「大衆にとっては神作。医療従事者にとっては駄作」Dr.コトー診療所 Garukoさんの映画レビュー(感想・評価)
大衆にとっては神作。医療従事者にとっては駄作
クリックして本文を読む
ご都合展開とはこのことか。
TVドラマ、漫画ともに、長年愛し続けた作品。
それゆえにタケヒロの扱いの酷さに愕然としてしまった。
トリアージもしない診療所。「こんな形で見送りたくない」という理由で心肺蘇生を続ける診療所の医師。かと思ったら妻の切迫早産で心肺蘇生をやめて自分も倒れるコトー。倒れたコトーにだれも脈すら測ろうとせず「諦めねぇぞ!」と呼びかける原。。。判斗が泣いちゃう理由もわかる。が、「こんなんむりだよ」って患者の目の前で言うのは医者としてどうなんだ。
人材不足、資源不足諸々の問題を結局放り投げて、星野さんとの赤ちゃんを抱き上げるコトーを映し、綺麗なエンディングを迎える、、、なんなんだこれは、、、
結局医療従事者は搾取され続けて死ぬまでなんの権利も与えられず働くのが当たり前という概念を描いた作品だったように感じた。
懐かしいあの名曲に100歩譲って星1つ。
コメントする