「デンドログラムありのタイムループ」MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
デンドログラムありのタイムループ
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予算レベルに対する面白さ、って言う見方をすれば、これは間違いなく年一です。所謂、コスパか?
タイムループ中にコミュニケーションが取れれば、ループ後デンドログラムの同じ「枝分かれ」を進むと言う、SF的にも捻りの効いた設定が好き。ループ中の選択・行動が変われば、違う週末に向かって枝分かれして行きます。聖子さんを最後の謎解き役にするための手段でしょうが、邦画は、こう言うところが雑だったりするんで。
監督は平林亮さん。「14歳の栞」から、何がどうなれば、この作品に繋がるのかが謎だけど、仕事現場のリアルさ、生々しい会話、現代日本のニヒリズムなどなど、どれを取っても「鮮やか」、vividで良かった。何と言っても、飽きを感じさせないテンポを生み出している編集が好き。
学生時代は、研究室の床に段ボールを敷いて寝てるヤツはいましたが、それを思い出した。朝は匂いがこもって、ムッとするんですよねw
コメディチックに話を進めて笑いを取って。ホロリズムは、吉川さん/部長/漫画の中の三段構え。イヤイヤ、コレは好きやなぁ。
あー、確か、昨夜は無念にも貞子ウィルスにやられちまった吉川さんでしたが、今日はスッキリで良かったですね。
面白かった。楽しかった。
とっても。
やっぱり、笑えるホロリズム物語りって良いw
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