らないけど異議を唱えたシルバーサーファーを手を使わず苦しめたり)なども扱う事が事前にわかっていた敵が「物理的に地球に降り立ってくれる」という保証がないまま進めるし、
それにまんまと乗っかってくれる敵も「いや、配下に盗ませればよくない?」としか思えませんでした。
わざわざシルバーサーファーには自分がいる場所から遥か彼方まで「宣告」までさせたのに?
ここら辺はご都合主義だらけでしたね。もしくは「敵の能力」に対する説明不足。
で、ポータルの前まで「おびき寄せた」まではいいとして、
なんで目の前で子供とダミーを置き換えてるんだよw
「目眩し」したってサーチ能力があるんだからバレるに決まってるだろww
で、最終的に子供を手中に収めた敵をそのまま超能力でゴリ押してポータルまで押し込み、最後は子供を寸前のところで奪い返して寝返った「元」敵キャラのシルバーサーファーが突進してダメ押しの一手で敵が(どこか知らないところへ)飛ばされて戦闘終了。
一言で言うと「ハラハラ」も「ドキドキ」も「ワクワク」もしないんですよ。
どこかで観たような展開と先が容易に見える話運びのせいで。
唯一ほんのちょっっっっとだけ驚いたのは「スーが敵を能力でごり押して後退させたところ」。
あそこは「母は強し!」と思わせたんですが、
「能力の過剰な行使で力尽きる」って描写に説得力が無いです。
リードがピンチの時は「リード用に作った伸縮自在のスーツですら破けるほど引き伸ばされて身体に負担がかかってる」ってシーンがあったのでまあ良いんですが(にしたってリードってあんなに手足しか伸びなかったっけ?身体があんま伸びてるように見えないんだけど…とも思ったけど)、スーの場合は「身体に負担がかかってる」って描写がないから「踏ん張ってる」だけにしか見えません。
2005年版のだと能力の使いすぎで鼻血が出てしまいブラックアウトする…って感じでしたがそういう描写がないので緊迫感がありませんでした。
②キャラの言動に感情を揺さぶられない
…ここら辺は良いところもあったのですが、悪い所が目立ちました。
まず良いところから言うと、「ファンタスティックフォー」全員が各々で対策や分析を進めようとするシーン。
特にジョニーは「考え無しで無鉄砲なだけ」のキャラではなく、
「お調子者だけど閃きと分析力を駆使してシルバーサーファーの正体に迫る」というシーンが入ってて良かったですね。
他の面々も「ヒーローである前に宇宙飛行士という知力・体力が優れていないとなれない職業である」という部分がある程度展開に活きるように話が進んでいたのはプラスポイントでした。
ただし、スーの言動の一部には納得が行かない点も……
それを話す前に彼ら4人を取り巻く「民衆」の言動がお粗末かなぁと。
これは前述した「世界観」についても通ずるところですが、まず「スーの子供を渡さないと地球が滅ぼされてしまう」という点、
「地球を喰う過程で子供を攫えば反乱分子も排除できて邪魔も入らないし先に地球の大部分食っちゃえばいいんじゃね?」っていう敵へのツッコミは置いといて、
「子供を渡せば地球の危機が回避される」っていう点を多くのメディアが公然と「彼らはなぜ子供を手放さないのか」と批判するとか有り得ますか?自分が同じ立場になったらそんな事言えますか?
「一部の民衆が抗議に押しかける」までは良いんですがメディアがそんな非常識な行動を公然と後押しするって展開が全然現実味が無さすぎて無理でした。
メディアにも悪い所は現実にも有りますが「超えちゃならない一線」くらいあるでしょうよ。
で、スーの話に戻ると、
リードが「最悪の事態も想定して策を練らないと….」とか言ってたらいきなり噴き上がって「子供を渡す事考えてたでしょ!」とかヒスり始めます。
で、「誤解だ」と言っても聞かずにちょっと夫婦喧嘩になります。
「このくだりいる?」ってのは百歩譲って置いといても、
その後あろうことか「子供を宇宙人に引き渡せ」と怒って自宅のタワーまで来た民衆の前に出て行って軽くスピーチしたらその人達黙って聞いてるんですよ。
終いには涙流して感動してる人までいて。
せめて「リードとスーの口喧嘩からリードが策を思い付いて、それを声明として出したらみんな理解してくれた」とかで良くない?
