いつか、いつも……いつまでも。のレビュー・感想・評価
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ワケわからない
情報なしに観ましたが全く感情移入しませんでした
解説読んでやっと分かったぐらい
演出の問題なのか?最初のシーン
オバサンのキャラが勝っちゃって肝心のなぜアコさんがきたのかよく分からん
で、憧れの人に似た人にやっと出会えた割には好きだと伝わってきませんでした
憧れの人ではなく過去に何かあった人かとおもっちゃいました
演出の問題なのかリアリティーがなさすぎ
リアリティーがないストーリーなら役者が表現すべきと思うがよくドラマに出てくるイケメン役のカブリ1000人キャラで伝わってこないしつまらない
渚さんはよかったです
こんな女絶対嫌だなと思わせたみごとな演技でした
『また観に行きたくなる映画』
『いつか〜』を観に行って2日経ったが、また無性に観に行きたくなった。私にとって、とても魅力的で、印象深い映画となった。それは自分の周りに1人はいるなと思える登場人物、また自分と重なる様なところがある登場人物で描かれており、それを役者さんがあたかもその人物であるかの様に演じていたからだとわかった。そして4人がまるで家族の様に、楽しく食卓を囲む、蟻地獄を覗き込む等が、温かくて、ほのぼのしていて、観ている私まで居心地の良い場所にいる様な気持ちになれた。
じいさん役の石橋蓮司さんのみんなを大きく包み込む様な安心感のある雰囲気。キヨさん役の芦川藍さんの明るさと優しさでみんなを元気にしてくれる様な雰囲気。この映画において2人の存在はかなり大きいと感じた。今回の映画で初めて知った芦川藍さんのファンにもなった。なんかとってもチャーミングで。
そして俊さん役の高杉真宙さんのクールな雰囲気から表情が豊かで優しい雰囲気に変化していく様子が本当に変化したのでは?と思えた。亜子役の関水渚さんは、しゅうまい、カレー、きんつばを作ったり、ホースからの水が顔に思い切りかかり、池に落ちる等々のどのシーンにおいてもとにかく愛しく、可愛らしくて。そしてなんでも許せてしまいそうになる不思議な魅力を感じた。それが映画の中での亜子の魅力であり、周囲の人に愛されていった。まるで子犬の様な。関水渚さんがそのままその不思議な魅力を自然に出せており、まるで亜子そのものだと感じた。
そんな映画だからこそまた観に行きたくなったのだと思う。私にとって魅力的で、印象深い映画となった。
鑑賞後に幸せな気持ちになれた映画
ハートウォーミングな映画という言葉通りで、私は鑑賞後に幸せな気持ちになれた。その気持ちになれたのは、俊英と亜子の感情が変わっていく様、それに伴い周囲の人々の2人を思う気持ちがとっても温かいものに変わっていくその情景を観ていたからだと思う。
私は亜子がこれまでどんな思いで生きて来たのかを想像しながら観ていた。仕事をバリバリしている双子のサコと母親への劣等感にさぞ苦しんでいたんだろうと、亜子の言動、行動から感じた。そして亜子の諦められない夢。それがまた叶わなかったと分かった時の悲しさや無念さを、受け止めてくれた俊英。亜子と出会うまで、感情表現が上手ではない俊英が、こんなに変わるのかと嬉しい気持ちになった。亜子のことを毛嫌いしていたキヨさんが、気がつけば亜子の側で支えてくれていた。じいさんも亜子と出会った最初の頃の医者としての思いだけでなく、同じ屋根の下に住む子を大切に思っている様子が伝わって来た。私はこれらの変化を観ながら、ずっとこの家族のままでいてほしいと願うようになっていた。後半、俊英と亜子が月の道に向かって立っているシーンと、東京に帰るために家を出る亜子にキヨさんが声をかけるシーンでは、涙が出そうになった。そしてまた亜子がこの家に戻ってくると分かった時、私はキヨさんと同じようなはしゃいだ笑顔になっていた。鑑賞後にとっても幸せな気持ちになれた。また亜子、俊英、キヨさん、じいさんに会いに映画館に行きたい。そして幸せな気持ちにまたなってこようと思う。
