「ピュアな善意に溢れてる❗️」金の国 水の国 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
ピュアな善意に溢れてる❗️
見終わった瞬間、
感動した、とか、よかったと言う前に、なによりもまず〝ありがとう〟という言葉が浮かびました。
少し時間をおいてからも、思い出すたびにじんわりと暖かい心地良さに満たされます。
いったいなぜ?
映画でもドラマでも、人それぞれの体験や思想、考え方がある以上、どうしてもある種の期待抜きには見ることができません。意識するしないに関わらず。
こうきたら次はこう展開するだろう、とか、彼には或いは彼女には、この場面でこうして欲しかった…
だから、予想もしない展開にビックリしたり、期待を超える演技や台詞に感動したり、時にはガッカリしたり。
この映画は、物語の展開や登場人物の反応…表情、声、台詞などのすべてが、ことごとく自分の想定・期待を上回る善意で満たされています。
ここでいう善意というのは、ただ人柄が良くていい人、というだけではなく、誰かを守ったり、何か大事なこと成し遂げたりするためのピュアな思いも持っている、という意味でもあります。
主要人物だけではなく、ライララも、レオポルディーネもそうでした。
ファンタジーだからこそのユートピアだと分かっていても、実感としてリアルに感動できるのは、善意とは正反対のロシア・ウクライナ戦争やルフィなる人物が率いる強盗団などのニュースに日々、人間の善性への信頼感が蝕まれているからかもしれません。
『自分の想定・期待を上回る善意でみたされる』
↑ホントこれ☝️
見て良かったのですけど、この気持ちを何て表現すればいいか難しくて😥
とにかく良かった作品でしたね
失礼しましたー
グレシャムの法則様、コメントいただきありがとうございました!まさに善意に溢れる作品でしたね。その型や表現方法がキャラクターごとに個性があって凄く素敵でした。