ファンタスティック4 ファースト・ステップのレビュー・感想・評価
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レトロな雰囲気のみ
うーん。
原作が作られた時代背景を活かした造りをしてる点は面白く感じた。
ただ4の住まいや設備部分がレトロ風にしつつもやってる事は、遥か未来のシステマティックなものだったり、宇宙空間での移動や活動は、なんか中途半端な感じがした。
当初の原作的な感じなのだろうか?
そしてギャラクテスというキャラの設定がなんともおとぼけな機械的巨人で動きも鈍く大きさのみの迫力でしかなかった。
そのためラストのスーの献身的な行動にも心がついていかなかった。
もう一つ最大の謎はギャラクテスを飛ばす先に同一の建造物(場所を認識せず)を作らない状態でものを飛ばせるのか?って点は納得できなかった。
タイトルなし(ネタバレ)
レトロフューチャーの世界観、音楽がいい
何が悪いのかよくわからないが展開やその繋ぎが雑に感じる特に終盤
F4だけでなく今年出たMCU3作に共通した雑さを感じる
あれだけ子供大事にしてたのに囮に使ったところで急に冷めてしまった
リードとスーが葛藤しているシーンも一瞬あったがやっぱり雑だと感じる
今回のテーマから外れてるからなのかもしれないが4人の特徴を生かしたアクションが見たかった
設定など側が良いだけにもったいないと感じた
大怪獣ギャラクタス対ファンタスティック4
いまいち実写化に恵まれない印象のあったF4だけど今回は割と手放しで褒めてあげたい。。
まずメインテーマがカッコいい。「ファン!タス!ティック4~♪」と高らかに響くヒーローソング調のテーマ。20世紀FOXが作った直近の映画は最後までこのチーム名を出し渋ったが、やっぱりヒーローは名前を叫んでこそだよな。シャックマン監督は中々分かってる。
物語は序盤で簡潔にオリジンを説明し、すぐに本筋へ。敵として登場する数々のヴィランをダイジェストにしつつ、早々にシルバーサーファー登場。宇宙船ギャラクタス号がどこかの星を滅ぼしたりブラックホールに吸い込まれながらスーが産気づいて出産したりしつつ、最後はギャラクタスとの戦いへ。敵のスケールアップと物語テンションの勾配が一致していてとても気持ちいい。
印象に残っているのは、ギャラクタスに追い払われて地球に帰ってきたF4を群衆が迎える場面。
道中BHに巻き込まれながらスーが出産したので、腕に赤ん坊を抱いての帰還というあまりにも希望に満ちたビジュアルと相反して、人類に逃げ場なしの状況であるというコントラストの演出がとても見事。名シーンである。
さて今作の白眉はどう考えてもシルバーサーファー。
銀ピカハゲという今までの印象を覆す女性キャラ。シルバーサーファーが女性!そういう事もあるのか…。これはとてもセクシーだから良いと思う。ジョニーだってそう言ってた。
そして自然な流れでフラグの立つジョニーとシルバーサーファー。シルバーサーファーとロマンス!そういうのもあるのか…。銀色の体にジョニーの顔が映し出されるシーンはとてもフェティッシュ。
元から激ツヨ設定だったが、今回のシルバーサーファーはそれに輪をかけて凄い。
外装を透過して宇宙船内に侵入し、ハイパースペースまで追いかけてきて、ブラックホールに吸い込まれかけても普通に帰って来るなど、ほとんど無法な強さ。
しかし強烈な戦闘力に反して内面は繊細で、星々をギャラクタスに捧げている事に対して大きな葛藤を抱いているギャップがグッとくる。
中盤から終盤にかけての対ギャラクタス作戦は本当に好き。
「ギャラクタスを止められないのなら、地球が動いて逃げればいいじゃない」という逆転の発想である。まさかの『妖星ゴラス』展開にド肝を抜かれる。
そして全世界の英知を結集した超次元ブースターを街中にドーン!そんな場所に!?というツッコミはありつつ、この辺の展開が本当にゴラス的で胸が熱くなる。ついに時代がゴラスに追いついたのか。作戦始動間際に危機的状況が発生する所まで同じでこれは本当に凄い。しかし襲ってきたのが怪獣マグマじゃなくてシルバーサーファーなので作戦はあえなく失敗。
そうして迎えたラスト、ついに地球へ降り立つ大怪獣ギャラクタス。海を波打たせ、飛沫をあげてのアメリカ本土上陸。やはりこれは東宝怪獣特撮では?
