「幻想的なゴシックラブストーリー」ノベンバー どすこいたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
幻想的なゴシックラブストーリー
今週末公開の「エストニアの聖なるカンフーマスター」を観に行く前に、予習がてら監督ライナル・サルネットの他の作品を観てみようかと思いましたが…ジャンルが違い過ぎて全く参考にならなそうです(笑)
モノクロで描かれたゴシックラブストーリー。幻想的な世界観とドゥームメタルのような荒涼とした音楽。純愛と人間の醜さの対比は恐ろしくもあり、儚い希望でもある。この泥臭くも美しい物語は紛れもなく唯一無二の存在。
私は内容を「理解」できたとは言い難く、「感じた」というのが正直なところ。セリフが非常に少なく、よくわからなかった部分は調べて補いました。キリスト教関連の表現が出てくると日本人は厳しいですね(;´皿`)ぐぬぬ…
ドゥームメタルなんてマイナーな音楽ジャンルを例えに引っ張り出しましたが、本作の内容はまさにそれ。重苦しくゆっくりと、淡々と流れるストーリーは好みが割れそうです。しかしながら、映像は美しく、幻想的な雰囲気は本当に素晴らしい。観たものに強烈な印象を残すことでしょう。
あ!「ムカデ人間」のディーター・ラーザーが出演しててびっくりしたのを付け足しときます(笑)
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