なんでごく少数の人達(しかも子供の命を犠牲にしろと言ってる人達)の前に子供連れてくんの?
危ねぇだろ。
あとスーが透明化でお腹の子をリードに見せるんですけど、
あんなに大きくなってるのに赤ん坊が「逆子」なんですよ。
能力の有無とか放射線の影響とか調べる前にまずそっちを心配しろ!w
それ以外のスーのキャラ造形とかは悪くなかった気がするんですがねぇ……
③アガるバトルシーンおよびアクションシーンが足りない
…これは前日に映画館で観たのが「スーパーマン」だったからかもしれませんが、アクションシーンが少ない気がします。
特に「猛烈にテンション上がるようなアクションシーン」と、
それを盛り立てる為の「カタルシスをもたらすシーン」が。
物語もわりと作戦通りに進むし、伏線もそんなに「あ、ここで効いてくるのか!」って納得させられるのは卵のシーンくらい(その卵のシーンも前述した通り飲み込みづらいし)。
シルバーサーファーの言語を解読して正体を暴いてそれをシルバーサーファー本人に突き付けるシーンもその前後に「すごいアクション」をしてくれるわけじゃないから肩透かし感が凄かったです。
こんなところかな?
「MCUはつまらなくなった」とか言われてますが、
私は近年のMCU作品観てないので正直そんなのどうでもいいですし、
本作のインタビュー記事でスー役のヴァネッサカービーやジョセフクインが炎上してましたが、
「余計な事言わなきゃ良いのに…」とも思いつつ「これはファンに対する言葉選びを間違えたな」くらいにしか思ってませんでした。
ただそんな事どうでもいいです。
とにかく私の中では「面白くない」。
それだけですし、それが残念でした。
ポスクレも「はいはい出てくるならアンタだよね」って感じで、
エンドロール後は
「何見せられてんだろ…」
「別に往年のファンじゃない奴からしたらアニメ映像見させられてもアガらんよ、隠し要素があるとかなら分かるけどそれもにわかファンや新規ファンじゃ分からんし」
って感じです。
穏やかな世界観、三度目の正直‼️
メジャー作品としては3回目の映画リブートだよね。
コンテンツに向上があるとは思えなかった。
あんまし期待しないで、でも、ヒーロー映画の派手な展開だけ楽しもうと観に行った。
…感動した。
派手じゃなくて、わりと落ち着いた静かな展開で、世界観も60年代から70年代のアメリカ昇り調子の頃。
時代性と、柔らかな手触りの画質が「ワンダヴィジョン」に似ていると思ったら同じ作り手かぁ❣️
マーベル初期のヒーローと言うイメージがこちらにもあるので、その世界観はあってる。
ホワイトウィドウで魅力を感じていたけど新作『MI』には出なかったので寂しく思っていたヴァネッサ・カービーが、今作では主役を貼っていて、なおかつミスマッチとも思える母性を爆発させていた。
そのヴァネッサ・カービーも主役顔とも言い難いけど、他のメンバーも、なんか物足りない面々…、だからこそ、しっとりとした演技を楽しめて良かった。
有名な背景を持つ、敵役のシルバーサーファーだけど、宇宙を最新映像技術でサーフィンしていたし、今回は女性で、当初から悲壮感が漂っていたけど、美しかったね。
主役の4人が、強大な敵ギャラクタスに対し、いまいち本来のスーパーパワーを発揮できないのが物足りなかったけど、物語の筋は、可愛い赤ちゃんを軸に、その赤ちゃんの存在を世界と天秤にかけられつつも、世界の周囲の目は穏やか…、4人が最適解に突き進む骨太の物語。
面白かったっス❗️
各国政府とか軍隊とかが全く出てこなくて、地球の防衛は4人だけ…、そして、「世界」がギャラクタス追放作戦に即座に協力するのが、あえてなのだろう…、なんかシュールでもあった。
「銀河の危機」よりは良かったが…
敵の目的やら色々知ってて観る分、面白さは減ったような気がしました。
ほとんどスーとジョニーしか活躍しないのもなんだかなぁ。
レトロでアナログなハイテクの世界観は◎
ファンとしては、ジョン・マルコビッチが見たかったな。
4点!
