「キャプテンファルコン」キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド snake666さんの映画レビュー(感想・評価)
キャプテンファルコン
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決してつまらなくはないが、かといってスゲぇ面白かったわけでもないどっちつかずな出来栄えだった。
本作を観た事で次のアベンジャーズへの期待感も特に湧いてくる事はなかった。
二代目キャプテンアメリカも別に文句は無いしワカンダ製の翼によるアクションはとても見応えあった。しかしどうしても初代と比べざるをえないのは避けられないわけで、確かに元々のファイトスタイルが違うから違って当たり前なんだが、超人血清を打ってるか否かの違いによる差は大きく感じてしまう。
それは作品の中でサムも自分で言っていたとうり、強敵に対しての対応力の物足りなさに観ていて不安を感じずにはいられない所は多分にあった。
そうしたあたりは若干の頼りなさは否めない。
物語としてはシリーズがずっとやってきたポリティカルサスペンスは今作でも継承され見応えはあるものの少し分かりづらい部分もあったかなと。
また本作は実は「インクレディブルハルク」の続編的なストーリーでもあったわけで、すっかりこの作品を忘れていた自分としては今回のヴィランにずっとモヤモヤしっぱなしだった。
さらに劇中に何度となく登場する「アダマンチウム」って何だっけ?って。なんかすげ〜聞いたことあったけど、うわぁ〜思い出せないぃ〜っという感じになってしまい、こちらもモヤモヤ。
と、相変わらずビギナーや、自分のような観てはいたけど忘れてしまっている者には優しくない部分もあり、配信されたら改めて確認しながら鑑賞しなおしたいと思った。
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