ザ・メニューのレビュー・感想・評価
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なんてめんどくさい店!笑
スプリット以来のアニヤちゃんめっちゃ綺麗になってる!!でも異質な存在感はそのままで不穏でダークな空気の中で光る魅力的な雰囲気が素晴らしい。どういう状況か分からない場でも彼女がいると安心して見てられる。
くそ真面目にレストラン側の注文が多いもんだからアニヤちゃんの突っ込みがほんとに必要。通常の感覚が客にも店にも無いんだから1人くらい突っ込んでくれないと不安になるよ。いやはや、お腹いっぱい。
気持ちも意味も意義も分かりません
食に関して無頓着な自分には全く理解できない作品でした。皮肉っぽさも感じますが、ああいった形式的な食事を数多くこなしていなくてはよく分からない気がしましたし、そうしたメニューをあまた経験している人にとって、皮肉とかというもので処理しきれるのかどうか・・・
料理とサスペンスを掛け合わせる設定というかアイデアはなかなか斬新なものを感じましたが、中身があまりに希薄に感じるし、何よりも疑問だらけで見ていて疲れます。そんな難しい話でもないと思うんですが─。まぁ難しいことは抜きに、サスペンス的な要素を存分に楽しめばいいのでしょうけど、何かしらに強い興味を持てないことには楽しむことなどできません。
別に何食べてもいいでしょうに・・・小難しいメニューなんて別に覚えなくてもいいでしょうに・・・なんだか終始ムカついていた気がします。
あくまで食に疎い個人的な感想です。
搾取される側の気持ちを汲み取った、人間味の強い作品
はじまりは良し。
島に着くまでのワクワクした感じと謎めいた感じは
とても良かった。
島についてからも、何が始まるんだろうと言う緊張感を
維持しながらレイフファインズのカリスマが相まって
非常にドキドキした。
何やら怪しい過去を持つ客や、
洒落てるけど謎な料理とかフリまではとても楽しく
見れたけど、
ホラー要素が強くなってからは、
なんかまどろっこしい事をしてるなぁと言う感じで
冷めてしまった自分がいた。
料理と絡めて何かやってほしかった。
ただチーズバーガーの件の
子供のような、目から鱗が落ちたような
レイフファインズの顔が印象的で、
レイフファインズのキャラクターを観るだけでも
価値はあったなと思わせてくれました。
なんとも不思議な映画ではありました。
映像と展開は衝撃だが…
高級料理屋ミッドサマー
老夫婦の妻
自分の夫といかがわしい関係を持った女を逃してやるなんて理知的だし、描かれていた部分だけ見るとこの作品では1番素敵なかたですね。
彼女の様な人間が世界から1人でも居なくなるのはこのシェフの悲念こもった残念な最終作品が台無しになる事よりも余程損失だと想うので生きて欲しかったな。
タラと答えたのは、ちょっと…あれ?って感じでしたが。笑
夫との食事って、悪い意味でも良い意味でも、料理に集中出来ずともしょうがなかったりしますよね。わかります。
理知的で、かつ乙女なのだろう、彼女が好きです。
シェフに心酔する彼が料理へっぽこなのは意外でした。
初めての慣れないキッチンだったから…?
緊張し手が震えていたから…?
手際よく速く終わらせなければいけないと思ったから…??
なんか、もし初めての料理だったとしても、
いくら初めての料理と言えども、料理のいろはを知っている人間の料理ならばあんな結果に普通はならないのでは…?
それとも彼自身、片面のみブルー焼きしたお肉がお好きなんでしょうか。
にしてもただバターの塊をぶち込んでバターソースですってなる??料理番組欠かさず見ているのではなかったの?
