ファンタスティック4 ファースト・ステップのレビュー・感想・評価
全362件中、321~340件目を表示
60年代のおもちゃ箱をひっくり返して遊ぼう!
敵やその宇宙船を除く、セット、小道具、衣装や髪型、そして色調に至るまで全てにおいて60年代の雰囲気が漂っており、作品の根幹をしっかり支えておりました。
まるで60年代には再現できなかった空想科学映画を大人たちがこぞって60年代へと戻って行き好き勝手に作ってしまったかのような映画。
観ている我々でさえ妙な満足感が味わえてしまいました。
そんな中、1番感心させられたのがキャラクターの作り込み。
単なるヒーローとして描かず人間性を剥き出しにしているという点においては今年の「スーパーマン」と大きく被っているのですが、人間描写に費やしている時間が本作では半端なく多いです。
この為、少々中弛みも起こっていますが、その分、父親であり科学者としての葛藤、母親としての本能、亜人としての苦悩、義弟としての欲求、更には敵役であるシルバー・サーファーの内心までもが観ている我々にも伝わり、彼らの微妙な表情だけで心の内が手に取るように分りました。
勿論、アベンジャーのシリーズに繋がっていくのでしょうが、本作だけでもきちんと完結しておりMCUなどに微塵も興味がない人でも充分楽しめる中身になってました。
まるで、60年代のおもちゃ箱をひっくり返して遊んでいるような楽しい雰囲気に浸れる作品なので多くの人に遊びに行って欲しいです。
先行作履修不要!"家族"の絆が世界を救う
マーベル・シネマティック・ユニバース第37作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
先行作品とはパラレルワールドの設定によって、他作品との関わりが全く無いMCU映画である。そう云う作品は、ドラマシリーズも含めて、かなり久しぶりではないだろうか。
別作品の履修が不可欠な作品が多くなっている中で、なんのしがらみも感じることの無い本作は、4人の絆や地球を救うため懸命に戦う姿に集中出来、見易かったし面白かった。
過去の映像化作品があるからか、オリジンを冒頭でさらっと説明する手法をとっているのも、DCUの「スーパーマン」みたいで潔い。他のことに尺を割けるので良いと思う。
レトロ・フューチャーな世界観が彼らの活躍の舞台として相応し過ぎる。宇宙のシーンは「インターステラー」を彷彿とさせる壮大なスケール感で迫力があり、そして美しかった。
「銀河の危機」で消化不良だった、ギャラクタスとの激突がたっぷり描かれていて大満足である。リードとスーの子供を巡る攻防は手に汗握るアクションの連続で、興奮させられた。
ストーリー中に過度なサプライズは無いが、毎度の如く、エンドロール終わりまで決して席を立たぬように願いたい。
来年に控える「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」へのブリッジに、否応無しに期待が高まった。楽しみに待ちたい。
「スーパーマン」より面白かった
ヒーローに当たり前に守られている市民って自己中
アベンジャーズが苦手過ぎなんだけど「宇宙忍者ゴームズ」スタートで、このシリーズがずっと大好きだったので鑑賞。
レトロフューチャーな世界観とシンプルにラスボスとその手先しか敵がいないという設定が子供の頃にテレ東(12ちゃんねる)の夕方に観ていた雰囲気と同じだったので嬉しかった。
以前の実写と違いベンが己の姿に対し悩んでいたりせず、あくまで明るく一般市民が憧れる正義のヒーローで、一挙手一投足がメディアを通し報告され、住居兼研究所のかっこいい高層ビルにチームで生活しており、リードもたった一人で研究をしているという、これもアニメで見たイメージ通りですごく良い。(記憶は全然曖昧ですが)
とうとうミュータントの息子フランキーが出てきたが今後どんな活躍をするのか楽しみ。
モールマン、ディアボロ、パペットマスターなど映像や名前だけの登場だけだったがそれでもなんか嬉しかった。
欲を言えば彼らとのバトルシーンをもっとたくさん観たかったのだが、シルバーサーファー(女性?)をしっかりと見せてくれてよかった。
結局スーが一番強いことが分かったがw、ジェシカ・アルバは越えられないかなあ。
マーベルの原点ここにあり!!
ここでの作品の評価が少な過ぎてびっくり😳アメリカと日本での評価はここまで違うか!!