ギャラクタスと自由の女神との大きさを比較させ、足元からなめ上げるアングルで巨大感を見せる。建物越しにギャラクタスを配置して奥行きの中に巨体を見せ、重い足音と破砕する窓ガラスで重量感を表現する。車が股下を抜け、覗き込むギャラクタスと目が合うエメリッヒゴジラ でも見られたアクションと巨大表現との融合。このギャラクタス戦は巨大感の演出が殊の外素晴らしい。シャックマンお前、特撮もいける口か?
この作品は始めから終わりまで非常にテンポが良く、次々と物語がスイングしていくので飽きる暇がない。
特に終盤の怪獣特撮然とした数々の名ショットには感動を覚える。CG技術の成熟によって、もはや作れない画は無いとまで言われる近年。大破壊などはもう見慣れた観客にどうアプローチしていくのか?という回答を純特撮的な巨大感の演出という絵面で見せられるとは思わなかった。懐古やオマージュではなく、純粋にギャラクタスの強大な存在感を観客に訴えかけようという監督の熱意がヒシヒシと伝わってくる。
その反面、F4側のアクションは全体的に薄い感じ。
そこは監督もハッキリ割り切っているようで、せっかく盛り上げたギャラクタスやシルバーサーファーの存在感を最後まで持たせるようにヒーロー側の見せ場を絞り込んでいると思う。
ヴィランが超宇宙的な強敵だったからこそ、ブラックホール脱出や妖星ゴラスを思いつくリード博士の機転、相手の言語を通じて対話を試みるジョニー、ギャラクタスすら押し返す母の愛を示すスーなど、人間的な知恵や感情を爆発させるシーンはむしろ印象が協調されていて、何だかんだバランスは良いのではないか。
フェーズが切り替わっていろいろ迷走もしたりしたが、近年は着実に当たりを重ねているMCU。次の展開への期待が非常に高まる一本 だった。
・まさかのモールマン大活躍。しかしお前、ショッピングモールを陥没させて一体何を…?
・太古のアニメ版もフィーチャーされていて満足。でもあれハンナ・バーベラ版じゃないな?
・やたら活躍するお助けロボハービー。お前誰だ?宇宙忍者ゴームズには居なかったよな?
・船を透明にしてくれ!…次の陣痛が収まったらでいいから
・記者会見であまりにも迂闊すぎるリード博士。嘘がつけないとかいうレベルじゃないぞ
・溶岩状の何かを浴びて熱っち!ってなるギャラクタス
・良い土だ…ってするギャラクタス
・リードをびよーんとしてニンマリするギャラクタス
まあ…オーソドックスな感じ
同じスーパーパワー得られたのに一人だけあんな姿になったの可哀想やね。
まあまあ面白くはあったけど、粗も結構あったかな。
あんな意味ありげな塔の真ん中に赤ん坊置いてもさ、そりゃ不自然やろ(笑)
DCはスーパーマンをリブートさせてマーベルとは別の道へ。
この先どうなるものか。
これで良いんなら、良いです
「母は強し」ってことだよね。
最後なんか、それだけでやっつけちゃうし。
エンドロール後は「ファンタスティック4はアベンジャーズ/ドゥームズデイで戻ってくる」のアナウンスなんだけど、これ、どうなの。
『うおおお! ファンタスティック・フォーが!』って感じなのかな、そうなら良いんだけど。『もう、このやり方、大概にしとけよ』と思っちゃったけど、そんなこと、ないの?
ヴァネッサ・カービー好きだから、ずっと観られて、そこは良かったな。
シルバーサーファーの悲しみも良かった。演じたジュリア・ガーナーもね。
新たなリブートは家族テーマの王道ヒーロー
さほど期待はしていなかった。何故なら主役のペドロ・パスカルが科学者?何となく合ってない感じがしてたから。個人的にヒーロー物で髭面はねぇ。と思っていましたが逆に奥さんから詰められたり子煩悩であるが故に苦悩する姿はむしろ良かったんじゃない、少なくとも今回は今までにないF4ベイビーがシナリオに大きく絡んでくるんで涙腺崩壊気味でした。愛する我が子と地球の存続を天秤にかけられ悩むMrファンタスティック。最後にどんでん返し的な捻りもあり退屈せずに楽しめました。しかし大魔神ギャラクタス、もう少しビジュアル何とかならんかったのかなぁ。もう大魔神にしか見えん(笑)あまり評判は高くないですがレトロな王道ヒーロー、個人的に評価です。
脚本が酷すぎる。が最低と言うほどでもない
次回アベンジャーズに向けた繋ぎ映画なので、序盤の駆け足自己紹介パートはまだ許せるがいくら何でも脚本が酷すぎる。
鑑賞中に気になっただけでも、
・妊娠中の奥さんを宇宙に連れて行くな
・自分の子供と地球が天秤に掛けられたって言う必要なくない?