エシャロットとネギを使うぞ!って構想出来た時点でワインやら入れようとは思わなかったのかしら…???謎です。
彼の件もだし、シェフ自身もだし、他の従業員も皆、優秀な才能(技術だけでなく、もちろん味覚や感性を含みます)を持つ希少な人間なのだろうから、死んで未来に色々なモノを産みだすことが無くなってしまったというのはとても残念な気がします。
最後に、シェフの最終作品に難癖をつけた彼女に対して、
きちんとそこは1流料理店のシェフらしく
『ひとりひとりのお客に対応し満足して帰っていただこう』と、
自身が練り渾身を施した最終作品(死)を下げ、別メニューを出して満足させた所、1流料理店のシェフのプライドを感じて良かったです。安心しました。
★が1あるのは、
シェフもまた、シェフという職業の熱心な信者であり、
こんな計画をするに至った自身のこれまでの経緯や悲しみなど関係ないと言わんばかりに、彼女に予定していたコースを提供する事をやめてまで別メニューを出す、
そういった、彼の常人とは確かに違うプライドをきちんと描いたことへの★評価です。
天才らしい所が観れました。
バーガーのシーンでのシェフの笑顔に
ただただどうしてこの様な悲しい結末になってしまったのかと残念に想い、その背景を知りたくなりました。
なんだこの映画笑
ただお客を楽しませたいだけだったのに…
離島にある有名なレストランの話。
一つ一つの演出やシーンをちゃんと覚えておくとより楽しめる作品だと思いました。
私は予告やあらすじから、実は人の肉を使ってる店なんだと先入観を持って見ていましたが、案の定転がされていた気がします。
お客はそれぞれに悪いバックボーンがあるお金持ち。
見終わった今は
シェフやスタッフ(家族と表現)それぞれが貧しい生活や金持ちに振り回された人生を歩んできたんだろうと感じ、
その復習(作品の中でいう執着)をメニューにしたんだなと感じました。
その表現方法がなかなか秀逸でした。
タイラーを味がわかる側だと絶頂にさせた後、
ウンチクをたれても作れない絶望(凡人)を味合わせ突き落とすことで自殺させるなど… ※個人的な憶測
なにを耳打ちしたのかはわかりませんが、人のあっけない弱さの表現だも感じました。
昔のスクラップ記事や写真のシーンから、
シェフはただお客を楽しませたいだけなのに、評論家やマスコミによって食を楽しむのではなく、評価するような人間ばかりに提供することとなり、人生にウンザリしていたんだと思いました。
なので、マーゴは場違いと言われ、食べたいものを食べるという姿勢がシェフ本来の求めていたもので、チーズバーガーだけは楽しそうに作ったんだと思う。
評価(評論)する側の人間を皮肉ったような作品に感じました。
サイコなシェフによる奇想天外な惨劇と現代の食への風刺によるダークコメディー
奪う側と与える側の逆転という現代の食のブームに対する痛烈な風刺がどうの…という鑑賞後に考察するべきものは一旦置いておいて、鑑賞中は「なんだか分からないけど凄みはあった」としかならない映画です。
文字通りの絶海の孤島で行われるサイコな復讐劇を、インパクトあるビジュアルと強弱練られたテンポでよく出来たジェットコースターのように観客を最後まで導きます。
ただ、レビュータイトルにもある通り本作はサイコスリラーだけでなくコメディーとしての側面も持ち合わせています。
分かりやすく笑わせてくることはないし、俳優陣が熱演しているため分かりづらいのですが、話の流れ的に「いやいや…」となる突っ込みどころは雑な脚本というわけではく、コメディーとして観る部分なのだと途中で気付きました。
スタッフがなぜそこまでシェフに妄信的になっているのか分からなかったし、落ち目の俳優やその付き人なんかは狙われた理由がとばっちりも良いところ。
最初こそ「えぇ…?」と疑問でしたが本作が現代への風刺と分かると「あ、ここは笑いどころなんだな」と感覚が変わりました。
実際自分は俳優と付き人が狙われる理由のところで笑っちゃいましたしね。最後のスモアもギャグでしかないでしょ。
説明不足な描写もあるのでゴリゴリのホラーやスリラーとして観ようと思うとちょっと肩透かしな部分もありますが、肩の力を抜いてめちゃくちゃシュールなダークコメディーとして楽しむと良いと思います。
グロは薄め
終盤ミッドサマーを彷彿とさせるシーンがあったが、客達が大人しく従っているのは洗脳されたからなのか?抵抗して抵抗してぐるぐる巻きに椅子に括り付けて欲しかったかな。
全体的に徐々にテンポよく分かりやすく謎が明かされていくので面白かったです。
あんまり深く考えなくていい\(^o^)/
食事がのどを通らない
レイフ・ファインズの不気味さ
ジェイク・ギレンホールが出てそうなカルト映画😂
はじめの乗船シーンからなんだか「金田一少年の事件簿」を連想されるような出だし。
うんうん、こんな癖ありキャラたちばかりが集ったらなにか起こるでしょうよ、と思うのをやめられない変わり者たちが船に。。。
頭でっかちのタイラーはお料理を味わうというよりもそれにかかった札束の重みで味を判断している節のあるエセ食通。But he reminded me of someone I know very well, and that annoyed me so much.
