Dr.コトー診療所のレビュー・感想・評価
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原作も読んでない。テレビドラマも見ていない。そんな私でも登場人物の...
「医は仁術なり」 近所のヤブ医者にこそ観てほしい作品。
今回は脱線話から入りますね。
すぐ近所に内科医があるんですよ。
そこが、かつてのかかりつけ医だったんです。
そこの若先生のイヤミなことイヤミなこと。
持病の関係で、タバコをストップされてたんですが。そんな簡単に止められないじゃないですか。(日本語大丈夫ですか?)
したらね、若造が言うわけ。
「まぁ、私の体じゃないんでね」とか!「オマエなぁ!相手見て物言うてるやろ!」って思ったの。
私、こう見えて極度の小心者なわけ。常に何かの視線を感じてビクビク生きてるんですよ。
そんなんやから、ナメらめること多いんですよ。ナメ慣れてるはずの私でも、この時は、ぷち殺意覚えたね!
そんな後、4~5年ほど以前に急性の前立腺炎を患いまして。
39℃超える高熱で倒れちゃったわけ。夜中のことでしたので、救急車のお世話になったの。
夜間病院で処置をしてもらって、何とかすぐに帰れたんですよ。
その翌日に、そのかかりつけ医に行った時に、そのことを話したんですね。
「念のために点滴しましょうか」って若造が言うわけ。
診察時間も、もう終わり近いの。したらね「看護師さんの残業代もバカになりませんからね」とか若造が抜かしやがるわけ!
「言い出しっぺはそっちやろ!オマエがするって言うたんとちゃうんか!」ってもう
(# ゚Д゚) ムッ!ですよ。
その上ね「冗談ですけどね」ってトドメ刺してくるんですよ!暗に「ほんとにですよ…」って言ってるのと同じじゃないですか!
「言っていい冗談と悪い病気がある」って、何かの映画で言ってませんでしたっけ?記憶違い?
もうあったま来てね!かかりつけ医をソッコーで変えたんですよ。
余計な検査ばかりしやがっていたし、出費もバカにならなかったし。
電話連絡の一切をブッチして、別の病院のお世話になることにしたの。
で、今の先生とは良好な関係にあるんです。この先生が、なんでか?江戸っ子弁で面白くて優しいの。
できれば中谷美紀のような女医さんだともっとよかったのですが。←こら。
そんなこんなの脱線話でした。
その若造にね!この映画観せてやりたいよ!
えてしてそーゆー輩に限って観てたりするんですよね。そして自分を重ね合わせる勘違いしてやがるの。
金八ブームの頃に、妙にマネっぽいことやらかしてた先生とかいませんでした?自己陶酔型の。人間の根っこからイヤなヤツなのに。←特大ブーメランじゃなきゃいいけれど。
以前から気になっていたのですが、ストリーミングでは配信されていなかったので、見送っていた作品です。
この度、他の作品も借りてきたかったので、レンタルッショップにGo!して鑑賞しました。
なんで先生死なせたん?。・゚・(ノД`)・゚・。その一点において減点せざるを得ませんでした。と、言いつつ★一個分なんですが。
ただただ優しい優しいお話やったのに。なんでハッピーエンドやったらアカンかったん!
みんな、なんですぐ死なせてしまうん?
先生が生き続けるルートやったらナンボでも作れたはずやのに。泣かせるためには手段は選ばんっちゅうわけか!
作り事とは言え、安易に殺したらアカンよ。そんなの描き方じゃ「なにがクリエーターなら!言うなら、あれらはオメメの汁で飯喰うとるんど!」って言われるがよぅ。
最後の最後にコトー先生が、我が子の小さな小さな手を取るシーンあったじゃないですか。
あれって、あくまでも本当はこうあってほしかったって(観ている側の)願望の幻だったと思ってるです。
ここは大きく見解の分かれそうなところかな。
私だって、生きているって思いたいけれど。あの幕引きがあまりにも印象的だったので。つらい。
コトー先生、ほんっとに優しいんですよね。バファリンの半分が優しさでできているって言うんだったら、先生は全身バファリン抜きだよ!