どうせカートゥーンならこの位スカッとしたい。
悩むならこの位重要な選択で悩みたい。
宇宙の出産シーン初めて観た。
ペドロパスカルはゴームズじゃないと思っていたが、意外とピッタリでした。
妖星ゴラス味、この地球の人はみんな出来てる。
最後もアニメで満足、ムッシュムラムラは無かったけど。
おかしな、おかしな、A.I. Concept
本作を見る前に時代が50年代とするファンタスティックフォーをある動画サイトで見てしまった。
それが往年のスター4人がファンタスティックフォーを演じていたが、そんなんあるわけもなく、疑ってみたのが悪かったのか、AIが生成した彼らはどうしても完璧な本人とは思えなかった... それでたぶん個人で思っている事なのでどうでもいいけど、ユニフォームの青繋がりと時代背景がPANAMビル繋がりで、本作がベースになっていると思ってしまったところに個人的に恐縮するけど本作自体がそれほど面白いとも思えなかった。
しょせん、『ファンタスティックフォー』自体が好きではないってことね!?
ラストはあたしの好きな『大魔神』が出てきて、とっ散らかします。
それと次回作はきっと... 『ファンタスティックフォー』ではなくて、『ファンタスティック・ファイブ』ですね?
AIが作ったシナリオみたいで、これ以上伸びないリードぐらい薄い内容だったと思う
2025.7.25 字幕 MOVIX京都
2025年のアメリカ映画(130分、G)
原作はスタン・リー&ジャック・カービー『ファンタスティック・フォー』
地球を狙うエイリアンと戦う超能力一家を描いたヒーローアクション映画
監督はマット・シャンクソン
脚本はジェフリー・キャプテン&イアン・スプレンガー&ジョシュ・フリーマン
原題の『Fantastic Four:First Step』は「最初の一歩」という意味
物語の舞台は、アース828のアメリカ・ニューヨーク
宇宙探索にて予期せぬハプニングに見舞われたリード・リチャーズ(ペドロ・パスカル)、彼の妻スー(ヴァネッサ・カービー)、スーの弟・ジョニー(ジョセフ・クイン)、リードの高校時代からの親友ベン(エボン・モス=バクラック)は、大量の宇宙線を浴びてしまい、特殊能力を身につけることになった
リードは変幻自在に体を伸縮させ、ミスター・ファンタスティックと呼ばれる
スーは体を透明にできることからインビジブル・ウーマンと呼ばれ、ジョニーは体に炎を纏い、空を飛べる能力を有しヒューマン・トーチと呼ばれた
そしてベンは、全身が岩に覆われたような姿に変わり、ザ・シングとして慕われるものの、普通の生活とは縁遠くなっていた
ある日のこと、スーの妊娠が発覚し、待望の家族が増えることになった
宇宙線を浴びた両親から生まれた子どもということで心配するリードだったが、どんな検査をしても異常はなく、子どもはスクスクと育っていった
それから数ヶ月後、彼らの前に思いもよらない敵が姿を現す
それはメタリックな姿をしたサーファー(ジュリア・ガーナー)で、宇宙の果てにいる最高捕食者ギャラクタス(ラルフ・アイネソン)の使者だという
ギャラクタスの獲物となった星は抵抗することもできずに食われてしまう運命で、リードたちはそれを阻止しようとサーファーの痕跡を追って宇宙に出ることになった
そこでギャラクタスと対峙することになった彼らだったが、ギャラクタスは思いもよらぬ提案をしてくる
それが、リードとスーの子どもを渡せば地球は見逃すというものだった
交渉は決裂に終わり、地球のみんなに報告するリードだったが、市民から非難の声を浴びてしまう
だが、スーは市民の前に立って、「地球の為に子どもを犠牲にはしない」と言い、ギャラクタスと戦うことを宣言するのである
映画は、どの世界線の延長線上か最早わからず、フリークか制作サイドの一部だけが世界線を共有しているようなものとなっていた
「ああ、アース828なのね」でわかる人はマニアだと思うのだが、映画は初心者向けの内容になっていて、起承転結のはっきりした勧善懲悪ものとなっていた
