「誰がエゴイストなのか」エゴイスト 背中にエンジンさんの映画レビュー(感想・評価)
誰がエゴイストなのか
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普通に考えれば主人公で、ほぼ彼の目線で物語が進む浩輔。経済的な理由で離れていく恋人・龍太を経済的援助で引き留める。が、その援助では足りない事は承知で、結果龍太は無理をして死亡。
でも、他の登場人物の浩輔の父、龍太と母もそれぞれにエゴが有ったのではないか。浩輔の父は本当に息子がゲイなのを気がついてないのか?中学の同級生にオカマ扱いされていたのに、親が気付かない?結婚や孫の話をする。
龍太も母も、拒否しながらも結局は経済的援助を受け入れる。龍太の死後、母と浩輔は疑似親子関係で空白を埋める。
みんな、エゴイスト。でも、人間なんてみんなエゴイスト。
アップの多用、公開時のレビューでカラミのシーンでアップが多く酔いそうになったと言うのを見たが、うん、確かに酔いそうになった。自分は80インチプロジェクターで観たけど、映画館のスクリーンだともっとかも。他のシーンでもそういう撮り方が多い。
序盤、頻繁に入るオネエ女子会って必要だったんかなぁ。
映像化とかされるゲイの同性愛ってオネエ表現が多いけど、性自認は男で、恋愛対象が男と言う人も当然居るだろうけども。描写しやすいんだろうなぁ。
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