劇場公開日 2022年11月18日

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「ドレスが導く幸せ。」ミセス・ハリス、パリへ行く 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ドレスが導く幸せ。

2022年11月26日
iPhoneアプリから投稿

戦争で旦那を亡くしてしまったロンドン在住の家政婦のおばちゃんハリス(60歳以上に見えた)。ある日、仕事先の金持ちの家でディオールのドレスを見て魅力に取り憑かれる。
高級なディオールのドレスを買う為にお金を工面するハリス。その方法はギャンブル!?まさかと思ったら、ほ〜らね。って思ったら、意外な展開。おばちゃんモテるのね。お金は準備できたけど、ディオールの服はオートクチュールなので、パリまで行かないと手に入らない、しかも時間がかかります。珍しい貧乏人の客にディオールの人達は、上から目線の人と親切な人に分かれる。でも、親切な人達のおかげでドレスをちゃんと作れる事に。当時の労働環境などの面倒な問題があったものの、このおばちゃんのお陰でディオールがプレタポルテに。
とにかくハリスは超ポジティブでドレスがとっても似合う素敵なおばさん。ポジティブすぎてずっとクスクス。夢を叶える努力って感じじゃなく、目的を諦めない意思の力が周りを動かす展開。最後はなぜかウルウルッとしちゃいました。とても楽しかったです。

涼介