「映画館では職権の発動は禁止です。」映画 イチケイのカラス 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
映画館では職権の発動は禁止です。
ドラマは毎週楽しく観てました。映画になってどんなバージョンアップするんだろうと思いながら着席。
あら、岡山県の話。知らない町の名前だけど、倉敷の近くかな。で、そこにやってきた、黒木華演じる坂間弁護士、え?裁判官が経験を積むために弁護士になるって?そんな事本当にあるの?ま、検事よりは人に寄り添う感じはあるけど、必要ある?
近所にもう1人、竹野内豊演じる入間がやって来る。こりゃ運命的だわ。もしかして恋愛モードもありか?って思ってたら、斎藤工演じるやり手弁護士の月本登場。坂間と組んで事件に挑む。なんかカッコいいぞ。こいつかぁって思ってたら坂間と同じで騙されてた。正義の定義って難しいな。
話としては裁判官の入間が担当する事件と坂間の担当事件が別だったので、どこでまとまるのかモヤモヤしてたら、ジワジワ真相が明らかになっていきます。
でも、こんな裁判あり得ないよね。裁判官が裁判しながら自分の考えをぶつけるなんてね。
自分の利益の為ではなく町を守る為に、違法な情報を隠すって、犯罪なんだろうか?難しい。
テレビと同じで入間の言動で結構笑えます。で、もやっとしていた月本の事件が最後に伏線回収されてウルウル。
楽しかったです。
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