「大奥。 御世継ぎが生まれたことを祝っての大餅曳が行われることになっ...」劇場版モノノ怪 唐傘 りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
大奥。 御世継ぎが生まれたことを祝っての大餅曳が行われることになっ...
クリックして本文を読む
大奥。
御世継ぎが生まれたことを祝っての大餅曳が行われることになっていたが、直前で中止。
改めて行われることになった。
新人女中の二人、アサとカメ。
アサは、職務に忠実、いわゆるキャリアアップ志向、
カメは、名前のとおりドンくさい上に、手抜きもするが、男好きがするタイプ。
大餅曳準備のさ中、怪異が起こり、その機にアサは異例の出世を遂げるが、凄まじい怪異が現出する。
薬売りは、怪異の源、モノノ怪を「退魔の剣」で斬るべく大奥の奥に歩を進める・・・
といった物語で、テレビ版同様、物語はわかりづらい。
が、これでもわかりやすい方。
ま、細かい点はまるっきりわからないが。
期待した絢爛豪華な画はスケールアップして大満足。
ただし、ストーリーは、テレビ版では人間のイヤな面がクロースアップされていたけれど、本作では、そこは弱まり、どちらかというと「心温まる」系に着地する。
うーむ、これは! ちょっとガッカリですなぁ。
また、薬売りが退魔の剣を抜いてからのアクション描写も長く(観たいひと、多いと思うが)、個人的には疲れたかなぁ。
天秤がモノノ怪を指し示す描写も、背景書き込みすぎて、よくわからなくちゃったし。
画に注力した結果、盛りすぎという「過ぎたるは・・・」の感、なきにしもあらず。
コメントする