「美しい人情映画」ミセス・ハリス、パリへ行く soleilヾ(´ε`○)さんの映画レビュー(感想・評価)
美しい人情映画
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ミセスハリスの善人おばちゃんっぷりが最高…!
戦争に行って帰ってこない夫を待ち続けたのに、知らされたのは戦死の通知。
だらしなかったり、不倫してたり、金持ちなのに賃金を払わない不貞な野郎達の家政婦をこのまま続ける人生なのか…と思ってただろう矢先にディオールの500ポンドのドレスを見ちゃって、心に火がついたハリスさんの高揚したお顔がまぁ美しい。
見栄や虚栄心じゃなく、単純に美しいものを美しいと感じられる素直な感性が周りのフランス人達の心を鷲掴みにしたのよね。
所詮ハイブランドだって中で働いている人は一般人なんだから、そりゃハリスさんを応援したくなるよね。
途中侯爵といい感じになるのかな〜と思いきや、結局小さい頃のお手伝いさんと重ねてるだけやん(要するにマザコン)と受け取ったけど、そもそも生きてきた環境が違いすぎるだけで愛情に違いはない気もするけど、、ラブよりライクなのかな。
最後は、だらしない顧客の女優の卵にドレスを貸しちゃって嫌な予感…と思ったら、想像以上にヤバめな子で、ドレス燃やしちゃうなんてあああああ〜ってなったけど、ディオールの粋な計らいで本命ドレスが手元にやってくるという伏線回収もバッチリ。
ああ、ほんとに良かったね、ハリスさん。
でも、ドレスは川に捨てずにお直しに出してほしかった…。
あと「エミリー、パリへ行く」のリュカが会計士アンドレ役で萌えた。メガネかけて冴えない男役でも色気がだだ漏れでやばすぎる。かっこよすぎて鼻血でるわー!
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