犯罪都市 THE ROUNDUPのレビュー・感想・評価
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疲れてるときに観れる韓国アクション
続編のアクション映画。
いままでの韓国映画にはスマートな俳優がアクションをこなすものは多くあったのだが、この映画は肉体派のマ・ドンソクが暴れるコテコテのアクション。
80年代アメリカを彷彿とさせる無敵の主人公が殺人を繰り返す犯罪者を追い詰め叩き潰す痛快アクション(韓国的なエグさや血の多さは健在)。
そのためスッキリしたい方には良いのだが、心を揺さぶられることがないので、好みが分かれる作品だと思います。
ツッコミどころはあるけど、疲労感を取ってくれてちょいスッキリしました。
(原題) 범죄도시2
とにかくマブリーがすごい!
(来日イベント当選したけど、中止になり会えず残念)
更に増した体型で、斧やナイフを振り回す相手に殴る蹴り上げ、1より全然面白いです。
こんなにスッキリ気持ちのいい映画なかなかない。
内容も分かりやすくて何にも考えなくていい。
撮影終わったばかりの3もかなり楽しみ。
最後、日本語の主題歌で?????違和感しかないってなりました。←知らなかった人
ファイティン!
作品のクオリティをさておき、主人公をここまで応援できる作品が近年あっただろうか?
トムにせよ、マブリーにせよ映画の観客にダイレクトに伝わる映画愛であり、観客愛。。。。
ストーリーの拙さとか最早どうでも良い。応援しよう📣マブリーを
東映調だった前作から一転、ノワール臭を帯びた熱血刑事アクションの堂々たる続編
前作から4年後の2008年、クムチョン警察の強力班の副班長マ・ソクトは在ベトナム韓国大使館に投降した国外逃亡者ユ・ジョンフンを護送するため上司のチョン・イルマン班長と共にホーチミンに出張。簡単な仕事とナメていた二人だったが、ユ・ジョンフンがかつての仕事仲間カン・ヘサンの恨みを買って命の危険を感じて投降したことを知り勝手に捜査に乗り出すと・・・。
どことなく東映調だった前作に対して本作は舞台の半分がホーチミンということもあってかどことなく香港映画のような雰囲気。異国なのに勝手に捜査を始めるマ・ソクトと彼にブンブンに振り回されるチョン・イルマン、イス組の元組長チャン・イスの掛け合いは『リーサル・ウェポン2 炎の約束』っぽい軽快なノリですが、そこで繰り広げられるのは営利誘拐と連続殺人。さらにはカン・ヘサン達が殺してしまったお金持ちのボンボンが韓流マフィアのボス、チェ社長の御曹司だったので殺し屋がホーチミンに乗り込んでくるので血糊の量は前作を遥かに凌駕しています。
単刀直入だった前作に比して物語もなかなか分厚く、チームワークがより強固になった強力班の活躍と複雑に交差するカーチェイスが誘う爽快感とずっしり重い疲労感が終幕後も延々と尾を引きます。
ちなみに息子を殺された怒りに燃えるチェ社長を演じたナム・ムンチョルが昨年10月に死去、本作が遺作となりました。
マブリーはあざとい
ベトナムに現地で自首をした容疑者を引取りに行ったところ、極悪犯罪者にぶち当たり、逮捕に躍起になるマ・ソクト率いる強行犯係の人達の話。
ポスターがキングコングvsゴジラのような最強同士ぶつけました感醸し出してるけど、マブリーに叶う敵は少なくともアジア圏には今いないので、今回も勝ち戦。ほぼ出来レースのようなアクションでこんなに楽しいのマブリー映画の醍醐味すぎる!最高!
犯人とマブリーが対面してしまったら勝負は決まるので、いかに対面させないかが重要。なのに全然引っ張られてる感なく、小ボケシーンを挟んだり緊張感のあるカーアクションあり、マブリーの時には感じないヒヤヒヤ感もちゃんと他の登場人物達のアクションで演出されててずっと楽しい。
強行犯係の面々もマブリーがいる安心感からか、やけくそなのか正義感からなのか、皆怖気ず敵に立ち向かっていくのが清々しい。こういう警察がいれば梨泰院の事故も起こらなかったのかなぁとか思ったり。最後のひと仕事終わりの乾杯もこれまた清々しいったら。
最初はモンスターに見えた凶悪犯だけど意外と人間味ある人物に見えるのも不思議。やっぱマブリーって表情変えないから、敵の方が笑ったり焦ったり怒ったり表情がちゃんと変わるのよね。ノワールの悪役は見た目をガチガチにしてくるのが多い一方で、今作の割と普通の見た目の敵かなり魅力的に映った。
マブリーの良さって重厚感あるアクションだけじゃなくて、なぜかずっと可愛いのと何をしててもオモシロシーンに見えるのがずるい。
上に参ります♪
うっひょーっ!こりゃ最高だぜ!!!