そういえば本格的に家族愛を描いたマーベル作品って無いよね??人類を救うために合理的な考えをするリードと、家族を守るにはどうすれば良いのか考えるスーとの違いが男と女の違いなのだろう。
その中でベンとジョニーがいい感じのバディ感とユーモアで作品全体をバランスよくしてくれてる。
あとレトロヒューチャーの世界観がめちゃくちゃ良いですよ🙆!!
ギャラクタスの絶望的な強さと、シルバーサーファーのスピード感と時折見せる悲しい顔が魅力的。
他の人の採点に惑わされるずにぜひ劇場で!!!IMAXがおすすめ!
We are Fantastic Four!!④
It's Clobberin' time!!
経営者として“フレンドシップ”の可能性を再認識する
『ファンタスティック・フォー[ファースト・ステップ]』は、4人の若き科学者が偶然の事故で超人的な能力を得て、それぞれの変化に苦悩しながらも“チーム”として成長していく姿を描いたSF作品である。経営者の視点から見ると、この映画は「才能ある個人」が「目的ある集団」となるまでのプロセスを、痛烈かつリアルに描いた、組織づくりの教科書のようにも映る。
彼ら4人が力を得た直後、能力の違いがむしろ溝となり、それぞれが孤立する。この姿は、ビジネスでもありがちな“個の能力の暴走”を象徴している。経営の現場では、どれほど優れた個人が揃っていても、フレンドシップ=信頼と共通の目的意識がなければ、チームは崩壊する。その点で本作は、バラバラだった4人が共通のビジョンを持ち始め、「自分たちは人類の未来のためにこの力を使うべきだ」と意識を共有していく過程が非常に示唆に富んでいる。
また、能力を得た彼らが「最初から完璧なヒーローではない」という点も重要だ。経営もまた、最初からうまくいくことは少なく、むしろ失敗や摩擦の中で人と人との関係が磨かれ、強くなっていく。まさにこの“不完全さ”の中に、組織や関係性の可能性がある。
最終的に彼らは、敵ドゥームに対抗するため、初めて「チーム」として力を発揮する。経営における危機的状況も同じで、本当の力は一人ではなく、信頼関係とフレンドシップに支えられたチームにこそ宿る。
この映画は、ヒーローものという枠を超えて、「仲間とともにビジョンを実現する」ための心構えを教えてくれる。ビジネスの現場でも、この“ファースト・ステップ”を踏み出す勇気と覚悟が、未来を切り拓く鍵となる。
期待しただけに
正直、期待していたよりもつまらなかったです。
盛り上がるシーンがあまりなく、アクションなども見ていて興奮しません。
レトロフューチャーな世界観や音楽は好きでしたが、ストーリーが全くワクワクしなかったです。
また、最後のチャイルドシートをつけるシーンは少し笑えましたが、その他のギャグだと思われるシーンも全く面白くなかったです。
サンダーボルツが良かったので、期待していたのですが、がっかりです。
同時期に公開のスーパーマンの方が遥かに良かったです。
MCU作品をドラマ含め全て鑑賞済みです。
今回のこの作品は、これまでのMCUの知識がなくても大丈夫な内容でした。
逆に言えば、ファンからすると全く物足りない内容ということです。
成熟しきったMCUにおいて、新規ファンを今更この映画で獲得するのは難しいのに、なぜMCUファンが見たいシーン、ストーリーにしないのか疑問です。
最後にドクター・ドゥームはチラッと2秒ぐらい後ろ姿が出てきますが、ストーリーには全く関係なく、サンダーボルツの最後のシーンに繋がる訳でもありません。
古参のファンがみたい内容の映画をつくらず、新規ファンも獲得できず、結局誰も観に行かなくなるんじゃないですかね。
MCUが大好きなだけに残念です。
宇宙家族
古いけど新しい
アース828という地球とそっくりな惑星で家族愛に満ちた能力者たち4...
家族は強い
MCUの作品で過去1よかった。
インビジブルウーマンが強い!
ギャラクタスの星から逃げるシーンはハラハラする
あの子供は死者を蘇らせる力がある?
そしてドゥームも狙っている。
さあ来年のアベンジャーズどうなる?
どうやってサンダーボルツのいる地球と合流する?そこは描かれなかったので残念
母は強し!愛は地球を救う!
