「感想メモ」ザリガニの鳴くところ ヒラめさんの映画レビュー(感想・評価)
感想メモ
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殺された好青年、容疑をかけられたのは「湿地の娘」と呼ばれる少女、カイア
犯人当てミステリとしての側面はやっぱりな、という結末だし、犯行の全貌も明らかになっていないので満足いかないところもある
しかし、この物語の本質はそこではないのだろう
裁判での弁護士の話が印象的だった、我々が今まで差別してきた彼女を平等に扱う機会が与えられたのです、どうか偏見なしに、法廷内の事実だけで彼女を裁いてください
自然にとって善悪はないのではないか、生きるのに懸命なんです、という彼女の言葉が全てを語っていて良い、自然と生きてきた彼女だからこその説得力がある
マーティンは歪なりにも彼女のことを愛しているのかなぁ、と思ってたけど、単なる所有欲、優越感だったのかな、見ててかなり気持ち悪かった
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