逆に言えば、ほぼ捻りの無いストーリーで、過去のハリウッド映画をAIに学習させて、売れそうなシナリオを書いてもらった、というぐらいにテンプレ感が満載に思えた
ストーリーとしてもおかしな部分が多く、例えばギャラクタスとの交渉に向かった結果をそのまま報告するというのも微妙で、市民の反応を考えたら伏せておくと思う
また、妊婦なのに宇宙に向かうのも不自然で、地球に残って彼らを見守るでもよかっただろう
3人で交渉に入るものの無理難題を言われてスーには言えずに苦悩する、とかでも良かったし、それがバレてスーが激情する方が自然にも思える
そして、相手の真の目的がわかった段階でスピーチに繋げることも容易で、コロコロと意見が変わってなびく人々を描いたところであまり意味はないように思えた
さらに、惑星を丸ごと食べるというギャラクタスだが、実際には機械のようなものが食べていて、その栄養素みたいなものを注入されているだけだった
なので、実際のギャラクタスはそこら辺の高層ビルぐらいの大きさで、一気にスケールがしょぼくなったような気がする
彼自身が単身で宇宙船みたいなところから地球に降りるのだが、この辺りも物理的法則完全無視で、あの宇宙船が地球の近くに現れただけで甚大な影響が出ると思う
ギャラクタスを宇宙の彼方に放り出そうとするブリッジも相手が木星ぐらいにいる段階から建設が開始して完成しちゃうので、映画の中の時間はかなりの年月が経っている
それゆえにすぐそこにある危機にも感じられず、子どもを奪うだけなら、あの宇宙船で近くまで来る必要もなかっただろう
サーファーに奪還を命じて待っていれば良いだけなので、単に地上戦を描くためだけに登場させたように思えてしまった
挙げるとキリがないので割愛するが、全てにおいてサプライズがなく、アクションも地味で動きが少ない
未公開のファンタスティック・フォーのメンバーのカメオ出演もほぼわからないレベルで、ポストクレジットの謎の男も顔すら見せない
見どころはエンドクレジット後のアニメのOPぐらいで、懐古厨なら感涙の展開だったのかな、感じた
いずれにせよ、極めて「普通」の作品で、これを現時点で公開する意味があったのかは謎だった
能力を得るシーンは割愛されているし、地下帝国とかの戦いもダイジェストだったので、後半にスーが助けを求めに行ったキャラも「こいつ誰だったけ?」みたいな感じに思えた
一応、彼らを統括するチーフ・リン(サラ・ナイルズ)もいるのだが、いてもいなくても良いレベルだった
そう言った脇のキャラの描き方も含めて、もっと洗練すべきものがあったのではないか、と感じた
ラストはドクタードゥーム〜
初日IMAXは、都内では鬼滅が多く、ファンタやってる劇場は少なめのせいで大混雑だった。原作の漫画に近いので原作ファンは良いのかも。マーベルのアクションを期待しすぎると途中ドラマ部分がダルく感じてしまった。ヒロイン2人が子持ちというのがウケ悪そうだけど、原作に忠実だからワタシは良かった。
シルバーサーファーも子持ちでヒロイン感少なめ😓
ジェシカ版のように原作からかけ離れてるものよりはいいけど、古き良きアメリカ物なので好き嫌い分かれそう。最初のアニメシーンで日付が出てたけど毎日変わるのかな??
エンドロール後にドクタードゥームが出てきたけど、仮面は映るけど・ダウニー・Jrは映らないのが残念andアベンジャーズへ期待。
割と原作漫画に忠実に感じたし、エンドロールのファンタを作った相棒へのメッセージは胸アツ😭
予想に反して中年ニキだらけでした
あまりにひどい
酷すぎてレビューするためにわざわざアカウントを作成しました。。
3分で考えたような脚本と50年前のCGで出来た映画です。
全くみる必要がありません。唯一の見所はエンドクレジット後の映像の一つ目でしょうか。。
ほんとに言いたい!生き返らせるなら殺すな!ホントにあそこで泣きそうになった。。マーベルもここまで来てしまったかと。。
もうエンドゲーム頃のワクワクは望めません。。
スーパーマンは楽しめたのでDCに期待です。スーパーマン未視聴の方はぜひご覧ください。このクソ映画の50000倍は楽しめます。
全113件中、101~113件目を表示