「リリスクとの出会いをくれた作品。」MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
リリスクとの出会いをくれた作品。
2022年、コロナ禍の中に公開された。
監督は竹林亮、脚本は竹林亮と夏生さえり。
Mondays、と「月曜日」が複数形で表さわれているように、月曜日が何回も何回もやってくるタイムループもの。
タイムループものといえば、なにを「やり直す」かがポイントだが、だいたいは、
・男女の出逢い
・死
と相場は決まっている。
本作は、「出逢い」も「死」もない。
唯一の犠牲は、月曜日の朝、必ず窓に激突するハトくらいか。
ほのぼのしたストーリーと言える。
もう少し、ドタバタがあっても良かったかな、くらいに平和な作品だった。
私はこの映画をきっかけに、lyrical schoolを知った。
エンディングに『LAST DANCE』が流れる。
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』における『The Future』、
『ロスト・ハイウェイ』における『I'm deranged』、
映画のラスト〜エンドロール、
◆余韻を残したり、
◆本編のトーンを完全に打ち消したり、
ラストの数分は映画のヤマ場の一つだと思う。
lyrical schoolの楽曲のグルーブ感が心地良く、
なんで今まで知らなかったんだ!
という反動で、私のPlay listは、リリスクで占められている。
感謝の気持ちを含みで、、、☆3.0(辛い?)
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