サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
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タスクマスター・・・・
早い話がマーベル版スーサイドスクワッド。
エレーナが元暗殺者とは思えない程、(初対面の一般ボブに優しく)面倒見が良く寂しがり屋さんだったのが好感持てた(その割にタクスマスターにはドライだったけどw)
結論面白かったけど・・・ポスターやら宣伝にもガッツリ映ってたタスクマスターの扱いが余りに哀れ。。。ゴーストと仮面キャラ被るとか盾持ちにも被るとか大人の事情なんだろうけど最後に実は生きてました的な再登場を期待してたのに死亡扱いはどーなのかと。
全てにおいて華のない映画
悩めるヒーロー未満たち
ウダウダ愚痴ッて後悔ばかりしている彼らに
親しみと親近感を感じました。
かなり楽しめました。予想以上にです。
「サンダーボルツ*」ッて、新しいアメコミなのかな?
知ってる人もいないし・・・と、ノーマークでしたが、
親しいレビュアーさんが、フローレンス・ビューが出ていると
書いてらっしゃるレビューを読んで、すっごく
観たくなりました。
さすがに【フローレンス・ビュー】です、
むすっとして屈折したキャラでさえ魅力的。
期待を裏切りませんね。
なんか念力出してるんですかねー。
目が離せないのです。
特殊能力があまりない、
マルチバースもない、
(全員、落ちこぼれの悪人?!?!)
その上、
ヒーローじゃなくて、元ヒーロー?
その辺がアメコミに飽きてきている自分には、
アレッ、なんか面白いんじゃないの、これ!!
そして“どこか真剣で丁寧な作品“でした。
今までのアメコミのやり方ではダメなんだ、
そう言う危機感の現れなのだろうか?
強いのが当たり前の今までのアメコミヒーローではない。
エレーナ(フローレンス・ピュー)は、ブラック・ウィドウの義妹で、
姉を亡くした喪失感を持て余し、組織の殺し屋として、
廃業を考えている。
(めちゃ暗いキャラ)
バッキー(ウィンター・ソルジャー)は、
オートバイで殴り込み、
ジョン・ウォーカーは仕事に失敗をして妻子も逃げていった。
アレクセイはエレーナの父親で、
この男だけは前向きでやる気あり、
ただし、娘にうざがられている元ヒーロー。
ゴースト・・・なぜか透明化する特殊能力あり。
そして・・・
《CIA長官のヴァレンティーナ》
この女は《裏の黒幕》
かなりのヴィラン(秘書のメルも同じ穴のむじな)
そして・・・
もう1人の影の主役とも言えるボブ、
彼はヴァレンティーノがセントリー計画という
人間を超能力者に育てる計画のただ一つの成功例。
本人は自覚していないし、
解離性同一障害っぽい。
ボブが覚醒してからは、普通のアメコミっぽい。
太陽の数倍の威力?
道理で、手をかざすだけで、人が溶けて消える。
エレーナはボブを止めようと必死になり、
寄せ集めの【サンダーボルツ*】にも、共通の闘う意志が
目覚める。
ボブともう1人のボブが同時に2人存在するのは、
多元宇宙なのか?
とか、とか、疑問符は多々あったが、
なんかスッキリしている。
悪党と言うけど、みんな良い奴。
ボブを演じたルイス・プルマンは、屈折して捻くれた精神が今風で、
アメコミヒーローとして新鮮だった。
Nextアベンジャーズに向けて...
何と戦っているのか、いまいちよくわからなかった。
テンポは良くて、面白かったといえば面白かった。
おそらく、次のアベンジャーズ作品に向けて、キャラクター同士の絆を深めたり、紹介したりしたかったんだろうな、と感じるが。
シャンチーやエターナルズとか、エンドゲーム以降にこれまで登場してきた作品からとりあげてもよかったんじゃないかとも思う。
これまで散りばめてきたなかで、このメンバーで、負け犬たちと無理にまとめなくてもよかったとも思う。。。
彼らの今後の活躍に期待……かな?笑
ただ、ヒーローものとしては、やっぱり敵の存在って大事だと思う
これはナイス! 人間、みんながヒーローじゃなくてもいいんだYO! ...
