「とある訴訟の物語」呪呪呪 死者をあやつるもの リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
とある訴訟の物語
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実写版呪術廻戦の主人公が少女版かな?と思っていたら、
薬害訴訟のお話しがメインでした。
治験により亡くなった娘の復讐のため、また同時に亡くなった合計100名の被験者達の無念をはらすため、
たまたま呪術を使えた父による復讐計画。
その無念の想いはよく分かるのですが、製薬会社本社へ乗り込むために警護の警察官に余計な被害が飛び散り、やはり呪術を駆使する父のことは止めねばならず。。。
という、実は方法だけ呪術を使ったものの、
製薬会社への薬害訴訟という社会的問題を扱った話でした。また、世間へも同時配信ですぐに拡散するという現代ならではの手法を用いているところが今風だと思いました。
ただ一番最後のおまけ映像が、地面に大きく二文字?書かれているんですけどこれには字幕が無くてせっかくのおまけ映像の意味が分からず残念でしたが。
単なる怪奇事件ではなく薬害問題に斬り込んで混ぜてしまった脚本は見たことないので、なかなか斬新な映画でした。自分や家族が薬害被害に遭ったらどうするだろうか、と考えました。。
見て良かったです!!
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