「全編和風、和紙のような質感、千代紙の日本伝統の絵柄を模した凝ったビジュアルが圧倒的だが 只々過剰でもあり、ごちゃごちゃとうるさくチカチカして目が痛くなってくる」劇場版モノノ怪 唐傘 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
全編和風、和紙のような質感、千代紙の日本伝統の絵柄を模した凝ったビジュアルが圧倒的だが 只々過剰でもあり、ごちゃごちゃとうるさくチカチカして目が痛くなってくる
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この過剰修飾で一方的に主張してくるビジュアルが本当にうざい。
引くことを知らない美術は、日本の伝統的な荘厳な美しさとは違う。
悪い意味で中華的に映る。
その品の無さゆえに、舞台はてっきり「吉原」だと思っていた。
決して「大奥」ではない。
常に過剰な情報が垂れ流されているので、話がなかなか頭に入ってこない。
騒がしい中、消化できないままで進行していった感じ。
面白いところもあるはずなのに実に残念。
わかりにくいビジュアルから、大奥の間取り、位置関係も良く分からない。
最後にとどめで、延々と同じビジュアルを繰り返すエンドロールの長さに辟易する。
誰か何分あったか計ってほしい。
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