・自宅まで押し掛けて来る人間があんなスピーチで納得する?理解できるような人はそもそもデモに来ないだろと。
・天才が閃いた解決方法が地球を移動させるって無理ありすぎだろ。
・散々シルバーサーファーに色々やらせていたのに何で最後はギャラクタス自身が動くの?しかも歩きなの?
・囮に使った子供を直前で入れ替える必要ないだろ。サーチ能力あるんだから意味ないし家政婦ロボしか居ない自宅の方が危ないだろ。
言いたいことは他にもあるが、事前の期待度の低さや全体的なチープさで何故か中和されるからか、映画としては観れなくはないかなという感じ。
過去のシリーズを見たことないが、鑑賞
4dxで鑑賞。
過去何回か作られた『ファンタスティック4』は一切見たことないが、今作を鑑賞。
結論から言えば見たことなくても充分楽しめた。
未来なのか過去なのか分からないレトロで色鮮やかな世界が舞台で、特殊能力を持つファンタスティック4が攻めてくる敵から人類を守る、
そんな話だった。
キャスト編では、主役のペドロ・パスカルは、家族を大切にするヒーローを好演し、本当に今、ハリウッドで引っ張りだこな俳優だと思った。
ジョセフ・クインは、どうしても『グラディエーターⅡ』の残酷で無知な暴君のイメージがあったため、今作のような人類を守るヒーローという違う一面も見せられて、役者の凄さを感じた。
対して、敵ボスキャラは誰が演じるんだろうかと思って見てたら、『のび太の大魔境』の巨大ロボットのようなのが出てきて、ファンタスティック4たちに圧倒的な強さを見せつける。
これはどうやって倒すのか?と思って見ていたら、手が届かない遥か彼方の時空に飛ばすというオチだった。ボスキャラが強いのに、尺の関係上か意外にも呆気なく倒される洋画を度々見たことがあったので、この斬新なシナリオはかえって面白かった。倒せない敵もいるということか。
ヒーローにも赤ちゃんが産まれて、この先、どういう展開を見せるのか楽しみ。
レトロな感じだけど近未来みたい
MCUの新作なので鑑賞しました!
宇宙ミッションのさなかに起きた事故で特殊能力を得た4人は、その力と正義感で人々を救うヒーローチーム「ファンタスティック4」として活躍している。
チームリーダーで天才科学者のリード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティックは、ゴムのように自在に伸縮する体を操り、妻スー・ストーム/インビジブル・ウーマンは、透明化や目に見えないエネルギーシールドを使いこなすチームの精神的支柱。スーの弟ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチは、炎を操り高速で空を駆け抜ける陽気なムードメーカーで、リードの親友ベン・グリム/ザ・シングは、岩のように強固な身体と怪力を持つが、内面に葛藤を抱えた心優しい人物だ。
世界中で愛され、固い絆で結ばれた彼らは、スーの妊娠という知らせを受けて、喜びに包まれる。しかし、リードのある行動がきっかけで、惑星を食い尽くす規格外の敵、宇宙神ギャラクタスの脅威が地球に迫る。滅亡へのカウントダウンが始まる中、ヒーローである前にひとりの人間として葛藤を抱える4人は、世界を守るために立ち上がる。
というのがあらすじ!
今回はメインの神聖時間軸ではない別のアース828が舞台になってます
そして序盤はダイジェスト!笑
能力を得た理由や4年間の活動はあっという間に終わった…笑
過去の作品観てたので何となく覚えたましたけど初めて観た人はダイジェストだとよくわからないのでは?
4年の活動に関してはよくわからずに終わってしまいましたが…
原作コミックを知ってる人はわかったのでしょうか?