如何にも昔の作品で描かれた未来のような世界観で不自然な感じが拭えませんでした。
オープニングにダイジェストみたいな形で、今までの経緯から伏線に至る部分まで、アッサリと見せてくれたのも良かったんじゃないでしょうか。全く知らなかった人もそれなりに理解できたと思います。
自分は、今までのファンタスティック4、全て見てますが、やっぱり一番最初のやつが良かったかな。(本作は2本目のリメイクになるのかな?)本作も決して嫌いではないですが、なんか古臭い感じが前面に出過ぎて、馴染めませんでした。
【ネタバレ】
撮影技術も進歩して、大がかりで派手なシーンが多く、楽しませてもらった気がします。でも、なんかこう、手に汗握るみたいなドキドキはあまり感じなかったかな。
淡々と話が進んでいく気がしました。
ラストにしても、母は強し!って感じで火事場のクソ力を見せてくれたんでしょうが、それほどの興奮は無かったです。今後のマーベルの展開を考えて、死ぬことはないだろうと思ってたんで、復活に際しても全然感動しなかった。
変な盛り上げ方で、かえって冷めてしまった気がします。
ところで最後に出てきたあいつは何なんでしょう?アベンジャーズで、帰って来るって書いてあったけど、この世界観の違う地球でどう絡んでくるんだろう?
そっちに興味があって、ちょっと評価上がっちゃいました。
予習無しで鑑賞OK
ディズニー MCUの限界点
サンダーボルツがとても良く、クライマックスに向けてのファーストステップとしてとても期待してしまいました。
タイミング的にどうしてもスーパーマンと比べてしまい、
ディズニー傘下であるがゆえの当たり障りない感じが本当に限界を感じされます。
バトルは少ない、キャラクターの個性も薄い、映像も驚かされる事もない。
つまらなくはないですが、グッとくるものがありません。
ラッキー4
日本では縁起が悪くて敬遠される数字4ですがアメリカじゃ関係ない、ファンタスティックな4人組です。
海外のレビューで最高傑作とかベタ褒めの記事を読んだんで期待してたんだけど、そこまで良くない(笑)
少し甘めの80点。
バッチバチのガッチガチの戦闘が観たかったけど、なんか消化不良な感じ…
1個前の『サンダーボルツ』がヒドかったけど、それよりは全然いい。
舞台がアメリカの50年代みたいなオールド・アメリカンな感じで、オシャレで良かった。
観るまえはイワオに拒絶反応を感じてたけど観だしたら、そんな気にならなくなった(笑)
エンドクレジットの後に少しあるけど大したことじゃないです(笑)
今回は、いい席を取れなかったIMAXではなく、いい席を取れた通常スクリーンで観ました。
なので、IMAXでも観てみたい。
終わってから知ったけど『ワンダヴィジョン』と同じ監督らしく、なんとなく納得。
観終わったらフォ~!!ってなる
びっくりするほど「アガらない」
(混むのがイヤなので)基本的に1〜2週間経ってから観に行くのですが、久々の「ファンタスティックフォー」だったので初日の朝イチで鑑賞。
MCUに関してはフェーズ3からはほぼ観てません。
また、コミックに関してもにわか知識しかありません。
実写化されてる「ファンタスティックフォー」も2005年の「超能力ユニット」と続編の「銀河の危機」のみですが、
この二作が面白かったので今回映画館で鑑賞する事を決めました。
で、観た感想ですが……
マーベルファンの方、この映画を楽しんだ方、すみません。
結論からいうと私には「マジで面白さが見つからない」映画でした……
これからいくつかそう感じた理由を書きます。
①世界観の作り込みが甘い
…まず、「ファンタスティックフォー」がヒーローとして活躍している世界である事が提示されますが、
ここら辺は違和感無かったです。
ただ、コミックの生まれた年代などに合わせて「レトロフューチャー」感を「出そうとしてる」のは元のコミック知らない私でもなんとなーく分かるんですが、
それが全然飲み込めなかったです。
パトカーは空を飛んでるのになぜか一般市民の車は普通の車だし、
「レトロフューチャー=近未来的な技術が普及してる昔の街並み」って感じが微塵も無いんです。
なのでイマイチ飲み込めませんでした。
次にファンタスティックフォーのメンバー達が使う技術も、
「すごい近未来的」なのは分かるんですが理屈として「どうなの?」とツッコミを入れたくなる場面が幾つかありました。
特に「ワープ技術」。
宇宙船で宇宙に行って戻ってくるまでの序盤の最後の方、
「ブラックホールの力を利用して敵を撃退しつつ、引力を推進力に変えて(ブースター無しで)ワープして地球に帰還する」まではちょっと「無理ないか?」と思いつつも、まあ良しとしましょう。
気になったのは敵の脅威を回避する為に「地球ごと安全圏へワープする」っていう最初の作戦。
一般市民に向けて説明する為にリード(Mr.ファンタスティック)は「卵」を使って実演してみせましたが、
卵が移動する為には移動元だけでなく「移動先」にもポータルが必要でした。
なのに「敵が簡単に近づけない程遥か遠くに地球という巨大な物体を移動させる」という途方もない計画を立てます。
観た瞬間「移動先のポータルはどうすんの?」と普通に疑問に思いました。
明らかに無理筋ですよね?どこにワープさせるつもりだったの?
