「少女マンガ」レジェンド&バタフライ Bratscheさんの映画レビュー(感想・評価)
少女マンガ
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いやぁ… 未知の体験をしました。
「つまらないわけじゃないけど、ナンダコレ⁉︎」という…
3時間もかかる映画なんですよ。
つまらなくはないので、眠くはならない。
最後まで観られましたよ。
でも、「はぁ? なにそれ⁉︎」って終わるのですよ。
まあ、史実との兼ね合いがどうとか、歴史考証がどうとか、そういうのはドウデモイイのですよ。
歴史から自由に膨らませたファンタジーなんですから、
そんなことを云々するのは野暮というものです。
キムタクが云々もドウデモイイのです。
いつも、キムタクはキムタクだけど、彼くらいになると客もそれを観に行ってるわけで、そういう存在価値を持っていることが偉大だと思うのです。
綾瀬はるかは、バラエティや紅白の司会で見せるような天然ぶりは微塵も見せずに、女優としては確かな技術と存在感を持っているし、今作でも見事な演技でしたよ。
周りを固める俳優陣も良い仕事してました。
贅沢な使い方してましたよ。
でもね…
前半を振り切った「見知らぬ信長像」を提示して、
結構ハードに運んできたのにさ…
最後の最後に、少女マンガみたいな展開を見せられて、どっちらけてる間に終わってしまった。
なんだよ、それ…
主演ふたりは、オーダー通りに演技したのでしょう。
きちんと、そういう世界観の演技してただけに、
観ているコッチが恥ずかしくなる感じ。
これ、本人達はどう思ってるんだろう?
3時間もかけて、何を描きたかったのかしら。
私には、よくわからなかった。
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