ロッキーVSドラゴ ROCKY IVのレビュー・感想・評価
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スタローンの溢れる自己愛
まあ、大まかなストーリーは分かっているので、そうそうそう!なんてノリとJB(ジェームス・ブラウン)のファンクな歌声やエイドリアンの乗るTバールーフのフェアレデイZなどなど、すっかり忘れていた記憶まで呼び起こしながら鑑賞。
帰ってからオリジナル作を改めて観てみると、東西の諍いの部分とドーピングに関してはかなり薄められ、ロボットに関してはバッサリ切ってしまったのですね。
そして、モノクロの画像がインされているのが新たに収められたのかな?それとエイドリアンがパンの袋にパンチをするシーン。
結果として、ギラギラする闘いの作品から、ナイーブで心根の優しい青年(夫?父親?)であるロッキーにスポットを当てた人間ドラマに変貌した印象を受けました。
とにかく、愁いを含んだロッキーの表情が美しい、そりゃそうだろう。スタローンが自分大好きなんだろうなぁ、と思わせてくれるようなベストショットのオンパレード!
オリジナルを知っているから尚の事なのか、じんわり心に染みる作品に仕上がっていましたね。
試合後のインタビューの言葉も、今繰り広げられている戦争に対するメッセージのように感じて、それもタイムリーで良かったですね。
それにしても、リングで拳を交えた二人、そのもっと先の時代で同じチームでドンパチやっているなんて、この時には思いもよらなかったのだろうなぁ、なんてひとりニヤついてしまいました。
上映時間も短くて、スッキリできる。単純だけど良い作品でした!
ララパルーザ
熱い!
80年代中盤から90年代は中学生以降の激しく多感な時期な上に、どこにも行き場(生き場)のない日々だった。救いは田舎街なわりに多かった映画館と薄暗いゲームセンター。当時、暗闇を歩いてる様な気になっていたが多分色々と救われてたし、楽しかった気がする。お陰様で今でも映画館が大好きだ。ありがとう。あの頃の映画館はもうないけれどもね(In木更津)
そんな自分の過去とロッキーの諸々(クリード含む)が、テンポ良く再構成された今作の勢いに乗せられて、いつから流れていたかもわからない熱い涙とともにエンドロールまで駆け抜けました。思い出補正バリバリなんでスミマセン、通常の評点なんぞ無理でございます。
良い感じにブラッシュアップされていたので、ここを入り口にロッキーシリーズと出会う幸せな方々が増える事を祈りつつ…。
今でも最強のサントラですが、個人的にはラストバトル中のインスト曲が一番泣く。
なぜ「ROCKY IV」ではなく「ロッキーVSドラゴ ROCKY IV」なのか
まず、ロッキーシリーズはクリード含め、全て視聴している生粋のロッキーファンの偏ったレビューであることをお断りしておきます。
「ロッキー」はボクシング映画ではなく、ボクサーたちの戦いを通して、「生き様の尊さ」を魅せてくれる人間ドラマだと思っています。
そういった意味でも、「ロッキー4」よりも更にドラマとしての深みが増したのが今作、「ロッキーVSドラゴ ROCKY IV」でした。
オリジナルの4では、副題では「炎の友情」と付いていたように、宿敵であり親友アポロ・クリードの敵討ちと冷戦時代の米ソの代理戦争映画のようでしたが、再編集によってロッキー、アポロ、そしてドラゴの生き様が掘り下げられ、クライマックスの試合が進むにつれて最高の盛り上がりを見せてくれます。
「クリード2」で、この試合後のドラゴがどのような人生を歩んだか知っている方なら、ロッキーだけでなく、きっとドラゴにも感情移入してご覧になっていることでしょう。
そして気付くのです、ドラゴはこの映画の敵役ではなく、もう一人の主人公なのだと。
ロッキーやアポロに譲れないボクサーとしての生き様があったように、ドラゴにもまた生き様があり、試合前と最終ラウンドで放つドラゴの一言の変化に涙せずにはいられませんでした。
ロッキーシリーズファンの方なら決して後悔しないハズです。
ぜひ劇場へ!