やっとやるべき事をやったか
しばらく低調だったMCU。『キャプテンアメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』が結構面白かったので2作続けば『量より質』に真実味が出てくるかと鑑賞。
結論として……感覚としては良。しかしながら中身を反芻して考察するに良作から凡作の間くらいかな? といったところ。
以下個人的な論考。
『アベンジャーズ エンドゲーム』以降のMCUが面白くなかった要因として個人的に感じていたのが『キャラクターに共感できない』というもので、端的に言えば共感すべき人間味に乏しい、という感じ。
アイアンマンであればエイジオブウルトロンの原因を作ったり、スパイダーマンであればノーウェイホームを引き起こしたりという失敗をしたり、人間を超越したスーパーパワーを持つヒーローの人間的な限界やそれに起因する失敗は観客が共感しやすく、魅力的な人物像を作ると思う。
今作はまさにその弱さやトラウマが焦点になっていて『誰だっけ?』っていうキャラクター達を魅力的に見せることに成功していたと思う。欠点があるとすればクライマックスが内面世界での説得に終始したので中盤迄に比べるとアクション的な迫力に欠けた点だろうか。
ただそこ(トラウマを焦点にした構成)を評価するなら全員分が見せられなかったのは片手落ちだし、観客にとってもっとも共感しやすいトラウマであろうボブの家庭内暴力が見せつけられないのは勿体なかった(もしかしたらディズニー的な限界かもしれない)。
『話がダーク/シリアス過ぎてマーベルっぽくない』という意見も見られたが、明るく楽しい路線の上にあるのが『マーベルズ』で雑にその失敗を処理されたキャプテン・マーベルの例だろう。少なくともこの点においてあれが正解とは思えない。
方針は良く、中身も上記の瑕疵はあるものの概ね良好。★4でも良いのだが、『タスクマスターあんなにあっさり死ぬ必要あった? セントリー戦でもよかったんじゃ?』『敵がセントリーである必要は?』という2点がすっきりしないので少し減点。後の作品で納得させてくれたら良作に一歩踏み込めるかも。
やっぱりマーベルシリーズは自分には合わないと思えた作品。
MCU史上もっとも“心に近い”物語――『サンダーボルト』
「壊れてしまった“ヒーロー”たちへ。そして、心が壊れそうだった私たちへ」
MCUにまた一つ、新しい“心の物語”が加わった。
『サンダーボルツ』はアベンジャーズのような栄光ではなく、どこか片隅に置き去りにされていた存在たち――
後悔、罪、喪失、空虚を抱えた者たちが、それでも誰かのためにもう一度立ち上がろうとする、痛みの物語だ。
「ヴォイド」はただの敵じゃない
セントリー=ロバート“ボブ”・レイノルズ。
彼の中にいる“ヴォイド”という存在は、うつ病を寓話的に描いた象徴だ。
俳優ルイス・プルマンはこう語っている:
「正しい言葉を選べなかったらどうしようと思って、話すことすらできなくなる。
でも、メンタルヘルスのことを話すのに、完璧な言葉なんて必要ないんです。」
彼の“空虚”に支配されそうになる姿、誰にも気づかれず、見てもらえない不安と孤独は、とても苦しいだろうな
笑っていても、普通に見えても、何も感じられない、ただ「ここにいないような」感覚。
それが“ヴォイド”だ。
でも、彼は仲間たちの「私たちがいる」という言葉に救われた。
それは、私がかつて誰かにかけられて救われた言葉でもある。私も患っていたので今作は私自身も救われた作品でもある。
「パパ、わたし寂しい」――それは叫びだった
フローレンス・ピュー演じるエレーナは、幼い頃からレッドルームで暗殺者として訓練され、最初の任務が一生消えない業を背負わせた。
そして彼女が「仮初の家族」として共に過ごしたアレクセイ(レッド・ガーディアン)と再会し、こう言う。
「パパ、わたし寂しい」
これは台詞ではない。
これは、強がって生きてきた少女の“心の叫び”だった。
ハグを交わす彼女の背中には、もう涙を堪えようとしない、ただただ「愛されたい」という願いが滲んでいた。
フローレンス自身もこの役について語っている。
「気分が悪いことを受け入れてもいい。助けを求めていい。
あの映画を通して、自分がそう言えるようになったんです。」
彼女が演じたのは“ヒーロー”じゃない。
助けを求めてもいいと思える勇気を見つける過程だった。
キャスト陣が“魂”で語った、この作品の意味
•ボブ/セントリー(ルイス・プルマン)
うつという空虚をその身に宿し、それでも生きる道を探す。
「見えないものが怖い」と語る彼の演技は、実際の心の闇の描写に限りなく近い。
•エレーナ(フローレンス・ピュー)
強くて賢くて優しいふりをするのが得意。でも本当は、誰かに抱きしめてほしいだけの少女。
•バッキー(セバスチャン・スタン)
「正しいことをしたいと思っているのに、できないかもしれない」
彼の葛藤は、まさに生きるということそのものだ。
•ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)
名声、承認欲求、正義、理想――何もかもが自分を揺るがす中で、「弱さ」を認めることで初めて進み始める男。
•ゴースト/エイヴァ(ハンナ・ジョン=ケイメン)
「私はフォート・ノックス(厳重な金庫)のように閉ざされている」
誰にも近づかせない。でも本当は、近づいてほしいと思っている。
•レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)
過去に逃げてばかりだったが、娘の涙を前に、ついに“父”としてそこに立った男。
これはMCUの“異端”ではなく、“希望の核”だ
アクションは控えめかもしれない。
でも、それ以上に描かれたのは、心の揺れ、孤独、寄り添い、赦し、繋がりだった。
MCU作品としても明確な転換点にある。
監督ジェイク・シュライアー、脚本エリック・ピアソン&ジョアンナ・カロ、そしてSon Luxの音楽が、すべての登場人物の“痛み”に呼応するように仕上げられている。
「映画の音楽がまるで登場人物の1人のようだった」
―監督ジェイク・シュライアー
最後に
“光の差さない闇”に対して救いとは?