ギャラクタスから逃げるために地球をテレポートさせようとするんですけどシルバーサーファーの妨害で失敗!
ふと思ったのが転送先にも装置いらないんだと思いました笑
卵で実験したときに転送先にも装置みたいなのあったからてっきりいるのかと思ってました!笑
ギャラクタスを転送させることに成功するけどまたいずれ戻ってきますよね…
そのときには勝てるのか🤔
フランクリンが母親を復活させたしかなり強そう!
戻ってきたときに生きていればですけど…
あと特にあらすじとか見ないで観たんですけど1965年の設定みたい
だからレトロな感じなんですね!
でも車が空飛んだりロボが火事などやったり近未来になってます
そしてハービーがほしい!
高性能すぎて一家に一台ほしい…笑
最後には4年後になっててドクター・ドゥームがいた!!
てっきりサンダーボルツに繋がるのかと思ったらそうでもなかった…
時代も違うしその経緯はアベンジャーズで描かれるんでしょうか?
次のMCU作品が楽しみです😊
面白い映画をありがとうございました!
新 ファンタスティック・フォー
以前のは少しだけ見てます。
今回のは、パラレルワールドもしくは完全新作。配役も変わっているし関係性も若干違う。
ただ、この作品だけを見て完結できると思うのでふらっと見に行くことは出来ると思う!
内容は、ファンタスティック・フォーが巨大な敵に関して頑張って挑む話。無双する!というよりは頭を使い相手を理解し科学で倒す的な。
この世界線は、すごい未来だね。もともとを見てないから分からないけど技術がすごい!!
異能を活躍させてのバトルを期待したけどこれはこれで良きでした!ストーリーも子供の話から始まり終わりまで綺麗に纏まっている!!
今後のMARVELとの絡みが楽しみです!
面白かったが2作目でやって欲しかった
序盤にどうして特殊能力を手に入れたのか、どんな活躍をしたのかがテレビ番組の映像としてダイジェスト形式で流されます。
その後はそういう4人組のチームがあるということだけ知らされた状態で話が進み人間関係の深堀やヒーロー活動への向き合い方、信念などには特に触れられませんでした。個人的にヒーローものはここをしっかり映してくれないと没入感が減ってしまうので残念でした。
ダイジェストで紹介された敵の地底人が後半に少し出ますがその人物がどんな人間なのか、普通の人間と何が違うのかよく分からなかったです。(時代設定の割に近未来的な物も結構あるし避難先はそいつの国とかじゃなくシェルターとかで良かったんじゃ…)
他にもツッコミどころとしてこれから宇宙にいる強大な敵と対面するのに妊婦を連れて行ったり、敵が提案してきた交渉内容とそれを拒否したことを正直に話した上で、安全か?という質問に分からないとだけ答えるなど明らかに言うべきことと言わない方がいいことを逆にした会見を行ってデモが起きたり等雑な点も少しありました。
ここまでは批判的な事を述べましたが、シルバーサーファーの動きがどれもかっこよかったり、産まれた子供と親とおじさん2人の家族感、生活の中のレトロな部分など観ていて楽しめました。
一応予習のつもりで昔の映画3つ観た身としてはギャラクタスって本体別にあったんだと驚きました笑
アクションシーンは殺陣のようなスタイリッシュさとは違う強大なものに協力して挑む派手さがあって良かったです。
ポストクレジットもドゥームズデイへの期待を高めてくれる素敵なものでした。
総じて面白かったけど今後のMCUの展望として時間が無く2作目でやるべきことを1作目としてやったのかなと言った感じでした。
1作目で特殊能力を手にして葛藤などを描き敵は地底人などまだ地に足の着いた敵、2作目が今作、なら凄く没入できたと思います。
あと見逃しただけかもしれませんがファンタスティック4のマネージャーみたいな黒人の女性はどういう立場だったのかだけ最後まで気になってしまいました…スーがリーダーやってる団体の人?
ツッコミどころ多し
いやもう色んなことが気になりすぎて。
地球の危機や!ってときにノープランで武器も持たずにレトロなロケットで敵に会いに行くし、妊婦連れて行くし、案の定、敵の目前で出産が始まって這々の体で逃げ帰るし、そもそもシルバーサーファーさんは何わざわざ警告に来てるのか。
何もできず帰ってきてバカ正直に「子供渡せば地球助かったけど、それは嫌だからノープランで帰ってきたよ!」って白状して暴動起こってるし、そもそも政府とか国連とか出てこないけど、なんで人類の全権をこの4人に託しちゃってるの?