再上映の意味
42分の未公開シーンの差し替えというのが気になって鑑賞してきました。
とは言え、40年近く前の元作の細かなシーンなど殆ど憶えていないので、帰ってからもう一度『ロッキー4/炎の友情』も観返してしまいました。
で新旧続けて観た結果、上映時間は殆ど変わらないのに42分の未公開シーンを入れたというのは、かなり疑わしいです。
新しいシーンも少しありましたが、むしろ1~3の名シーンを再利用した方が多くあった気がします。
あと、子供とのやりとりやポーリーとロボットのシーンなどコミカルなシーンは殆ど削られていて、アメリカパートの方を特に再編集し直したという印象の方が強く、全体的にシリアスなトーンでまとめられていました。後半のロシアパートは特に大きな変更はなかったと思います。(音響や音楽は全体的に再編集してかなり変わっていましたが…)
とりあえず大きく変ったのは作品のトーンであって、何故この様なシリアスなトーンに変更したかったのか?、若しくは今回何故スタローンが作り直したかったのか?は、やはりロシアとウクライナとの戦争が一番のキッカケであって、特に試合後のロッキーのインタビューの台詞をもう一度ロシア国民に届けという思いにかられ、作った様な気がします。
ちなみにその台詞も引用し載せておきます。
「試合をするうちに、みなさんの私への感情、そして私のみなさんへの感情に多くの変化が起こりました。リングの上で、2人の男が殺し合いをしました。しかし、200万人が殺し合うよりも良いことだと思います。私が言いたいことは、もし私が変わり、みなさんも変わったのならば、誰でも変わることができるということです!」
追記,
今回観直してこの作品(シリーズ)の面白さについての要因の一つを発見出来ました。
というより、勘違いしていたのかも知れませんが、本作のボクシングシーンの面白さって、本来のボクシングの面白さとは異質であって、本作のボクシングシーンの面白さに本来一番近いのはブロレスなんだということを、今更気付いてしまいました。
ボクシングって、基本格闘技であり格闘スポーツであって、現実のボクシング(全ての格闘技)は打撃(技)を如何に避けるか、避ける相手に如何に当てるか(極めるか)のゲームであって、映画「ロッキー」の中の様なボクシングは現実的には不可能であり、それが可能なのは受けの美学のスポーツショーであるプロレスだけであり、ロッキーのボクシングシーン(構成)に一番近いのは、最近の胸板へのチョップ合戦の様な意地の張り合いや我慢比べの様な、痛みを観客に伝え興奮させるプロレスそのものなんですよね。
大きく印象は変わらないが熱いことは確か
ロッキーは4を最後にそれ以降をまったく観ていない。大好きな友人には怒られてしまうけど。理由は自分でもわかっていない。ただ、「ロッキーⅣ」のサントラは大好きだった。
今回、使われる曲がどうなるか心配していたが、好きな曲(サバイバー、ジョン・キャファティ)がちゃんと使われてて安心した。ジェームス・ブラウンはカットしないだろうと思っていたから心配していなかったけど。
正直、大きく印象が変わるような編集ではなかった(細かいところまで覚えていないのも原因)。ゴルバチョフ似の書記長の対応やドラゴがやや人間的か?ってなもの。
車に乗って家から出発した後の回想シーンが意外と長くてMVかよ!と思ったが、当時のMTV的な作りが流行っていた流れと納得もできる。たしかに作りは古いがリング上の熱さは十分。クールで機械のようだったドラゴが、熱くなり恐怖を覚えていく流れはやはりいい。
流れで次も観たくなってしまう。後々アポロの息子も出てくるんだから観ないと!って気持ちにさえなっている。
激熱の戦闘シーンとトレーニングシーンをぜひ劇場で!
