サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
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新しいMARVELは予習いらず
タスクマスター好きだったのにー!
タスクマスターの扱いは、誰もが死にうるという緊迫感を出すための判断らしいですが、ナターシャ(エレーナの姉)が『ブラック・ウィドウ』で贖罪と共に助け出したアントニア・ドレイコフ(タスクマスター)を早々に殺してしまうくらいなら出さないで欲しかったし、どこかで穏やかに暮らしていてほしかったです…。
アニメ「アルティメット・スパイダーマン」で好きになった、相手と同じ動きができるタスクマスター。アクションの中でUSエージェントの盾と同時に盾を投げ合い相殺、とか、エレーナと同時に仰向けから跳ね起きてヒーロー着地(ナターシャとはやってた)、っていう画も欲しかったです。
この映画は『ブラック・ウィドウ』を予習復習しない方が楽しめる作りになっています。
主要メンバー6人の内エレーナ、アレクセイ(レッド・ガーディアン)、アントニアの3人が『ブラック・ウィドウ』に登場していますが、予習復習してから観てしまうと、タスクマスターの件でもやもやしてしまいます。(1回目観た時は「いつ、実は生きてて再登場するんだろう?」と思ってしまって物語に集中できなかったかもです)
また、メンバー最推しのゴーストも、『アントマン&ワスプ』の頃から見た目と能力とエフェクトが好きでしたが、今回再登場したことで「あ、治ってないんだ」ってなるので、予習復習しなくていいです。
ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、バッキー(ウィンター・ソルジャー)とジョン・ウォーカー(USエージェント)、それからヴァルも出ていて、なにより僕のMCU最推しサム・ウィルソンが主役なので観ましょう!
ヴァルって、この時が1番ミステリアスで魅力的だったな。
それからポスト・クレジット②でサムがニュー・アベンジャーズを認めないと言っている件をなぜだろう?と思い考察しました!
ジョンと色々あって気に入らないから? でもドラマの最終回で協力してたし。
全員殺し屋で犯罪者だから? でもバッキーとはもはや親友だし。
そこで思い当たったのは、2月に公開された『キャプテン・アメリカ︰ブレイブ・ニュー・ワールド』でサプライズで登場したバッキーとのシーンです。あの時ホアキンが大怪我をして落ち込んでいたサムは、バッキーにキャプテン・アメリカとしての重圧とか、もうドラマで乗り越えたはずのことで泣き言を言います。いつもキャップとして気を張っているサムは、バッキーにだけは甘えちゃうんス。そのバッキーが自分をさしおいて別のチームを立ち上げちゃったのがおもしくないんス。
サムが主役の映画『キャプテン・アメリカ︰ブレイブ・ニュー・ワールド』を予習復習するのはオススメです!
割と見た内容
良いところ
負け犬なりのプライドと敵同士の共闘など泥臭いけど心に来る
自分探しのセラピーものは克服した時のカタルシスが良い
?なところ
公式の情報が悉く面白さに繋がらない
わかりやすくカッコいいヒーローに対して這い上がり泥を啜った叩き上げという感じで、共感というか応援したくはなる。だけど、この手の自分探しやら心の隙間を埋める話なんて、山ほど見てるのでそこを越えてるとは思えなかった。心に入ってセラピーなら『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』とか『パプリカ』とか。
セントリーの強さがなんというかこう伝わらない。所詮物理範囲っぽいし、概念攻撃とかであっさり倒せそう。というかどうやっても個人レベルの物理存在だと破壊はできても救うってのは限界がある。スーパーマンもだけど、一人の超人よりも数千の救急隊員。
まあ、重機と変わらんね。
公式が出した、ニューアベンジャーズとか知ったところで面白さに繋がらんし、人が影になる描写で原爆被害者がインスピレーションとか聞かされてどうしろと。タスクマスターもメインっぽいポスターなのにあれだし。ほんと黙っててくれ、としか。
一番強いのはボブの虚無か?
キルケゴールの箴言である「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」が出てきたのでびっくり!笑。それだけ今までのアベンジャーズにない登場人物の「心の傷」に切り込んだ作品と言えるかもしれません。例えば虚無、孤独などのワードがふんだんに出てきます。そして勝手な想像ですが、この作品で本当に一番強いラスボスは、もしかしたら孤独や虚無感を生み出す人間の奥に潜む無明(仏教概念で、根本的な無知、真理や道理に暗い状態)を示唆しているような気がしました。考えすぎかもしれませんが、最終的にはそのラスボスを、新アベンジャーズが冥伏(同じく仏教概念で、大宇宙やあの世に帰ること)させ、コントロールしながら新しい敵に立ち向かっていくというようなストーリーに見えたのは私だけでしょうか?そして最強ではないある意味ポンコツ?の新アベンジャーズのアクションや活躍は、今まで観たアベンジャーズの超人的な戦い方とは一味違う人間臭さに、なぜかホッとするような面もありました笑。とはいえ、最強のアベンジャーズがいなくなった世界に?、かつては脇役だったと思われるキャラクターが登場してきて、ぶつかり合いながらも最後には人間を救うために一致団結する姿に胸が自然に熱くなったのは私だけではないでしょう。誰が敵で誰が味方なのか、誰がラスボスなのか良くわからないモヤモヤ感?はありましたが、戦いを終えて新たな地球に迫る侵略者に立ち向かおうとする姿に、次回作への期待が大いに高まりました。新アベンジャーズをまたぜひ観てみたくなりました。
良いけど、日本人には見慣れたもの
出来はよいけれども
最高です
ヒーローになったつもりか、、、
マーベルコミックのヒーローたちが活躍するマーベル・シネマティック・...
