「起承転結の起が長すぎで惜しい」クリーン ある殺し屋の献身 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
起承転結の起が長すぎで惜しい
2022年劇場鑑賞215本目。
エイドリアン・ブロディ主演・脚本・製作のエイドリアン・ブロディのための映画。
デンゼル・ワシントンのイコライザー観て「あっ、俺もこんなん作りたい!」って思ったのかな。
起承転結の起で時々フラッシュバックで過去の映像が挟まれるのですが、よく分からないんですよね。で、悪い奴も早々に出てくるのですが、なかなか主人公との接点が生まれず、半分くらいの時間が過ぎます。うとうとしだして起きたら承が終わっていて、主人公の反撃である転がまたしばらく続くのですが、こういう映画の醍醐味って理不尽な暴力をくわえようとした悪党がめちゃくちゃ反撃されて「うわ~手出したらいかんやつに手出しちゃった~」って後悔するのが楽しいのに、多少はそういう描写はあるものの、基本的に逆襲が急すぎて、後悔する間もなくみんなやられるのでカタルシスは薄目でした。
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