東京ドーム換算で測ってもいいくらい優しい♡
「医は仁術なり」を地で行ってる。それがコトー先生。
何気ない一言が、いちいち胸に沁み透~るよ~♪パ~ルナス♪←関西限定?
「大変だったね」「大丈夫ですよ」
結構しんどい時にあんな優しい声で言われたら、涙腺がサナギマンになってしまうわ!
あれは俳優、吉岡秀隆の“素”の姿だって思いたいんですよ。リアルタイムで純クン知ってる身としては。
私が if 女性だったら、羽生結弦とか松坂桃李とかBTDとかガン無視で吉岡秀隆のおっかけやってる自信しかないわー♡
似顔絵イラストとか描いてファンレターしつこく送ってるぷちストーカーやってる自信しかないわー♡
そんなことをリアルに、東京の地下アイドルにやってた時期もあったんですが。←ほんま、何でもありやな。
アイコンのイラストもその時に描いた物なんですよ…←自慢か?
吉岡さんね、何かに似てるって思って考えたの。犬。穏やかで、可愛くて、優しいクリクリ目をしたワンちゃん。←結構失礼なこと言ってね?
シルバーグレイは自毛?それともウィッグ?ワンちゃんのもっふもふの耳に似てて、めっちゃ優しげじゃないですか。
はにかんだ笑顔、めーっちゃ癒されません?キュン♪ってきませんかリアル女性の皆さま方?
もとい。(2回目)この映画ね、先生死なせた以外にも、ちょっと惜しいなーって思ったことあったの。
タケヒロ君のエピソード。
どうせ最後まで描くんだったら、ラストで医師を志した心境を独白させてほしかたなぁ。勿論コトー先生を絡めた。
そうしたら、先生もっと報われたって思うのに。そこまで描くと「説明的すぎる」って非難されるのかな?
高橋海人が演ずる織田は狙ってたと思う風味を存分に発揮していたと思うです。ちょいチャラ風味が良きでした。
そして、安定のバカ私。今回は俳優を間違えるミスは犯さなかったものの「ぇっ、この方ご出演だったの?」が二名もいたんですよ。
神木隆之介と蒼井優のお二方。えっ、どこでご出演でしたっけ!
そしてレスラー・船木も。
『信長協奏曲』の時に書いたんだっけ?私ね、テレビをほとんど観ないから、良質なドラマをかなり見逃しているんですよ。
本作も、調べれば調べるほど、全話観たくなってきたです。アマプラ行ってみたら、FODでシーズン4まで観ることできるじゃないですか!
これはチャンネル登録するしか!
最初の1か月は200円のお値打ち価格だし、年末か年始に一気観するにはちょうどいいかも。百八個の煩悩を洗い清めながら。私の場合は煩悩が本体。見えてる方がスタンド。
もう脱線話は書かないんですが。この百八個の煩悩について調てみると、本当に興味深いことが色々と書かれていました。でも、見なかったことにしよう。コトー先生観なくちゃいけないから。
その間、レビューもしばらくお休みすると思うです。
ここ最近、ちょっとハイペースすぎで、駄文を乱発しているし。
前回の『戦場のメリークリスマス』でも、醜態を曝け出してしまいましたし。
そこのあなた!今ちょっと ホッε-(´∀`; ) としたでしょ!くそう。
ドラマのファンだからこそ、厳しい評価になった。コトー先生、自意識過剰じゃないか?
