「実質的に今回の主役は黒木華さんでした」映画 イチケイのカラス JUUUNさんの映画レビュー(感想・評価)
実質的に今回の主役は黒木華さんでした
映画「イチケイのカラス」を劇場で鑑賞しました。
普段はあまり連ドラは見ません。邦画もあまり劇場では観ません。ましてやドラマの映画化作品は、わざわざ映画館で観なくてもTV放送で観ればいい派です。
しかし先日、CSで「イチケイのカラス」を一挙放送していたのを録画して観たら意外と面白くて、しかも、主人公の裁判官:入間みちお(竹野内豊)の同僚裁判官役の黒木華さんが好みのタイプ😊ということもあって、映画館に足を運びました。
期待していませんでしたが、その期待通り、映画としてはイマイチでした。少し脚本に無理がありすぎですね。
日本の防衛問題とか環境汚染とか、問題を少し大きく広げ過ぎて、それを無理矢理に2時間に収めようとしてしまってます。そのせいか登場人物の行動が都合良すぎて、えっ?、えっ?、あれっ?て感じ。法廷ドラマなので、裁判シーンでセリフが説明的になるのはしょうがないけど、それ以外の場面でも説明がちなセリフが多い。
なので、ストーリーのテンポも今ひとつでした。法廷ドラマといっても、テレビ版はコメディ調が強めでしたが、今回の映画版はテーマが重い割に、ドラマ性もミステリー性も中途半端。コメディ色も中途半端でした。
でも、満足です。
黒木華さんの愛しいお顔が大画面で鑑賞できましたので。(星⭐️1つは、黒木華さんの加点)
しかし、中途半端といえば、たまに登場する環境保護団体がなんかウザったかった。あのシーンは必要なの?
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