「独創的なストーリーとカイアに引き込まれる」ザリガニの鳴くところ TOMOさんの映画レビュー(感想・評価)
独創的なストーリーとカイアに引き込まれる
沼地にひっそり佇む一軒家に、6歳からたったひとりで生きてきた少女カイア。学校にも行けず、沼地の貝を獲りながら人目を避けて暮らしていた。楽しみは沼地の生物の観察とそれらのスケッチ。そんな少女に救いの手を差し延べた人もいた。文字を教え、本を与えてくれた青年と雑貨屋の夫婦。そして美しく聡明に成長した少女。
今作は沼地の少女カイアが、一人のある青年の殺人容疑をかけられ、心優しい弁護士との会話で物語が進んでいく。
独特な設定と映像、カイアの存在感にどんどん引き込まれていった。そして最後になんて素敵なお話!ミステリーか?と思っていたら、最後の最後に驚愕の事実が明らかに…しっかりミステリーでした。
コメントする