昔のアニメだったらまあそういうものだで済んだけど、すでにMCUで政治的なごちゃごちゃまで突っ込んでやってるからねえ。
前のファンタスティック4も見た記憶があるけど、前のもやっぱりつまんなかったな確か。
ファンタスティック4はもうやらなくていいと思いまーす。
ファンタスティックフォーーーー♪
ファンタスティック4 ファースト・ステップ
前作からの引き続き繋がってる感もサラッとダイジェスト風になってたので、前作未見でも分かりやすかったかもですね
ファンタスティック・フォーのレトロな感じすごく好きです
でも私は正直前作のファンタスティックフォーのが好きかな
〈ファンタスティック・フォー 銀河の危機〉のシルバーサーフが女性になって登場したあたりが前作のリメイク感もありつつ、スーが妊娠して超能力夫婦の子供がどんな能力を持って生まれてくるのかも楽しみで、期待値は上がりました
あのどっかで見たことありそうな巨人が星を喰う?うーん
バネッサのスーをものすごく楽しみにしてたのに なんかうぉーぉぉぉ!とかうあぁーーぁぁ!とかがちょっとくどかった
やっぱクリス・エヴァンスのジョニーがハマり役すぎて、今回のジョニーはそこまで女好きの感じなかったです
まぁ、ファンタスティック④はアベンジャーズ・ドゥームズデイで帰ってくるので観といて良かったかな
意識し過ぎの最近マーベル
本作、CGアクションにおいては流石の見ごたえでしたが、残念ながらあまり面白さを感じませんでした。
まず本作に対する先入観として、前作劇場公開の、ジェシカ・アルバさんとクリス・エヴァンスさん共演のファンタスティック4を鑑賞した意識を持ちながら、新たな新作を鑑賞した気持ちがあります。
さて本作、ファンタスティック4自体が歴史深いとはいえ、導入での世界観や物語の説明が「はしょり過ぎ」と感じた。
何となく、あーそうなんだと解釈できますが、全然物語に引き込まれませんでした。
そして、展開が「ご都合過ぎて」全然感情移入できませんでした。
①妊婦を宇宙に。さらに自然分娩。
②ユニークな表現として地上の超常事件は他のヒーロー?に任せているが、世界規模の災害が訪れた時、ファンタスティック4しか出演しなかった。あり得ない。
③地底人の扱いが適当過ぎた。重要な立ち位置に有ったと思うのだが、地底人代表の存在感が「モブキャラ」レベルで名前さえも思い出せない。
④ギャラクタス、星を丸ごと破壊(捕食)するような存在が、何で簡単に侵入者を逃がす?重要な子供も。
何かしらの意味の説明があればまだ良かったのだが、無し。
⑤帰還しての記者会見で、息子を渡せば助けると言われたが拒否した事を、あんなにも簡単に演説するのは違和感があり過ぎる。
それに対するアンチ・ファンタスティック4の描き方が、中途半端な反乱を見せられている気分になった。
なぜなら、そんなアンチを納得させるスーの演説もご都合過ぎた上、説得に応じるのが簡単すぎ。
⑥シルバーサーファーを女性に設定した意図が、多様性やオリジナル作品としても許容範囲なのは良いとして、ギャラクタスの唯一の従僕としての戦闘への参戦や、バックストーリーの重厚感を増すための映像が簡単すぎて、しかも登場がいちいち中途半端だったため感情移入できなかった。
※これは、前作ではシルバーサーファーの存在感がしっかり描かれていた為、余計に目立ってしまった。
⑦ギャラクタス、なんで地球の数倍以上も大きい惑星を捕食する存在なのに、地上のしかも一部地区相当の大きさで攻め込んできた?
