「胸のしこりを取り除いたたーぼーの言葉」あつい胸さわぎ ゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
胸のしこりを取り除いたたーぼーの言葉
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大学生の千夏は、ある日、乳がんと診断される。
思春期に散々「胸」に悩まされ、恋人もできずにいたが、追い討ちをかけるような医者の宣告に絶望する。
「胸に人生を無茶苦茶にされた」と。
そんな千夏にどのように接すればいいのか?という問題の答えは、決して単純なものではなく、周囲の千夏を思っての言葉が千夏の胸を締め付け、しこりを大きくしていく。
言葉は時に凶器になる。
思春期時代の光輝の言葉、治療方針を語る医者の言葉、千夏を一番愛する母の言葉さえも。
だからこそ、言葉が救いになることもある。
たーぼーの言葉は、千夏の胸にあったしこりを取り除いてくれた。
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