ロッキーシリーズを一切見ずに見ました
ロッキーシリーズ、全部見ます。
すみません舐めてました。
ロッキーって、「耐えて、戦い抜いて、勝つ人」だったんですね。
トレーニングシーンからもそれは感じました。
ドラゴがしているのは、相手をKOし、威力を上げる文字通り「引導を渡す」トレーニング。
ロッキーがしているのは、戦い抜き、縋りついて、そのひたむきさによって勝つトレーニング。
これは新しい風によって一世を風靡しようとする「若手」と、どんだけ飽きられようとしがみつき積み上げてきたその気力(経験でないところがキモだと思っています)で戦い抜こうとする「ベテラン」の構図だと言うこともできます。
そこにあえてこの時期に再編集版を作り上げたロッキーの心の内を察し、涙しました。
ドラゴが叫んだ「俺のために!」というのも、そういった所を考えるととても染みるものがありました。
語りすぎても語り終わらない!!
最高の映画でした!
THE 再編集臭が
かなり人間ドラマをぶち込んで再編集されたロッキーⅣ。アポロの心情やエイドリアンの心情が再編集により効果的に演出されている。そもそもドラゴの台詞が少ないから感情の移行がよく判らないけどそれも再編集により上手く演出されている。その結果格闘成分が薄くなって再編集臭が強くなったかなぁ。『炎の友情』の単純明快さが失われているような感じもするし、スタローンも変わったなという感じも受ける。もし後10分ほど尺が長くなればその心情シーンをもっとスムーズに繋げられたかも。ラストの変更やあの変なロボットや成金シーンをバッサリ切ったは良かったけど、ジェームスブラウンを切らなかったのが以外というか、ドラゴの嫁(ブリジット・ニールセン)がけっこう切られたのはやっぱり個人的理由かもなぁ(汗)。良くも悪くもないけどアポロの葬儀のシーンが良かったので+0.5の★3.5
望むソフト化
ただのヒーローものから、シリーズ1.2.3と同じく、人間の内面や葛藤を描いた作品に生まれ変わりましたね。
ソ連高官が最後にロッキー拍手に拍手するシーンは世相を反映してカットされたのでしょうか。
まあ、ドラゴにドーピングのような注射をするシーンがありましたが、こちらは最大のカット候補かと思いましたが、バッチリ残っていましたね。
言い続けてランボー派(笑)
子供の頃、劇場で観たロッキーは、「4」のみで他は全てTVでした。不思議なもので再び劇場で観ることになるのが、再編集版になるとは。(「クリード」は別)
子供の頃は、単純に敵討ちで試合して勝ったくらいの認識でしたが、大人になって観た感想は、やっぱり一緒でした。(笑)
思い入れ無いので、辛辣な感想なのですが、
政治色薄めたとか、戦う理由を深く掘り下げたとか言ってるっぽいですが、本筋が、米ソボクサーの対決なので、このバージョンで当時公開してもバッシングは、免れなかったでしょう。
これ言ったら元も子もないのですが、「ロッキー」で、やってはいけない話でしたよね。
別にドラゴは、ソ連のボクサーでなく、期待の大型新人ボクサーの設定でも良かったんじゃないでしょうか?んでアポロが「まだ、やれるぜ。」と試合して・・・・って展開でも良かったのでは?たられば論なので、意味ないのですが、そういう訳で、私の中では、ロッキーというボクサーの話は、「3」で完結してるのです。「4」「5」「6」は、まあ、ターミネーターの「ジェネシス」「ニューフェイト」みたいな感じかな(笑)
ぶっちゃけて言えば、未使用シーンちょっと足して、「1」「2」「3」の映像を回想シーンで補足しただけ?
何か、悪口ばかりで申し訳無いです。勿論、
迫力はありましたし、男子胸熱の「アイ・オブ・ザ・タイガー」「ハーツ・オン・ファイア」等、音楽最高!
アポロの葬儀のシーンでスタローン号泣でしたが、あそこは、オリジナルの悲しみ耐える所謂男泣きで良かったのでは?
オイラの映画人生でのベストシリーズ
どっちもどっち?
