「大どんでん返しは必要か?」ザリガニの鳴くところ かっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
大どんでん返しは必要か?
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湿地帯に取り残された少女カイヤが殺人の容疑者となる。彼女にはアリバイがあるが、ある複雑な行動を取れば犯行は可能であった。しかし、自然の中で純粋に生きてきた彼女にそんな犯行が可能か?
裁判で弁護士が心を打つ弁護をする。湿地帯の女と言って蔑んで偏見を持っていた我々(陪審員も)は、今こそ偏見を捨て純粋に彼女を見るべきだ。
そして、彼女は無罪を勝ち取る。だがしかし。
何で「だがしかし」が必要なのだろうか?
彼女の犯行でなくてもいいと思うんですが。
あの胸を打つ弁護はなんだったんでしょうか?と私は思ってしまいました。
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