その後その計画が頓挫したので「残ったポータルで敵の方をワープさせよう」という計画ですが、
サーチ能力や念力(スーに無理やりお腹の子供を産ませようと操ったり。これは主人公サイドは知らないけど異議を唱えたシルバーサーファーを手を使わず苦しめたり)なども扱う事が事前にわかっていた敵が「物理的に地球に降り立ってくれる」という保証がないまま進めるし、
それにまんまと乗っかってくれる敵も「いや、配下に盗ませればよくない?」としか思えませんでした。
わざわざシルバーサーファーには自分がいる場所から遥か彼方まで「宣告」までさせたのに?
ここら辺はご都合主義だらけでしたね。もしくは「敵の能力」に対する説明不足。
で、ポータルの前まで「おびき寄せた」まではいいとして、
なんで目の前で子供とダミーを置き換えてるんだよw
「目眩し」したってサーチ能力があるんだからバレるに決まってるだろww
で、最終的に子供を手中に収めた敵をそのまま超能力でゴリ押してポータルまで押し込み、最後は子供を寸前のところで奪い返して寝返った「元」敵キャラのシルバーサーファーが突進してダメ押しの一手で敵が(どこか知らないところへ)飛ばされて戦闘終了。
一言で言うと「ハラハラ」も「ドキドキ」も「ワクワク」もしないんですよ。
どこかで観たような展開と先が容易に見える話運びのせいで。
唯一ほんのちょっっっっとだけ驚いたのは「スーが敵を能力でごり押して後退させたところ」。
あそこは「母は強し!」と思わせたんですが、
「能力の過剰な行使で力尽きる」って描写に説得力が無いです。
リードがピンチの時は「リード用に作った伸縮自在のスーツですら破けるほど引き伸ばされて身体に負担がかかってる」ってシーンがあったのでまあ良いんですが(にしたってリードってあんなに手足しか伸びなかったっけ?身体があんま伸びてるように見えないんだけど…とも思ったけど)、スーの場合は「身体に負担がかかってる」って描写がないから「踏ん張ってる」だけにしか見えません。
2005年版のだと能力の使いすぎで鼻血が出てしまいブラックアウトする…って感じでしたがそういう描写がないので緊迫感がありませんでした。
②キャラの言動に感情を揺さぶられない
…ここら辺は良いところもあったのですが、悪い所が目立ちました。
まず良いところから言うと、「ファンタスティックフォー」全員が各々で対策や分析を進めようとするシーン。
特にジョニーは「考え無しで無鉄砲なだけ」のキャラではなく、
「お調子者だけど閃きと分析力を駆使してシルバーサーファーの正体に迫る」というシーンが入ってて良かったですね。
他の面々も「ヒーローである前に宇宙飛行士という知力・体力が優れていないとなれない職業である」という部分がある程度展開に活きるように話が進んでいたのはプラスポイントでした。
ただし、スーの言動の一部には納得が行かない点も……
それを話す前に彼ら4人を取り巻く「民衆」の言動がお粗末かなぁと。
これは前述した「世界観」についても通ずるところですが、まず「スーの子供を渡さないと地球が滅ぼされてしまう」という点、
「地球を喰う過程で子供を攫えば反乱分子も排除できて邪魔も入らないし先に地球の大部分食っちゃえばいいんじゃね?」っていう敵へのツッコミは置いといて、
「子供を渡せば地球の危機が回避される」っていう点を多くのメディアが公然と「彼らはなぜ子供を手放さないのか」と批判するとか有り得ますか?自分が同じ立場になったらそんな事言えますか?
