「【ガンジス川のほとりで超越瞑想運動に浸るビートルズとの偶然の出会いを目撃し、彼らと8日間過ごした男の回想録。ビートルズ最後の安寧の日々である。】」ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ガンジス川のほとりで超越瞑想運動に浸るビートルズとの偶然の出会いを目撃し、彼らと8日間過ごした男の回想録。ビートルズ最後の安寧の日々である。】
ー ご存じの通り、ビートルズとインドにとを結びつけたのはジョージ・ハリスン夫妻である。ジョージ自身がシタールに惹かれ、習得しそこからマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーとの繋がりが出来、今作で描かれるようにマハリシの僧院でビートルズは、瞑想の日々に入ったのである。
今作は、偶々、恋人に振られたポール・サルツマンと言う若者が、傷心をいやすためにインドに行き、ビートルズと出会い、8日間を過ごした様が、”絵”と”写真”とで描かれる。
製作総指揮は、当然超越瞑想の推奨財団の創設者でもあるデヴィッド・リンチである。可なり怪しいが、作品自体が不思議な作品であるので、良しとしよう。
今作を、ビートルズの楽曲誕生秘話満載かと思い観るとズッコケるかも知れないが、ビートルズがエプスタインの突然の逝去の後に、奇跡的に穏やかに過ごした日々と思って観ればナカナカな作品である。-
■<Caution!インドあるある!>
・今はどうか知らないが、学生時代や社会人になったばかりの頃にインドに行くと、きちゃない格好のヨーロッパ人やアジア人に良く金銭を求められた。
若い時にインドに来て、そのまま麻薬や超越瞑想に嵌り、インドから出られなくなってしまった人達である。
今作でも、ポールとリンゴはさっさとマハリシの元を去り、ジョージとジョンが55日滞在したとナレーションで流れる。
インドは決して夢の国ではない。余り美化してはイケナイ。
今作で気になったのはその点である。
本作、公開時に見逃しました。転居前でガタガタしていた時期だったので。その頃、終活で映画のパンフ200冊、映画のLD全部処分しました。
NOBUさん、インドにも行ってるんですね。インドに行った友人が鋳造所でバイトした時にインドの匂いがすると行ってました。返信は不要です。