一応、Netflixで前作を見てから鑑賞したのですが、完全にパワーアップ。素晴らしい続編を目にしましたよ。前作の良さは残しながら、名の通り更なる段階へ進展。この面白さだったら、年一で新作上映して欲しいな...。
前作があるからこそ笑えるシーンが沢山。
2作品目にして、お決まりのシーンだとかあるある展開ってのが出来上がっているし、その安定感と帰ってきたという安心感だけで大満足。長年のシリーズ化、狙ってますよね?? 起承転結と基盤がホント上手くて、一切余計なこと考えずに楽しめる、世にも珍しい最っ高のエンターテインメント作品です。
なんといっても、見所はマ・ドンソクであり、本作では前作以上に彼が大活躍し、演技も動きも光っている。この映画を見れば、マブリーファンになること間違いなし! アクションのキレも増し、アドリブのようなセリフもたくさんあって、キャラ自体も格段に進化している。そう思うと、別に見なくても楽しめるんだけど、進化・変化具合、そして人物を理解するためにも、見ておいて損なしかと。個人的には見て大正解!
そして、前作と比べてストーリーの質が非常に向上しており、多少無理があり非現実的ながらも、すごく分かりやすくてかなり面白い。バスやエスカレーターを使ったシチュエーションボケやキャラクターの個性を生かしたストーリー展開なんかが、めっちゃ笑えて作品のレベルアップ、シリーズものとしての大躍進に繋がったかと。ベトナムで韓国の犯罪者を捕まえようとするも、司法権が無くて上手いこと行かないという葛藤も、いいアイデアだったな〜。
途切れずワンカットで魅せるアクションシーン、いつ敵がやってくるか分からない緊張感、スリル満点のカーチェイス、そして前作とは比べ物にならないくらい良キャラになった班長などなど、語りたくなる要素はたんまり。強いて言うなら、伏線回収はもっと綺麗にやって欲しかったかなと。マジで不満はそのくらい。歴代最高レベルの韓国映画を見ることが出来ました。
こういう作品こそ、映画館で見なくてどうする。
見る度に行っている気がするけど、またもや韓国映画が好きになった。そして、マブリーの大ファンに。今後とも新エピソードを展開して欲しい、長年のシリーズ化を願うばかりの作品でした!ぜひ、劇場で!
韓国映画観たことない方も是非!!
我らがドンソク兄貴を充分楽しめます!邦画も岡田准一氏を使うなら、この位シンプル&芯の通った作品を作れよ!と言いたいです。
ほぼ、主役のドンソク兄貴と敵役(狂気よ)で成り立っている作品です。
いやー敵役の俳優さんの表情が怖すぎて…アジア系の人間は、あの目つき、三白眼はチビります。刃物を手軽に身体に入れちゃう狂気!!
それに対しフィジカルにステータス全振りの兄貴◡̈♥︎
韓国映画観たことない方などは、入門としてオススメです。韓国独特なグラデーションといいますか!
映画館で観ると迫力間違いなしですので、是非映画館へ!!!