この作品は劇場公開時すぐにカミさんと見たが
自分もカミさんも、モヤモヤが消えなかった
ドラマは全部見た
「コト―大好き」人間だからこそ
厳しい評価になった
ストーリーをザックリだが確認すると
16年後の志木那島
コトー先生は変わらず島民のために頑張っている
彩佳は妊娠中
若い医師が修行のために診療所に来る
剛洋が島に帰ってくるが様子がおかしい
コトー先生はもっと様子がおかしい
いろいろあって台風が島を襲う
けが人と病人がたくさん来る
こんな感じ
私も妻もドラマ全部見た、特別編も
だから厳しい評価になった
コトー先生
本当に島民のことが心配なら
自分の病気を直せ!
対処療法でしのぐなら、早く後継者を決めてくれ
自分が死んだ後のことも考えてくれ
剛洋は医者になれなかったのか
台風が来たといえ
けが人が多すぎる
発作起こす病人もいる
彩佳も・・・
でもコトー先生の活躍で乗り切る
これが最後の作品で、続編は無い
ということなのだろうが
アクシデント多すぎ
たぶんこの島は無医村に戻ったと思う
ドラマの世界観そのまま。自転車に乗ったコトー先生と海。コトーファン...
泣けない…
たいがいの映画ドラマで泣けるのに、なんじゃこの映画…
全てがおかしすぎる…
離島の島民の現実って、こんなんなのか?!
あまりに他力本願、台風来る度、毎回いちいち、こんなにケガするのか?
もっと慣れてて、ケガしないように、動けるのでは?
少し離島の人達を小馬鹿にしてない?
ケガするために外に出てない?
う〜〜〜む、おかしすぎるし、予想通り過ぎる展開に全く泣けない…
豪華俳優陣の芝居だけで2時間14分観れただけの胸糞悪い映画…
約束事‼️
この作品はTVドラマのファンの方を100%満足させる作品です‼️同時に数々のお約束事とご都合主義を満喫できる作品でもあります‼️
⚪︎主人公が白血病を患っている
⚪︎ヒロインが妊娠中
⚪︎島に若者の研修医が赴任してくる
⚪︎診療所が統廃合の危機に
⚪︎島出身の若者が東京で警察沙汰
⚪︎台風が近づく
そして台風の直撃で診療所へ次から次へ病人やケガ人が運ばれてくる。コトー先生は病身にもかかわらず、懸命の医療行為に励むも「私はいつ診ていただけますか?」「父が苦しそうです」など身勝手な島民の声が響き、挙句に妻は産気づき、頼りの産婆さんも心筋梗塞、大混乱に陥る‼️しかしそんな大混乱もコトー先生の超人ぶりで無事収束‼️眠りにつく妻の傍で、力尽き、静かに息を引き取るコトー先生‼️と、そんなわけはなく、赤ん坊も無事生まれ、島に残ることを決意した研修医が外来を廻り、死んでなかったコトー先生は今までと同じく島民に寄り添って診療所を守っている・・・‼️これぞご都合主義、ハッピーエンドの極致なんですが、横たわる柴咲コウにうなだれて息を引き取ったように見えたコトー先生のカットが、あまりにも美しいカットだったので、それで終幕でもよかったような気が私はします‼️ただ、それでは許されないのでしょう‼️なんてったってこの作品はフジテレビのドラマの映画化なわけだし、テレビドラマのファンへの忖度というものがあるのですから。私はこういうご都合主義が大好きなんですが、リアリティが求められている昨今の世界の映画界の方向性とは逆行してる気がします。
ドラマは全然観ていなかったが、それなりに楽しめた。 孤島で奮闘する...
他の方の意見同様、ファンタジーすぎて酷い
根性、努力、勝利の押し売り。
これは、Drコトーじゃない。認めない。
無理してがんばる姿って美しいでしょ?って安っぽい少年ジャンプみたいな見せ方が嫌。
そんな浅くないよ、この作品は。
フジテレビの腐敗がついにドクターコトー
にまで影響及ぼしてる。
▼特に酷くて気になった点
•コトー先生が、重病患いながら仕事を続けようとしていたら、まず島に連れてきた星野さんが真っ先に断固として力づくでも止めると思います。
奥さんが脳出血で倒れたときに命救った人だよ?
