「最初の一歩」エゴイスト ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
最初の一歩
まずもって鈴木亮平の佇まい。いささかステレオタイプかもしれないが、どう見てもゲイの方にしか見えない存在感…
そしてある程度ハードな絡みをこなす鈴木亮平・宮沢氷魚の覚悟…
少なくとも鈴木亮平はそれなりの自覚を持って取り組んだ作品なのだと、インタビューなどを見ても分かる。
しかしそうした目線で見れば、たとえば浩輔が女性だったらそれはどんな物語になったのか?後半の阿川佐和子とのくだりはどうなったのか?
それがゲイの物語に置き換わったときにどう変わるのか?
そうした問いがグルグルと回って止まらない…
あくまでも問題提起。最初の一歩。でもここからなんだろうな…
コメントする