「ありがち」ザ・コントラクター コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
ありがち
前半の設定説明に時間をかけすぎ、その割には後半が駆け足で重要な説明は端折り、ちゃんと終わっていない。
激しいアクションは割合が低く、地味で暗い(それでいてありがちな)展開が長い。
一般人を巻き込んだ大掛かりな銃撃戦をやっておいて、素顔丸出し、チームの仲間の遺体も放置だしと設定も甘く。
あんな街中じゃ防犯カメラに映りまくりのはずで、なのに駅や空港で警察がスルーってどんだけザルなのか?
おまけに、襲撃するのに防弾チョッキ一つすら身につけず、撃たれて負傷ってなにそれ。
あの尻切れトンボで中身のないなかった『グレイマン』の4割くらいの内容って薄さとザルっぷり。
事件の裏のボスの野望もちっぽけで、クズ脚本の極みに思えちゃいました。
クリス・パインが肉体的にも精神的にも痛めつけられるのを、「セクシーだねっ!」ってS気質で楽しむくらいしか、見どころがありませんでした。
配信待ちでちょうどいいんじゃないかな。
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