剛よく最狂を制し、そして肉体は最強の言葉
第一作は観ていません。ラウンドアップとは「寄せ集め」とか「一斉検挙」などの意味のようですが、この映画の中味に即した訳が出てこないです。
主人公であるマ・ドンソクの体型と、殴打の擬音がやたらに目立ったのですが、マブリーが警官チームのピースにきちんと嵌っていたので、サスペンスの雰囲気はちゃんと保たれていたと思います。
しかし改めて、肉体こそが言葉であり、そこから繰り出される腕力こそが思想であると思い知らされました 笑
◉乾いて即物的な殺意
ソン・ソックが演じる、今回の敵役であるカン・ヘサンの残忍さと奇妙な怜悧さが、この映画の魅力の半分を占めていたと思います。枯れ草の草原を駆けて人質を追い詰め、まずは耳を削いで絶対服従させるのかと思ったら、たちまち刺殺する。殺しまでの時間が短い。挙句に死体から手首を切り落とす。身体の一部を見せつけた方が、身内へのインパクトは圧倒的ですからね。そして死体は騒がない。
二つの死体が収められたビニール袋が土中に埋められたあたりでは、予想以上にサイコな方向に振り切れてしまうかと、心がひりつきました。
魅力の後の半分は、もちろんマ・ドンソクなのですが、ある意味、別の2作品を観たつもりにもなれます。
◉あの魅力的な形をした斧
銃撃よりも、斧とナイフを使っての執拗な殺し。あの恐るべきザクザク音が、いわゆる韓流な訳ですね。
殴り合いの擬音効果は正直、やや不自然感もありました。マ・ドンソクならば視覚だけでも、殴り合いの迫力は出せたのじゃないかと。でも、観る側がハラハラしてもまだ止まない、カンの刺殺シーンは、身体がのけぞりました。クライムサスペンスの充足感!
カーチェイスの逆走また逆走は、カン・ヘサンがペテン=頭もいいことを見せていましたが、まぁマ・ドンソクの愚直な肉体が、それに優ったと言うことで。
心地よいジャンル映画
カメラワークのアイディアが豊富で楽しい。偶然と想像へのアンサー的なエスカレーター使いにしびれる。
ソン・ソックという役者が画面に出る時間は多いのだが、内面やキャラを深堀しないのが独特。なのに凶暴なキャラクターを楽しめる。普通の顔を見てみたら、そこまで、凶暴な雰囲気はない。日本映画で惜しいのがこの凶暴さだったりするが、彼は素晴らしい。アジアは刃物が合うな。また、人の妻以外ほぼ女性がでないのも特徴的。犯人と誘拐された会長どちらも掘り下げしない作りなのは意外。韓国でも仕事はパカパカケータイなのかな?
マ・ドンソク
相変わらず、マ・ドンソクのアクションはスカッとするなぁ。なんとなく、まるごし刑事を彷彿させる。
ストーリーはよくある刑事物。昔のGメン75を思い出して懐かしく感じたのは年のせいか。
これは、私だけだと思うがマ・ドンソクを中心に麒麟の川島(最初は全然似てると思ってなかったのがだんだんと)班長と敵役のカツラを付けた小峠、がだんだんと中盤からはハッキリとニューヨークの島佐にしか見えなくなり、あと背の高い長州小力がからんでくる物語でした。
あと、警察署の署長。怒ってるはずなのに、笑ってようにしか見えなかったのは、私の見間違いか
正義の肉まん鉄拳
鉄拳肉まん刑事が巨大化して帰ってきた!
いくらなんでもでかすぎる。
最高傑作だった前作に引けを取らないストーリー、海外進出かと思いきや普通に韓国に帰ってきてくれる安心感、スリルとコミカルの黄金比率、最高に面白かった。
ヤクザ複数組の思惑絡まる前作に比べ、今回の本筋は凶悪犯罪者VS警察のシンプルな構図。
わかりやすい展開ながらも単純になりすぎず、重い衝撃を楽しめるサスペンス映画であることが本当に好き。
一目でわかる圧倒的悪役、ゾッとする暴力と殺人の描写、飛び交う拳と刃物の応酬が全身にぐわんぐわん響く。
パワフルな強化班のみんなが好き。前作で好きだったシブめ刑事がいなくなってたのは悲しいけど。
何より興奮したのは前作でナヨッてたホンソクの大成長。後輩もできて立派になって…お前は最高だよ…。
班長の「ハジマ」のやる気なさも好き。顔がどんどん伸びているのか。
イス社長のカムバックも嬉しいところ。
組を解散してなんだか威厳がなくなり胡散臭いチョロキャラっぽくなっていたのは少し残念。
途中参加の殺し屋兄弟の不気味な目つきも大好き。カン・ヘサンに劣らない恐ろしさ。