星野さん一家ならコトー先生もっと大事にするやろ!
後、東京までコトー先生を泣きながら迎えに来た原さんなら、絶対止めるだろ!?
あきらめるな。なんて言わないよ!
逆にコトー先生に頼りすぎてる島民を怒るとおもう。
•泉谷さんいる?ってレベルで何もしてない
•コトー先生倒れた後、しばらくなんもしないで眺めてる時間は、、なんなん?
•くにちゃんがくにちゃんに見えない
•たけひろを不幸にしすぎ。そこは医者にはなったけど色々難しい問題に直面してる。ぐらいの設定でいいやろ?
•合併?した新診療所の監督のくだり…いらないいらない
•生田さん、、若い人1人もいないからフレッシュさが欲しいよね。くらいにキャスティングされたかんじします。
•綺麗な島の風景の魅せ方が下手。
ドラマだと綺麗な夕焼けなのに悲しいシーンというのがより切なさエモさが出ていてよかった。
今回は、そういう風景のシーンがほぼほぼ無い。
こんな形で終わりたくないんです(切実)
前半から中盤にかけては美しい風景と演者の頑張りでそれなりに見れます。が、後半台風が来てからはもう地上波実況向けのコメディに成り果てました。先生先生言ってた患者がピンピンして棒立ちしてるのは本当に白けるからやめて欲しい。ファイト一発みたいに蘇生するファンタジー要素は命の軽重を云々する医療ドラマで一番やってはいけないことでは?自分には島外から来た医師が最後に(もう、こいつらには付き合い切れねえよ…)と言っているように感じたのですが、どこら辺に感化されたのでしょうか?大変下世話な話をすれば若くて美人な女性の看護師というプリミティブな動機付けによるものならば、それはそれで潔くて大変結構なことだと思います、が、仮に無意識にやっていることならばムラの嫌な面を感じてしまい気持ち悪いなあと。島民について言えば病院に来て勝手に帰ったりしてワガママすぎるし、台風接近中にケガをしないように振舞っているとは感じられず、逆にわざと負担になるようなことをしていると深読みしてしまう様な残念な描写でした。若者に自己犠牲を当然とする島民の笑顔が何とも不気味だと感じさせてしまう作りが本当に残念でした。2時間ドラマと言われようと患者の数を減らすなりして焦点を絞った展開にするべきではなかったでしょうか。ドラマ版をリアルタイムで見ていたので高評価を付けたい所ですが今の邦画はこういうレベルのものしか作れないのかあ…と溜息が出る出来でした。
凄いの一言です。
凄いです、この秋医療ドラマ3本観てますが1人で総合診療するなんて凄いすぎます。スーパードクターです。海人が常識的な位置づけして対比してるのが面白かったです。
トリアージでましたね。私は、個人にコロナ後遺症になり
動けなくなりました、鼻血だしながら手術するなんてなんて!私には、無理ですね。今月から、デイケア働く予定ですが、お客様と向き合いたと思いました。海人くんの目が私似ている事に気づきました。🤗😂。生田絵梨花さんも良かったです。
ラストシーン良かったです。
この映画の関係者様の皆様お疲れ様です。
ありがとございました。
( ◠‿◠ )
南の島から
2シーズンやSPなどフジテレビで放送され人気を博してきた同名コミックを基にしたTVドラマ。
その16年ぶりの続編で初の劇場版。足掛け20年に渡って続いてきた本シリーズの完結編でもある。
いつもながらのTVドラマシリーズ未見。
でも、概要は知っていた。
沖縄の小さな離島。そこに赴任してきた青年医師。通称“コトー”。
無医村であったこの島で、彼と島民と患者たちが織り成す人間模様。
“満男”が医者になって沖縄の離島へ…なんてパロっていたが、吉岡秀隆のキャスティングが大成功。
開幕。沖縄の青い海と空。島の美しい風景。ここだけで魅せられた。
その下で、朝から晩まで島の人々を診るコトー。穏やかな人柄と笑顔で、一人一人に寄り添って。
つくづく、この人には人情劇が似合う。
今やこの島にいなくてはならない、島民たちの“家族”となったコトー。
