「タイトルがすごい」エゴイスト ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルがすごい
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鈴木亮平の演技がすごい。
何気ない日常の様子も,ちょっとした仕草もゲイのそれなのだ。そして,この映画の1番の驚きはカメラワークだろう。すごい長回しで,画面が切れない為,実際の生活を見ているようなのだ。それはやはり役者の演技力だろう。
リュウタの母親役の阿川佐和子もそうだ。
彼に自分の病気を話す。彼が謝ってくるのに対する言葉かけは見事だ。愛がわからないという彼に、受け手が愛だと思ったら愛なのだという言葉はきっと彼を救っただろう。
ブランドに身を包み、お金を渡して関係を繋ぎ止めていたけれど、間違いなくこの親子に彼の愛が伝わっていただろう。
この映画にエゴイストとつけるのがすごいと思った。
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