このシリーズは面白すぎて面白すぎて、他に何も言いようがない。
ラストシーンでなんとなく撮影現場の空気の良さも感じた。本当に本当に大好きなのでまた3年後くらいに同じクオリティで続編作ってほしい。
USB?SUVです
ラウンドアップって除草剤?Excel関数の切り上げ?とにかく端数を整えるってことなのか。つまり、平気で殺人を犯す奴らは除草剤撒いて消し去るってことで、そのうち別の雑草が生えてくる・・・奥が深いなぁ。
ベトナムで誘拐され殺害されたローン会社会長の御曹司を捜査するうちにカン・ヘサンという連続殺人犯が浮上する。2008年という設定なので携帯はみんなガラケー。マ・ドンソク演ずるマ・ソクトもガラケーを使いこなし、詐欺師のイスに対してもメールを送ったり、GPSを使ったりと、肉体だけではないことをアピールしていました。
悪人も斧を振り回して、殺人も平気な男。マブリーとの最初の鉢合わせが早かったために、いいのか?こんなに早く見せ場を・・・と思ったが、奴は逃げ足も速い。ゾンビかよ!と思わせる噛み付き攻撃も厭わない悪人ども。やっぱり韓国に戻ってからのアクションの方が見応え充分。手下となるチャン兄弟ともやり合うし、カーチェイス(イスが運転)も素晴らしい。韓国ではUターン専用の道路もあることを思い出した。
圧巻のバス内対決ではボクシングスタイルのみならず一本背負いも決めてくれるし、座席ごと吹っ飛ばす蹴りが炸裂する。最も凄いと思ったのはマブリー張り手でしたけどね・・・力士並み迫力!!
映像の粗さをカバーするがごとく効果音が面白くて、斧を振り回すときの風切り音や殴ったときの骨が軋む音にはちょっとした感動。随伴曲でもホラー風味のものがあったり、結構凝っていた。ストーリー的には、結局金かよ?!と、ちょっと呆気ない展開。むしろローン会社との確執も浮かび上がれば面白いと思ったし、殺し屋を差し向けたこと以外のチェ会長の悪事も曝け出してもらいたかった。ゼッタイもっと悪いことしてるって・・・!
拳の男マブリー
マブリーの作品は水戸黄門のようなもので、内容はとてもわかりやすい。拳、包丁、今回は鉈(マチェーテ)のいつものガチンコファイティング。ストリート・ファイトのノリで絶えずブッとばす。ピストルやマシンガンが出て来ない韓国のアクションは絶品だ。カンフーや空手、テコンドーのような技術的な武術は一切使わずに殴り合い、蹴飛ばしまくる。まぁ、早い話が街場の喧嘩のようなファイティングシーンなのだが、マブリーが出て来るとやはり絵になる。カリスマ的な役者である。次回もやはり見るだろう。ドウェイン・ジョンソンのスーパーマン的なポジションも悪くないが、やはりアジアの強い兄貴に親近感が湧いてしまう。マブリー、カッコいいね。
今度の相手はベトナムに潜伏する牛刀でバッタバッタの凶悪誘拐殺人犯?! 怪力刑事と強力班のゆかいな仲間たちふたたび...
ハリウッドでも活躍中のアクションスターマ=ドンソク主演かつ製作にも携わった大人気クライムアクションシリーズの第2弾!!
銃器に頼り過ぎない骨太で血飛沫の舞う超絶肉体派アクションおよび絶妙なコメディーセンスは前作に勝るとも劣らない見せ場満載で、三つ巴の複数勢力群雄割拠の抗争感は若干薄れたものの代わりに獲物を追い詰める大捕物の醍醐味は増し、特に終盤は人質奪還を巡ってのカーチェイスに頭脳戦を絡めた緊迫感で、練りに練られた一大傑作となっております。
解り易くエンタメとスリルを盛り込みやすく粗製乱造されるのがアクション映画であるなら、ジャンル映画として守るべきお約束が多いがゆえに翻ってちょっとした演出に製作側の個性が光るのもアクション映画。
韓国映画の歴代興収レベルの売り上げのようで、聞くところによると3作目のみならず4作目も既に企画されているとかなんとか。
Wikiによると次作である3作目は所轄から広域捜査隊に栄転のうえで韓国に渡った日本のヤクザを相手にするとかなんとか。せっかくの強力班メンバーが出なくなるのは寂しいところですがそこはスピンオフなりやってもらいたいし、新しいサポートメンバーの個性にも期待したいところで、対する日本のヤクザがどういうキャスティングになるのかも大いに楽しみなところです。
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