Wikipediaでちと調べてみたが、この絆を築くまでには色々あったようだ。
そんな彼らの“今”が描かれる…。
TVドラマの劇場版となるとその人間関係や設定にちんぷんかんぷんだが、初見でもすんなり輪に入っていけた。
今日も島の人々を診て回るコトー。馴染みの漁師の怪我を治療。
頼り、頼られ、絶対的な信頼と絆と交流。
そんなコトーは看護士の彩佳と結婚。もうすぐ子供も産まれる。
昔から見てた人には感慨深いだろう。
島に新顔が。東京から研修にやって来た若い医師・判斗。行きの船の中で診療所の若い看護士・那美と知り合う。共にシリーズ初登場で、初見の入り口を作ってくれる。
ゆったりと時が流れ、変わらぬ島と診療所とコトーたち。
だが、変化の波は静かに忍び寄っていた…。
島も過疎高齢化が進み、財政難により近隣諸島との統合話が持ち上がる。
そうなれば、コトーは島を出て拠点病院へ行かなければならない。
20年、たった一人で島の人々の命を守ってきた。再びこの島を無医村にする訳には…。
島にまた一人、訪問者が。いや、帰島者。
島の生まれで、かつてコトーに命を救われ、今東京で医師を目指している剛洋。
帰りを島全員で歓迎。だが、帰ってきた理由は別にあった。ニュースで報じられている東京のクリニックで起きた事件…。
演じた富岡涼は芸能界を引退していたが、本作の為だけに復帰。何より嬉しい再会だろう。
島の人たちから頼られ、また島の人たちの為に尽くし、ほぼ働き詰めのコトー。
そんな彼の身体に異変が…。めまいや立ち眩み、身体に痣のようなものが…。
判斗に頼んで検査をする。他の人々には内緒で…。
東京で大学を辞め、事務として働いていたクリニックで医療ミス。それに関わり、重要参考人として東京から刑事が島にやって来て…。
医師を諦めようとしていた剛洋。
東京の知人の病院に検体を送った結果、急性骨髄性白血病である事が発覚したコトー。島を離れ、設備のある病院で治療に専念しなければ命に関わる…。
統合と病気のWパンチで離島を真剣に考えなくてはならない事態に。
でも、島を離れる事は…。
治療しなければ彩佳と産まれてくる子供とのこれからは…。
コトーや周囲の人々の究極の決断迫る。
そんな時島に、台風が近付く…。
TVシリーズから続投の豪華キャストによるアンサンブルは魅力。
小林薫、時任三郎、筧利夫、大塚寧々、大森南朋ら中堅~ベテランの安定感。泉谷しげるはいつもながらのステレオタイプの役柄だが。
高橋海人、生田絵梨花ら新顔の若いキャストも好演。
蒼井優や『VIVANT』が話題の堺雅人や『ゴジラ -1.0』への出演が発表された神木隆之介も出てたんだ~。
柴咲コウの看護士としてのサポートや良妻ぶり。
そして言うまでもなく吉岡秀隆の存在あってこそ。『男はつらいよ』『北の国から』『ALWAYS』など代表作多いが、なるほど本作も当たり役で長年人気なのも頷ける。
ドラマは見ずとも主題歌は知っている。中島みゆきの名曲が高らかに謳い上げる。
台風で島に甚大な被害が。
診療所に次々と負傷者が運び込まれてくる。中には重傷者も。まるで野戦病院。
対応に追われるコトー、彩佳、判斗、那美。
そんな時、彩佳を陣痛が…。
遂に、病魔と疲労でコトーが倒れてしまう…。
手術が必要な者や心肺停止の重体者。全員助けるなんて無理。判斗は本音を口に出してしまう。
コトーが病気である事を初めて知った島民たち。判斗はさらに言う。皆、コトー先生に頼りすぎ。その結果が、今。
島最大の危機。何か奇跡でも起きないとこの状況は…。
島民の命。
コトー自身の命…。
本作もしくはシリーズでも最大と言っていい局面。
非常に盛り上がり所だが、ちょっと難点もあった。
次々から次々へと続くトラブル。ハラハラドキドキのシリアス展開ではあるが、ちょっとくどすぎ。
那美の祖母で、藤田弓子演じる助産師。台風が迫ってるのに避難所に居たくないと自宅に戻り、挙げ句被害に遭い、逼迫の診療所をさらに逼迫させる。彼女を救おうと感動展開になるが、そもそも自分が悪いんじゃ…?
