「まんまる顔のチビッ子忍者」ほどけそうな、息 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
まんまる顔のチビッ子忍者
児童虐待の不幸なニュースがあるたびに児童相談所や病院の介入の判断の遅れや執行権の範囲が取り沙汰されていたのはかなり前で、最近は割愛されがち。児童相談所のお仕事はお役所だから、そんなにハードなわけないと思っていたけど、真面目な若い相談員にとっては精神的にハードであることは想像に難くない。
小野花梨の主演映画をこのところ何本か観ている。小野花梨みたいな若い娘にハードな案件をひとりで何件も担当させるのはブラックだ。イジメじゃないの?気になったのは正規雇用の公務員?派遣?
派遣だったら余計にひどい。
赤ちゃん奪取(保護)のシーンは頻繁にあること?
児童相談所の職員だけで執行されるのか?
月船さららさんの演技(豹変)がすごかった。まるで他人。さすが元宝塚。
飯島珠奈さんもよかった。最後はコメディだったけど。
児童虐待に対する行政執行は警察や救急隊、小児病院などとチームワークが必要なので、横ならびの行政機関の枠を取り払って専門家チームからなる専門の行政機関(Gメン)を作るべきだと思う。社会福祉士、児童福祉士、臨床心理士や精神科医、小児科医、婦人警官もそのほうが働きがいがあるだろう。
ほどけそうな、息という作品名。
息があったチームワークが求められるっていうことなのか?
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