求む再スピンオフ『ドラゴ』
ありがたいです。
スタローンの心境の変化とアポロとドラコへの掘り下げと初期幻エンディングを実現したもう一つのロッキー
80年代を代表する大ヒット作で、当時のトレンドや冷戦を知らない人にはどう見えるのか、分かりませんが、当時のスタローンは、本作とランボー2・3で反ソ連な作品を作り、良識派の批評筋からバッシングを受けていたと記憶。
ロッキーシリーズは、やはり最初の『ロッキー』(1976年の一作目)が至高ですが、32465の順番で思い入れあり(5も良作)、今回1985年の『ロッキー4』の未使用素材42分を使って再編集したと聞いて、いわゆる未公開場面を追加した完全版と思っていたら、上映時間が殆ど同じバージョンになっており、近年のスタローンの映画人として教示にも興味もあり拝見したが、85年版の見せ場は、殆ど残っているが、絶妙な足し引きにより、アポロとロッキーの関係性やアポロへの想いを吐露する場面などの追加や悪役然としたところが、殆どだったドラコへの見方や絡みが足されており、のちのスピンオフの傑作『クリード』シリーズとの親和性が高まった良改変になっている。
ネタバレあり
改変前のバージョンでは、冒頭からあった対ソ連な部分が、無くなることでイデオロギーも緩和されて、ソ連での試合後に起こるいくつかの点も変わっており、個人的に一番唸ったのは、ロッキーがドラコにエールを贈り交差する場面とリングを降りるラストシーンが未公開シーンを使って追加や変化しており『ロッキー』(1976年の一作目)で、最初に予定していて没になった幻のラストシーンを彷彿とさせる締めになっていて、実は1985年当時から様々な見方を想定して撮影までしていた事が解る。(35年前の作品で40分も未使用フィルムが残っている点やスタローンの映像作家としての対応と構想力も凄い)
ちなみに一作目での幻のラストシーンは、ご存知な方も多いと思うけど、アポロとの激闘を終えて敗れたロッキーがエイドリアンと肩を並べて静かにリングに背を向けてを去るシチュエーションだったそうで、実際に撮影もされていたが、試写で観たプロデューサーが違和感があり再撮影決断して、されたモノが、今のエモーション性の高いラストシーン。
映画は大成功したのでこちらが、公開版が正解だったと思うけど、スタローンの中では、実はこだわりがあり再現したかったのでは?と思う。
個人的にロッキー3が大好きなので、95年版冒頭にあった3のラストシークエンスがカットされて、3であった別の場面が追加されて、互いに尊敬しながらも敵対する人物だったアポロとロッキーとの間に強い友情が芽生えるところなどは、初見でも分かりやすくなっているが、お互いの衰えや老いも自覚する場面が公開版でも効果的だったので残して置いても良かったかも。(最もただでさえ劇中で同じ場面や過去映像が、途中の回想や映画最後のクレジット画面に繰り返されるので、総集編や手抜きに見えるからかな?)
それ以外に感じたのは、多くのファンから評価の低いロッキー5冒頭との繋がりもこちらの方が良い様な気がする。
気になるところは、時代感のあるポーリーとお手伝いロボットとの絡みが、全面的にカットされた影響でチョイとゲスで駄目なところが、作品にリアルで俗な面を出していたと思うし、子供との家族の描写が減ったの少し残念。あとドラコの妻(ブリジット・ニールセン)の場面も少し減って様な?(うる覚えです)
当時のヒット作でテレビでも何度も放映されている作品でロッキーファンの方は何度も観てるとおもいますが、未公開場面を追加した無駄に長い完全版とは一味違う、スタローンの心境の変化とアポロとドラコへの掘り下げと初期の幻エンディングを実現したもう一つのロッキー!でもあり、最新の音響効果で試合の臨場感と迫力が確実にアップして、パンチの音に質感があるので、機会が有れば音響の良い劇場行くのがおすすめ!
追記
スタローンはエクスペンダブルズ4を製作中らしいけど、サプライズでカール・ウェザースも出ないかな。『マンダロリアン』 で監督してるしSNSもやっているので健在なハズ。(もしかして思想的に対立してる?)
スタローンのにくいアレンジにシビれた別バージョン!