コトーが倒れた時、誰も助けない。呆然驚愕とは言え、コトーに助けられた人もいるのに…?
諦めかけたその時、ある人物が口火を切る。諦めない!
皆に活気が戻り、コトーも意識を取り戻し、病魔と疲労と闘いながら手術を決行し、この修羅場を持ち応える。言葉通り、全員の命を救った。
これも確かに感動的ではあるが、結局は精神論…?
何か、根本的な解決には至ってないような…?
それはラストの“その後”も。
再び島に平穏な日々が。
が、過疎高齢化問題や統合の話は結局どうなったの…?
あの台風で、島にはやはり医師が必要って事で丸く収まったのかな…?
何にせよ、そこら辺の描写が無いのは不完全燃焼。
でも一番の気掛かりは、コトーかもしれない。
手術中、吐血。それでもやりきり、難を乗り越えた。
術後、彩佳のいる部屋へ。その傍らに座るコトー。握っていた手の力が抜け、まるで力尽きたかのように…。
ひょっとして、コトーは…。
だがラストシーン。診療所で患者を診るいつものコトー。病気は治ったのか…? 何だか唐突過ぎる。
そんな彼によちよちと歩み寄る産まれてきた我が子。抱き上げる。
ハッピーエンドだが、これはハッピーエンドなのか…?
そもそもこれは、現実なのか…?
力尽きた時、コトーが死の直前に見た夢なのではないか…?
あまりにも不自然過ぎて、そう思う方がしっくり来る。
これが現実のハッピーエンドなら、誰もが見たかった今とその後と最後。
これが現実じゃなかったら、こんな完結編を見たかったのだろうか…?
悪くはなかったが…、治療は滞りなく経過したのにちと後遺症が残ったような…。
惜しい
いくちゃんのナース姿で映画代お釣りきます
2022年劇場鑑賞103本目 佳作 55点
2022年劇場鑑賞103本の103本目、最後に鑑賞した作品
作品については、コアなドラマファンは唸るほど高評価な印象ですが、それ以外の大多数の方はまあまあのドラマ上がりの医療系って感じだと思います
この作品についての知識がないので、ファンの方と公平な評価はできませんが、どうやら凄く前に放送されたドラマを当時の制作や演者、一社提供で行っておりただのドラマ上がりより古くのファンの期待に応えるのに実直に向き合っている風に感じました
個人的にはいくちゃんの白衣姿が堀北真希のそれだし似合ってるし、柴咲コウ綺麗すぎるし吉岡秀吉も昨今の出演しか存じ上げませんが好きな役者さんだし、高橋海斗もアキラとあきらやだが情熱はあるでの活躍もあってとりわけジャニーズの中では演技派で好感持てるしでキャスティングは新参者にも好感触でした
内容は、持病抱える吉岡秀吉や妊娠している柴崎コウが復活しすぎだし、辛抱し過ぎて、その展開が古典的で、古くのファンは入り込めるかもしれませんが、当方はあーはいはい笑って感じで置いてかれましたねぇ
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