『サンダーボルツ』は静かに教えてくれる。
「正しい言葉がなくてもいい。誰かのそばにいること、それが救いになるんだ」
チームになった彼らの姿は、まさに“ヒーロー”だった。
洗脳されていた、暗殺者に育てられた、正義の名を血で汚してしまった、組織に利用された、国家に貢献していた――
そんな彼らが、過去を抱えたまま、それでも“今”を生き直す。
その姿をいち早く観られて、本当に感激した。
観る人によっては、「これってヒーロー映画?」と戸惑うかもしれない。
でも、だからこそ、観てほしい。
これは、あなたの心に、必ず何かを残してくれる映画だから。
「1人じゃない。1人じゃダメ。でも、みんなとならやれるかもしれない。」
そんなメッセージが、きっとあなたにも届くと信じています。
・みんなウォッチタワーから降りて、満身創痍な姿で言い合うシーン結構好き
・ルイプルさんのセントリー、ブロンドオールバック鼻血モノ、ビジュ良すぎ
・フローレンス、ルイス2人の目から訴えかけてくる、表情の演技、勉強になりましたm(_ _)m
そして、ポストクレジット!!なんと!なんと!!
F4のマークが付いたロケットが宇宙から!!ひゃーー楽しみだー!余剰次元ってなんぞや❓
最後、アレクセイがボブに対して『本読んでいるふりか』って言っていたと思うんですけど、実際ボブ役ルイス・プルマンは、趣味に本を読むことってなっているぐらい撮影が全くない時の息抜きやリラックスに読書なんですよね〜それぐらい本好きをネタ❓みたいにされていて🤣面白かった〜なんかいじられキャラだよね完全にサンダーボルツメンバーから見たらさ🤣⚡️
『The New Avengers and Bob will return.』笑っちゃった笑
タイトルは「エレーナ」で良かったかも
MARVELは重要作を一通り見ている程度のファンですが、この作品は何ヶ月も前から楽しみにしていました。
近年のヒーロー映画はマルチバースだのタイムリープだのあまりに「何でもあり」で閉口していましたが、本作は余計なことをせず、しっかりとドラマを描いていました。
ただし、アクションは今ひとつ心に残りません。
負け犬同士が心を通わせるシーンも、ありきたりな言葉を交わし合うだけで、感動につながる演出に欠ける。
一部登場人物の扱いも酷いと感じたし(見れば分かります)、強敵は技と知恵で倒してほしい。そんなわけで、期待したほど面白くなかったのは確かです。
それでも星4つとしたのは、フローレンス・ピューが凄まじかったから。どんなセリフも彼女が発すれば生命を吹き込まれ、あらゆる表情に惹き込まれる。役者さんは皆良かったのですが、ストーリーもアクションも全て彼女が牽引していく。MARVEL最高のヒロインであるとともに、フローレンス・ピューの最高傑作でもあると感じました。
マーベル初めて観た
マーベルっぽさが戻ってきた?
マーベルの迷走
どういう立ち位置なんだろコレは?
Avenger「z」が自虐にしか思えない。
もはやアベンジャーズってタイトルにしがみついて、金のなる木を手放すものかくらいの事情を感じる。
まぁ、あの政治家の存在がそう思わせるのかもしれないが…。
正直、わざわざ描くような内容なのかと首を傾げる。版元のマーベルが絞り出したようなネタにしか思えずで…このチームを介して何を描こうとするのだろうか?
