「最初で最後、夕陽で金色に染まる二人の幸福感~その愛は永遠に奏でる!」金の国 水の国 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
最初で最後、夕陽で金色に染まる二人の幸福感~その愛は永遠に奏でる!
今年早くも1月終わりかな。
この時の流れ今日この頃。
豆まき前に 「金の国 水の国」 を観に行ったよ。
(´・ω・`) (*´ω`*)
原作:岩本ナオ氏『金の国 水の国』
監督:渡邉こと乃氏
脚本:坪田文氏
CV:
サーラ(金の国 国王の娘):浜辺美波さん
ナランバヤル(水の国 建築士):賀来賢人さん
ルクマン:サーラのもとに送られた子犬。
オドンチメグ:ナランバヤルのもとに送られた子猫。
※どうも変わった?コミカルな名前の登場人物がやたらと多いと
思うのは私だけでしょうか。
2016年にこのマンガがすごい!オンナ編1位を受賞したらしい。
兎に角 女性向けな映画メッセ-ジ主体で男性が感じ取る思いは
皆目無い感じしたかな。ゴメンね。
両国の説明が最初あって、昔は国交があったが、理由があって
ある時から国交断絶!
だけど 男女を差し出すシキタリがあって
犬や猫を身代わりに双方が贈ったことから
色々と展開していく話。
最終的に全く国交が途絶えていたのに
二人の活躍で 再度国交が
開かれて そして
メデタク サ-ラとナランバヤルが相愛し結婚~
していくって内容。
流石に 展開は観ていて ハッピ-しかありません。
容姿に関係なく、低背小太丸顔でも 優しい主は
きっと幸せに成れるんだという
原作者の思いを強く感じましたね。
残念ながら 僕には登場キャラクタ描写に対して
好みではありませんでした。
(誤解があってはイケませんが男女共にです)
よって評価が一向に上向かない結果に。
すんませんです。m(__)m
序盤にギャグっぽい演出も鼻についてしまい、
どうもあまり好きではありませんね
こんなカットを挟み込んでしまう作品は・・・そこが残念でしょうか。
(残念な所)
・長年国交断絶で 進撃の巨人みたいな高い壁でも
両国間に有ると思いきや
全くなく、犬が穴に落ちた現場に アッサリやってくる
ナランバヤル君。なんやねん この両国関係間と思えた。
・発展してる金の国と、水だけあって貧しい水の国。
公共事業で疎水工事を50年かけて水の国から金の国へ引いて
両国間を再国交させて発展させようという話。
正直 バックの公共事業話が 恋愛話と絡み悪いと思った。
ただ 国交により他国を攻めなくっても争い無く
上手くやっていける検討判断したのは良かったけど。
ロミオ&ジュリエット的なのを狙ったかもだが
全く比較にはならないレベルと感じます。
・なんとなく見た目スタイルを凄く重要視している作品と思う。
若い大臣、お姉さま達に・・・極端な表現差がやっぱり
漫画域だと感じた。
でも それで楽しめたのも事実かな。
(良かった所)
・やっぱり、夕焼けの中 城外の隠し通路上で 王様がいて
サ-ヤとナランバヤルが話を付ける所でしょうか。
奥様が居たと勘違いしていたサーラが、ナランバヤルは独身と
分かって 彼がサーラをグッと抱いて愛の言葉を語る所
でしょうかね。そこだけは アニメながら夕景に溶け込んで
綺麗な演出で、とても良くホッとした所と
感じました。
最終的に 私的には泣ける要素は無かったのですが
そこが凄く惜しいでしょう。
幸せ気分に浸りたい女性向きですかね。
ご興味ありましたら 劇場へどうぞ!