正直、退場
しようかと思った程オバさんのマシンガンは苦痛でした。おかげで人物相関も乗り遅れました。関水渚さんの可愛さでやっと盛り返しましたが、投薬以外は全然深刻さは無い、ハートウォーミングな、達者な長崎俊一監督の佳作でした。
【”疑似家族から本当の家族へ・・。”憧れていた女性がボクの前に突然現れて。けれども彼女の中身は・・。とても、不思議なテイストのトラウマ克服、ラブストーリー。食卓に並ぶ食事も美味しそうで・・。】
ー 高杉真宙さんと、関水渚さんを、暫く観ていないなあ・・、と思い劇場へ。親戚の叔父さんか!-
◆感想
・オリジナル脚本の拘る私は、それも楽しみに観に行ったのである。
・医師として働く俊英(高杉真宙)の表情は、最初はほぼ無表情。
ー 理由は、後半分かる。空のキングサイスのダブルベッド・・。-
・そこに現れたのは、且つて友人の写真で見て、一目惚れして、写真を持ってきてしまった女性(関水渚)だが、彼女は写真の女性の双子、漫画家を目指す、亜子だった・・。
ー 睡眠薬をのみ、自棄になって適当に結婚をして・・。と書くと相当イタイ女性のようだが、関水さんが演じると、これが良いのであるよ。
悪戯で、絶対に落ちないマジックで、俊英と思われるパンツイッチョの男を机に書き、”ぷりりーん”って。可笑しいなあ。
そして、”プリリーン、家族”はどんどん増えて行く・・。-
・自由奔放な亜子や、
声の大きいノンストップお喋り伯母さんや、
家政婦さん(芹川藍:良い味を出している)
父(石橋蓮司:昔はリーゼントだったそうである。ウーム。石橋蓮司のリーゼントかあ。見て見たい・・。)
等と囲む、食事シーン。亜子はいつの間にか、彼らの家族の様に普通に、食卓を囲んでいる。
ー ふわふわ焼売とか、出汁巻玉子とか、食事が美味そうである。フードコーディネーター、良い仕事してます。-
・だが、海外出張から亜子の旦那が帰って来て、”疑似家族”も終わりかと思いきや・・。
<突っ込み処は、数々あれど、何だか不思議な恋愛物語であったなあ・・。
ラスト、俊英の家にドカンと亜子から届けられた段ボール箱に書いてあった、”親とは絶縁!”には笑ったなあ・・。>
気持ち良く笑える。家族ぐるみのラブストーリー。
温かい家族風景、食卓がたまらなくノスタルジック。石橋蓮司さん演じるお爺ちゃん先生、芹川藍さん演じる家政婦のきよさんが、若い2人を見守る姿に共感します。食事がとても美味しそう。昭和世代にはぜひ観て欲しい。胸打つ何かがそこにあります。
平成世代には、分かる人いるかな?親戚のおばちゃんの侵略が未知の領域過ぎて恐れを感じるのではないでしょうか。昔はあちこちに、ああいう人が居たのです…引かないで笑って欲しいなと思います。世代を選びそうな点にマイナス1をつけました。
高杉真宙さんと関水渚さんの美しい顔立ちや、大きな瞳に引き込まれます。禁断の雰囲気にドキドキします。ヒロインの拗らせ内容には共感しにくさがありますが関水渚さんの子犬感が中和してくれます。二人とも過去の相手には結構酷い事をしているので、腹立たしく感じる人も居るかもしれません。でも人を傷つけない恋愛なんてないんだよなぁと、二人を応援したくなる、可愛らしいラブストーリーでした。観終わるとほっこり。エンドロールに、流れる竹内まりやの曲、歌詞の内容に赤面します。
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