確かに成り立ちからして違うので、看板は同じでも中身は全く違う。
彼らは裏稼業の住人で、とある政治家に飼われてる始末屋みたいなものだ。
で、その政治家が弾劾される事になり、その生き証人である彼らを殺し合わせる為に鉢合わせさせる。
で、案の定殺し合うのだけれど、政治家の思惑に気付き結託して逃走を計るってのがチームの成り立ちだ。まぁ、何がどうしてそうなったのか、ヒロイン以外は中々のスキルの持ち主ではあるものの、どこかに欠陥でもあるのだろう。2軍のヒーローみたいなポジションだ。ただ、その欠陥までは指摘されない。
で、まぁ、スーパーマンの成り損ねみたいなのが登場し、今回の敵にもなるのだけれど、こいつがまた不安定で煮え切らない。
結局は仲間入りするのだけれど、薬物投与によって作られたスーパーマンな訳だ。ここまで来るとジャスティスリーグと大差ない。非常に残念でもある。
ウィンターソルジャーも登場するし、どういう世界線なんだろうと疑問に思っていたが、最後のオマケ映像を観てたまげる。
なんと赤いハルク以降の話で、サムをリーダーとするアベンジャーズも存在する世界線なのだ。
アメリカ国内の目と鼻の先にヒーロー団体が2つ…どちらも公的にアベンジャーズと告知されてる。
ベッキーが合併なのかな?申し込むも断られたらしい。で、おそらくはこのアベンジャーズが居るのは、本来のアベンジャーズの基地っぽい。
で、次作はファンタスティック4が絡んでくるらしい。
一体、何がしたいのだろうか?
元のアベンジャーズは解体され、新生アベンジャーズが結成された矢先に、真アベンジャーズみたいなのが発足する…。
マーベルの迷走具合が半端ねぇなあって印象だ。
新生アベンジャーズまでは分からなくもないものの、このアベンジャーズは現状蛇足でしかなく…何が何でもドル箱のアベンジャーズってタイトルを継続させたいのだろうなぁと溜息しかでない。
面白けりゃいいんだけれど、ホントにいまいちパッとしない連中で最前線では足手纏いにしかならなそうなのだ。
なんか色んなとこでアベンジャーズのその後は語られていて辟易するのだけども、コレもその一つに過ぎないような気がしてならん。
はてさて、どうなる事やら…。
強さも弱さも見せてくれた
MCU作品で悪役やならず者だった者たちが力を合わせ
チームを作って困難に立ち向かっていく。
いいじゃないですかこの背景。
それぞれがツラい過去を持ち精神的にも不安定である状態。
そんな彼らだから出来る闘いがある。
しっかり過去を見つめ過去と向き合って闘う姿。
カッコよすぎます。
中でもとりわけフローレンス・ピュー演じるエレーナが良かった。
好きな女優フローレンス・ピューだから良いだけではなく
強さを見せたかと思うと弱さを見せ
弱さを見せたかと思うと強さを見せ
感情を思いっきり見せていたのが素晴らしかった。
ちょっと残念だったのはCMでもエンドロールでも流れていた
「Nothing’s Gonna Stop Us Now」は映画「マネキン」のサントラの
イメージが強すぎるので使ってほしくなかったな~
壮大な番宣
今回も予習は必須のマーベル作品ですが、ドラマ版は見てなかったので、なんとなくの想像で補ったりはしました。
まあ、でも今までの映画版を見ていれば特に酷い事にはならなかったかなと。とは言えブラックウィドウはストーリーをあまり覚えてなかったり、なので、タスクマスターが殆ど記憶になかったのは良かったのか悪かったのか……。
そして肝心の本編ですが、無敵のセントリーに対してこのへなちょこチームがどう戦うのかと思いましたがヴォイド側がある意味弱点と言う事で、良いオチだったと思います。
そこからのニューアヴェンジャーズの展開はかなり熱いものがありました。そしてサムには認めれずと言う展開も良き。この先両者が出会うとこを楽しみに待っています。
そして一番のお楽しみのポストクレジットで、オープニング前と合わせて壮大な番宣、かませ犬的な感じにも見える終わりとなり、こいつらが帰ってきてもなぁと言う感じに。しかし、この印象を覆しての活躍と言うのが期待する熱い展開なので、是非それをお願いします。
話についていけなかった。
申し訳ないのですが…
辛口評価の方には申し訳ないのですが、本作を楽しむにはマーベルの予備知識は必要です。ストーリーの一部ですが、エレーナが過去の生い立ちを踏まえてボブに接する態度など、過去作を観て初めて理解できる素晴らしさがあります。もし、それらを理解した上で何も響かなければ、マーベルには縁がなかったのでしょう。それだけの話だと思いますよ。今までのアベンジャーズの紆余曲折を経て、今回のサンダーボルツが頑張っている。本当のマーベルファンはそれだけで幸せになれます。マーベルファンを自負する方は安心して本作をご覧ください。
全456件中、121~140件目を表示
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