「ゲイです。彼氏と観に行きました。」エゴイスト TAKETOさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲイです。彼氏と観に行きました。
ゲイ当事者です。
彼氏と日比谷で鑑賞しました。
鑑賞し終わって、正直…
『???』と、彼氏と話し合いながら帰宅しました。
なぜなら、
まるで、過去の自分達を観ているようで、
『あ、なんか、懐かしい!』気分になっただけでした。
冒頭に、
『彼氏と婚姻届けを書いて壁に飾る!』
みたいな台詞があったのですが、
見終わって、
『そうか!俺らゲイは好きな人と結婚は出来ない。もし、異性愛者同様、好きな人と結婚ができたら、相手の両親の面倒を見たり、寄り添ったりはするだろうな。でも、結婚を結ばなくても、やれそうだよね!』
と思っただけで、
特に何かメッセージがあるようには思えませんでした。
性描写は見慣れているから、
『他の観客の方々、大丈夫かな?』と
心配になりました。
しかし、
そもそも、俺らも男女の絡みなど、
見たくないコンテンツが
小さい時から街に溢れていました。
大人になるにつれて慣れたから、
今となっては何とも思わない。
だから、
『皆さん、慣れてくださーい!』と思いました(笑)
一箇所、非常に共感できるシーンがありました。
彼氏と帰宅しながら、
『あのシーンは、共感できるね!確かに、あーやってスマホをいじって、追いかけた経験はあったね!』と…
ストーカー(=自己都合)
あっ!だから、エゴイスト??
と、笑い合いながら帰宅しました。
『なぜ、エゴイスト?』
無理矢理、タイトルの意味を見つけ出す会話をしていました。
ゲイのお友達が見当たらない方々に観て欲しい作品です。だから、期待を込めて『星5』