「一番悪いのは煮えきらない駄目男と捨てた実母」ザリガニの鳴くところ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
一番悪いのは煮えきらない駄目男と捨てた実母
ウ~ン。
今、第45章まで読み終わったが、犯人が分かってしまった。
頑固な白人の老女目線な寓話だと思う。現地を知っている者なら、その表現はリアルなのだろうと思ったが、やっぱり、火曜サス○ンス劇○だった。つまり、あまりサスペンス性は無いと思った。
小説は映画を見るようにスラスラ読めた。訳者の文章が良かったからだと思う。
一方、映画は動物をCGで描いていて最悪の表現。逆に自然を壊している。
突っ込み所は沢山あるが、一番悪いのは煮えきらない駄目男と捨てた実母だろうね。
日本の本屋大賞取る位だから、日本人好みの話になっている。ノースカロライナ州って、アメリカ独立13州で、南部連合に最後に加わった超保守的な土地柄。
つくづく、彼女が白人のカワイイ娘で良かったのだろう。映画を見て改めて思った事は、彼女に全く生活感が無い事(普通は髪の毛をショートにするはずだ)と彼女が余りにも男を見る目が無い事。やはり、白人の保守的老婆から見た理想の男像を『良い男』としている事が現実性に欠ける。
映画は7月2日 22時00分から見始める。
追記
黒人だから良い人とは限らない。都合よく話が大団円する少女終末旅行って所だ。原作読まずに、映画を見れば良いかと思う。
『自然には善悪はなく、全て生きる為』この理由で愚行を犯すべきではない。
この頃のこの地の黒人には『ストレンジ・フルーツ』になっていた者もいる。何も犯罪を犯していないのに。
『時には弱者が強者を葬る事もあっても良い』
自然界でそんな事は絶対に無い。人間界で時たま起きるだけ。しかも、結局は葬る側が強者になる。捕食者と捕食される側の関係が自然界で逆転する事は絶対に無い。
同じくノースカロライナの地
そのつながりで
『シルバー・ダラー・ロードの記憶』を見た。黒人だとこんな風になるのだと思った。2023年12/02 23時00分鑑賞。