「一部の民衆が抗議に押しかける」までは良いんですがメディアがそんな非常識な行動を公然と後押しするって展開が全然現実味が無さすぎて無理でした。
メディアにも悪い所は現実にも有りますが「超えちゃならない一線」くらいあるでしょうよ。
で、スーの話に戻ると、
リードが「最悪の事態も想定して策を練らないと….」とか言ってたらいきなり噴き上がって「子供を渡す事考えてたでしょ!」とかヒスり始めます。
で、「誤解だ」と言っても聞かずにちょっと夫婦喧嘩になります。
「このくだりいる?」ってのは百歩譲って置いといても、
その後あろうことか「子供を宇宙人に引き渡せ」と怒って自宅のタワーまで来た民衆の前に出て行って軽くスピーチしたらその人達黙って聞いてるんですよ。
終いには涙流して感動してる人までいて。
せめて「リードとスーの口喧嘩からリードが策を思い付いて、それを声明として出したらみんな理解してくれた」とかで良くない?
なんでごく少数の人達(しかも子供の命を犠牲にしろと言ってる人達)の前に子供連れてくんの?
危ねぇだろ。
あとスーが透明化でお腹の子をリードに見せるんですけど、
あんなに大きくなってるのに赤ん坊が「逆子」なんですよ。
能力の有無とか放射線の影響とか調べる前にまずそっちを心配しろ!w
それ以外のスーのキャラ造形とかは悪くなかった気がするんですがねぇ……
③アガるバトルシーンおよびアクションシーンが足りない
…これは前日に映画館で観たのが「スーパーマン」だったからかもしれませんが、アクションシーンが少ない気がします。
特に「猛烈にテンション上がるようなアクションシーン」と、
それを盛り立てる為の「カタルシスをもたらすシーン」が。
物語もわりと作戦通りに進むし、伏線もそんなに「あ、ここで効いてくるのか!」って納得させられるのは卵のシーンくらい(その卵のシーンも前述した通り飲み込みづらいし)。
シルバーサーファーの言語を解読して正体を暴いてそれをシルバーサーファー本人に突き付けるシーンもその前後に「すごいアクション」をしてくれるわけじゃないから肩透かし感が凄かったです。
こんなところかな?
「MCUはつまらなくなった」とか言われてますが、
私は近年のMCU作品観てないので正直そんなのどうでもいいですし、
本作のインタビュー記事でスー役のヴァネッサカービーやジョセフクインが炎上してましたが、
「余計な事言わなきゃ良いのに…」とも思いつつ「これはファンに対する言葉選びを間違えたな」くらいにしか思ってませんでした。
ただそんな事どうでもいいです。
とにかく私の中では「面白くない」。
それだけですし、それが残念でした。
ポスクレも「はいはい出てくるならアンタだよね」って感じで、
エンドロール後は
「何見せられてんだろ…」
「別に往年のファンじゃない奴からしたらアニメ映像見させられてもアガらんよ、隠し要素があるとかなら分かるけどそれもにわかファンや新規ファンじゃ分からんし」
って感じです。
穏やかな世界観、三度目の正直‼️
メジャー作品としては3回目の映画リブートだよね。
コンテンツに向上があるとは思えなかった。
あんまし期待しないで、でも、ヒーロー映画の派手な展開だけ楽しもうと観に行った。
…感動した。
派手じゃなくて、わりと落ち着いた静かな展開で、世界観も60年代から70年代のアメリカ昇り調子の頃。
時代性と、柔らかな手触りの画質が「ワンダヴィジョン」に似ていると思ったら同じ作り手かぁ❣️
マーベル初期のヒーローと言うイメージがこちらにもあるので、その世界観はあってる。
ホワイトウィドウで魅力を感じていたけど新作『MI』には出なかったので寂しく思っていたヴァネッサ・カービーが、今作では主役を貼っていて、なおかつミスマッチとも思える母性を爆発させていた。
そのヴァネッサ・カービーも主役顔とも言い難いけど、他のメンバーも、なんか物足りない面々…、だからこそ、しっとりとした演技を楽しめて良かった。
有名な背景を持つ、敵役のシルバーサーファーだけど、宇宙を最新映像技術でサーフィンしていたし、今回は女性で、当初から悲壮感が漂っていたけど、美しかったね。
主役の4人が、強大な敵ギャラクタスに対し、いまいち本来のスーパーパワーを発揮できないのが物足りなかったけど、物語の筋は、可愛い赤ちゃんを軸に、その赤ちゃんの存在を世界と天秤にかけられつつも、世界の周囲の目は穏やか…、4人が最適解に突き進む骨太の物語。
面白かったっス❗️
各国政府とか軍隊とかが全く出てこなくて、地球の防衛は4人だけ…、そして、「世界」がギャラクタス追放作戦に即座に協力するのが、あえてなのだろう…、なんかシュールでもあった。
全362件中、321~340件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。