※これも、前作のギャラクタスの存在が偉大過ぎたのも加味される。
※しかもそんなギャラクタスに対抗できたのが、実質スーの能力だけ。で、なんでスーの能力に彼(ギャラクタス)はそんなに弱い?なんでー。
※偉大な子供を滅ぼさないために力を加減していたとかいうなら、数秒間での映像だけでもいいからそれを表現しないと曖昧にしか見えない。
⑧最近のマーベル映画、次につなげる「うたい文句」が「必ずあり過ぎ」て、逆に薄弱になりつつある。
なぜならば、投げっぱなしでどうとでも編集できるレベルのご都合と少しでも期待感を持続させるためだけの手法に落ちているから。
※サンダーボルツのあのEC後の匂わせも、本作には一切絡みを見せなかった。これは、確実にアベンジャーズのような長作への布石をフライングで見せつけただけに留まっている。
このマーベルの、すべてのマーベル作品を一つにつなげる常套手段が最近暴走しているように思える。
なぜならば、本作もサンダーボルツも、内容が薄弱なのだ。
サンダーボルツも最後の終焉が精神に訴えかけて、しかもそれがご都合的に、しかも簡単に解決してしまう何とも深みのないクライマックスだったし、本作も全編通して「雰囲気」だけ楽しんでもらう「製作者が造って見せたかった」だけの映像の「切り張り」だった。
私は全盛期の「アベンジャーズ」を面白く鑑賞していましたが、ただ、その後現在までの作品の見せ方が、わずかな繋がりを全作品に盛り込んで余りに無理矢理、関係のない作品まで鑑賞させて稼ごうとする意地の悪い構成になり過ぎていると思います。
アベンジャーズの時系列の作品集は、ひどい。
多すぎる・関係なさすぎる・無理矢理すぎる。
「繋げること」(集金)を第一に考えた制作は、そろそろ止めた方がいいと思う。
サンダーボルツ、ファンタスティック4の2連続作品で、内容の薄弱さに気が付いて方向性を見直す大事な時期が来たのではと思えます。
DCの最新作「スーパーマン」と比べてかなり劣っていると思います。DCは新しい作品を好出発できた状況で、マーベルはちょっと右往左往してしまっている印象です。
エンターテインメント映画としての人を楽しませる映画を、またマーベルには制作してほしい。一昔、あんなに面白い作品を世に沢山放出してくれたんだから。
残念。今後に対する期待感が無い。
あのラスト、緊急事態で出動するシーンのベビーカー接続不備の映像、何も笑えない。
意味なく長いし、比例してアラーム音が不快だったし、人命にかかわる緊急事態じゃないの?と最後の最後まで「見せたいだけの映像」を見せられた気分になってしまった。
逆に言えば、その思いを払拭させてくれる作品の登場を期待したいです。
CGは、良かったです。
よかった
レトロフューチャーな世界観の完成度が高く、今とは違う過去か未来か、そこにいてみたい。主人公の4人は、知的エリート連中で共感できるところがない。敵のでっかいやつもアホみたいだし、なんで赤ん坊が彼の飢えを癒すのかも不明だ。だいたいあんなでっかいやつに、育児なんかできるのか。銀色の女にやらせるのだろうか。オムツや粉ミルクはどうするのだ。
地球を瞬間移動させるシステム、成功するとは思えない。
モブみたいな敵を相手にかっこよく無双するという場面がなくてよかった。お話はうまくまとまっていて飽きないのだけど、特に感動も興奮もないまま終わる。
驚いたことに客が4人だった。
まあ・・・一定の娯楽作品としてはよかったけど。
今後アベンジャーズにどう絡むんだろう。
アース828とか、もうマルチバースがわけわからなさすぎて、離脱する人加速しそうかなあ。
あと作品増えすぎてキャラとか能力に被りがでてきてるので、アベンジャーズでそれぞれどう引き立てるのか難しそう。
まあ一定に面白かったけど、そりやあんな意味深な塔の真ん中に子供おいても警戒するだろ・・・途中まで全くしてなかったけど。
しかし一人だけあんな見た目になって可哀そうだな。
良かった点は、吹替が広瀬アリスじゃなかったことか(笑)
家族か地球か、どちらも犠牲にしない勇気の選択
めちゃくちゃ楽しめました!まず冒頭のオリジン説明からタイトルコールまでのワクワクで心を掴まれました。今回は敵が強大であるため、倒すのではなく遠くに飛ばす戦いであったので、アクションシーンは少なく、物足りなさはあったかもしれません。子供と地球、子供を引き渡せば地球は助かる、他人からしたら子供を渡せと思うのだろうが、親はそうは思わない。スーが民衆に訴えるシーンは心震えました。ファンタスティック4は帰ってくる。サンダーボルツの時も思いましたがさらにアベンジャーズドゥームズデイが楽しみになりました!
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