「最愛の伴侶を失った掃除婦がたった一つ見つけた生き甲斐は眩いばかりのディオールのドレス!! お人好しな中年女性が国を跨いでファッション業界に愛のお節介...」ミセス・ハリス、パリへ行く O次郎(平日はサラリーマン、休日はアマチュア劇団員)さんの映画レビュー(感想・評価)
最愛の伴侶を失った掃除婦がたった一つ見つけた生き甲斐は眩いばかりのディオールのドレス!! お人好しな中年女性が国を跨いでファッション業界に愛のお節介...
戦争で夫を亡くした中年女性がディオールのドレスという目標を見つけて大奮闘するハートフルコメディー。
持ち前のお人好しで周囲を魅了し他人の恋路を後押ししつつ自分はほろ苦い失恋…まさに女はつらいよな人情喜劇で、出てくるキャラクターがみんな良い人ばかりで心がほっこりすること間違いなし...
近年こういう作風は本当に減ったけど、古びれない普遍的な面白さを持ってる気がする。
言うなれば『男はつらいよ』シリーズの寅さんの女性版みたいな感じです。
苦労して貯めたお金を食べるためではなく上を向いて生きるために費やす主人公の様はまさにコンゴのサプールのようで、豊かなお金の使い方と正しい年の取り方此処に在り!
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