マーベルコミックのヒーローたちが活躍するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の各作品で悪役やならず者として登場したキャラクターたちがチームを結成し、己の過去と向き合いながら世界の脅威に立ち向かっていく姿を描いたアクションエンタテインメント。
姉を失ったことで空虚な日々を送っていた暗殺者のエレーナは、謎多きCIA長官ヴァレンティーナからの指令を受けて、ある施設へ向かう。そこで同じくヴァレンティーナによって集められたジョン・ウォーカー、ゴースト、タスクマスターが一堂に会し、記憶を失ったボブという謎の男も現れる。思わぬ危機が訪れたことで一同は協力して窮地を乗り切り、エレーナを助けに来た父のアレクセイ、ヴァレンティーナの真の目的を探るバッキー・バーンズも合流し、「サンダーボルツ*」という即席のチームを組むことになる。やがてニューヨークの町に次々と市民を消し去る脅威の存在が出現。当初はバラバラだった「サンダーボルツ*」は、危機に直面する中で次第にチームとして結束していく。
フローレンス・ピュー、デビッド・ハーバー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファスら、これまでのMCU作品でそれぞれのキャラクターを演じてきたキャスト陣が結集。「トップガン マーヴェリック」のルイス・プルマンが謎の男ボブ役を務めた。監督は、映画「ペーパータウン」やテレビシリーズ「BEEF ビーフ」で知られるジェイク・シュライアー。脚本は「ブラック・ウィドウ」「マイティ・ソー バトルロイヤル」のエリック・ピアソンとドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」のジョアンナ・カロ。
サンダーボルツ*
2025/アメリカ
配給:ディズニー
新章スタートという事なのか
「アベンジャーズ」という歴史的ヒットを飛ばしたシリーズも、マルチバース化に伴い複雑化していき、近辺でも離脱者が何人かいる。あるいは全くの無知で何でスパイダーマンにアイアンマンとか手品師みたいな人(多分ドクター・ストレンジの事)が出てくるのかと今更聞いてくる人もいる。MCUの仕組みを分かっていないのはさて置き、周囲に漂うその"飽き"は興行面を見れば一目瞭然だろう。「マーベルズ」の興行的失敗がその良い例ではないか。
実は本作が封切られる前には、かなり心配していたものだった。というのも、DCのヴィランがチームを組む、「スーサイド・スクワッド」の結果が良いものでは無かったからだ。本作も特段目立つキャラもおらず、爆死するのではとヒヤヒヤものだったのだが、好スタートを切れたという事で今は安堵の気持ちでいる。
恐らく本作はシリーズ中最も戦闘シーンが短い作品だ。勿論生身の人間が、空を飛んで銃弾も効かないセントリーと張り合える訳が無く、そうなるのは当然かも知れない。だがこちらが半分見飽きた様なバトルでは無く、本作が中心に描いているものは、「心の傷」という誰にもある負の感情についてだ。実はこれがセントリー攻略のカギとなっている。サンダーボルツの面々は過去作に皆登場しているが、大半は敵役として描かれており、敵としての人物描写は意外にも薄かったりしたものである。本作ではブラック・ウィドウとして世界的に活躍する姉の元、陰で闇の仕事をしていたエレーナ初め、皆が後めたい過去を抱えている。シリーズファンであればウィンター・ソルジャーことバッキーの生い立ちや、今回は残念な事に即退場となったタスクマスターの壮絶な過去を知っているからこそより応援したくなる構成だ。シリーズ中最も地味な本作は、最も重いテーマであり、アベンジャーズとしても悪役キャラとしても"第ニの人生"を歩むという物語なのだ。サンダーボルツのタイトルには小さく*のマークが付いているが、その意味が最後の最後で明かされるシーンには鳥肌が立った。ちなみにアメリカでは公開後のポスターは皆そのタイトルのポスターに差し替えられる粋な事をしている。次作の「ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ」に期待出来そうな完成度だった。
フローレンス・ピュー
楽しめた派
メンタル寄りのマーベル
みんな負け犬!サンダーボルツ!!
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