「お目々がハートのウサギさん」イントゥ・ザ・ラビリンス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
お目々がハートのウサギさん
13歳の時に誘拐されて15年間行方不明だった女性が記憶の無い状態で発見された事件を追う話。
強い向精神薬によりによって記憶を無くされたサマンサの記憶に潜り掘り起こそうとする精神分析医グリーンのパートと、15年前に両親に娘捜しを依頼されていた余命2ヵ月の探偵ブルーノのパートの2方向から犯人に迫って行く様子をみせていくけれど…。
グリーンのパートはゲームだキューブだラビリンスだと抽象的で遅々として話しが進まないし、尺的にもブルーノパートがメインという感じ。
しかしこのブルーノパートもあっさり唐突に声の主をみつけるは、そこからの遡りも突飛で断定的で1本道で不穏さはあるけれど面白味が殆どない。
そして結構唐突に答え合わせのちゃぶ台返しって、はぁ!????
しかも逆質からの流れもそんな簡単に?
スカした空気感とか抽象的過ぎる表現とかで入り込み難いし、どうでも良い接点とかみせられてもだから何?としか思えず。
全体的にもう少し状況や展開に説得力があればだいぶ面白くなりそうなのにという感じで自分には合わなかった。
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