個人的にはディレクターズカット否定派だが、本作は全体の印象がだいぶ異なる別解釈、別バージョンであり、同じディレクターズカット版でもこうした作品の発表のされ方もアリかなぁと、とても興味深いものになっていた。
過去の名作がこうした形で生まれ変わるのは自分の思い入れのある作品ならもっと見てみたいとも思った。
しかし一歩間違えればかなりの駄作に成り下がるリスクはあったろうに、今作はこっちはこっちでいいよなと、納得させられたのはスタローンのテクニックが素晴らしいと言わざるをえない。
大きな違いはドラマ部分を丁寧に描いている点だ。オリジナル版は80年代の能天気な雰囲気が充満する感じなのに対し、今作ではセリフの一つ一つに重みを持たせ、アポロはなぜドラゴとの試合を望むのか、そしてロッキーがドラゴとの試合に対してどのように向き合っていくのか等の描かれ方がビルコンティの重厚なメロディの引用と共にかなり奥深く描かれていた。
いったいどんだけ未公開シーンがあるのか、また同じシーンでもどれだけ別解釈のものがあったのかと、驚きながら物語を観ていくのはとても興味深かった。
そうして迎えるラストでの演出にはもう声が出そうになってしまう程グッと来てしまった。
観終わってから気づいたのだが実は冒頭から物語の伏線ともいえるジャブが細かく入れられており、それがラストにずっしり効いてきたんだなぁと痛感した。
オリジナル版に思い入れがある人も本作のバージョンもおそらく納得出来る内容であるのではなかろうか。是非とも往年のファンにはこの違いを味わっていただく事をオススメしたい。
余談になるが、自分は劇中で使用される曲が大好きで今回観るならそうした楽曲をいい環境で聴きたいというのもあり、立川での「極上音響上映」をチョイスしましたが、大正解でした。
完全な新作、と言っても過言ではないです。
オリジナルとの相違は他のレビュアーが詳細にわたり触れているので、敢えて記しません。オリジナルも当時劇場で観ましたが、商業主義に流れてしまい、正直言って「3」までの流れからすると違和感の強い作品でした。
スタローン自身も恐らく同じ思いだったのだろう、と感じました。
「何をいまさら」感もある中で、クルマで1時間かけて観に行きましたが、これはもう「ロッキー」シリーズの新作と言ってもいいです。音響も映像も、何より物語が本来のロッキーに戻っていて素晴らしいです。
上映時間も94分と、よくある「完結編」「ディレクターズカット版」のような「ダラダラ水増し版」とは全く違います。オリジナルは暗記するほど何度も観ていますが、涙したのは今回が初めてです。
今作がロードショーではなく、限定的な公開なのが、本当に勿体ないです。
「ロッキー」が好きな人は絶対見るべき名作です。
シンプルなんだけど何でこんなに面白いのか
2022年劇場鑑賞187本目。
パンフレット未制作につき-0.5。
作ってたら3000円でも売れたと思いますよ。なんならオリジナルの復刻版でも売れたと思います。
半分未公開映像で再編集されたとはいえ、大まかなストーリーはそのままで、正直なんとなく増えた所は分かるけど、半分も削られたシーンが逆に分からず・・・。物語はめちゃくちゃシンプルです。このレビュー読んでくださっている方は多分あらすじ知っていると思うのですが、一応ネタバレはしません。
ただ、ロッキーシリーズってラストバトルは勝敗に関わらず必ず感動で泣いてしまっていて、このオリジナル版でも号泣した記憶があるのですが、なぜかこの再編集版ではひとつも泣けなくて、いつもの「最終ラウンド(The Fainal Bell)」が流れてきてもなんか取ってつけたような感じがしてしまいました。オリジナル版の編集が気になります。
気になったのはそこくらいで、物語としてはシンプルなのにすごく面白かったです。この時代の映画はなんかこういう力を持っていますよね。
追記 家に帰ってオリジナルのファイナルラウンド確認してみました。ダウンした方の描写がオリジナルの方が長くて、どうなるんだろう、というハラハラ感があったので感動したのかもしれません。まぁ結末知ってるというのもハンデなのだと思います。
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