カルト的にシェフを崇拝する従業員の皆様方。途中から「ん?これってA24だったっけ??」と感じる方向に。むしろA24だったらば最後まで手を抜くことなく楽しませてくれた気がするけど、途中からアタオカ集団の殺人パーリーナイになっただけで訳わからん感じに😂あまりに意味のないストーリーエンドに最後の方はウトウト。
ブダペストホテル+セッション÷3
うーん悪趣味。
グロさよりショッキングさ、不気味さ。流血シーンは予期できるので耳と目を塞げば十分対応可能。
彼氏最高やな笑
あのラストが好きすぎて今後何度も観るんだろうな。
リアリティ求めず、その世界観楽しみたい人はたまらない最後だと思う。
なによりあのシェフの眼が忘れられない。最後の、無機質な瞳が次第に熱を帯びてゆくさま。助演男優賞とってほしい。緻密ではないけど、あの状況でちゃんと根拠も心もセンスもある『解答』が出たのはすごい。なんと完璧で美しい解答か。まるで謎解きのように、ルールを破ることなく正面突破。最悪にいい後味をお持ち帰りできる映画でした。
※レビュー見ると「ヒント」が一瞬すぎたのか観客に伝わらず低評価な場合もあるようです。
映画館出たとこにアレのコラボメニューポスターあって笑った😇
ずっるッッ!!!!!
くっそー腹ペコだ〜!!!!!
料理が旨そうに観えない=不幸な話
映画のあらすじを読んで興味深々で観に行きました。
一種のダークファンタジーですね。
孤島に向かう船に乗り込むところからもう不穏な空気がバリバリ。
あの東洋人のポッチャリおばさんが怖い怖い(笑)
レストランのコースメニューに擬(なぞら)えて
次々と起こる惨劇の数々。
なんのためにシェフやスタッフはこんなことをしてるのか?
大きな疑問のまま、惨劇が続いてゆく。
騒然とする客達を尻目に主人公アニヤ・テイラー=ジョイの彼氏?
らしき若い男は次に出される料理にしか興味の無いクズ野郎の
本性を曝け出す始末。
どうなって行くのかハラハラが止まらないです。
示唆に富んだダークファンタジーとして楽しめます。
で、月に8本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
このレストランの料理がね〜〜
私はそもそも外食をほとんどしない非グルメなので
この映画の様な、大きな大きな皿の真ん中に
子供のこぶし程の食材がちょこっと盛られて
周りにソースとスパイスが絵のように飾られた
凝ったフレンチなんかはちっとも旨そうに観えません。
それと対になるように映画の終盤、
主人公のアニヤ・テイラー=ジョイがオーダーした
ある料理の方が、もう、別次元で旨そうに表現されています。
この感じ「マダム・マロリーと魔法のスパイス」の中で
インド出身のシャフがどんどん出世して
厨房と言うより化学実験室の様な「分子ガストロノミー」料理を
出すような店のシェフになるのだけど
若い頃にインドで出していた料理を思い出すシーンで
大きな炎の上で豪快に火に炙って作られるスパイスたっぷりの
インドの地方料理の方が、数十倍旨そうに観えました。
炎の上で何かが焼き上がって行く様子の多幸感は
これ、遺伝子レベルで刷り込まれたものなのでしょうね。
そんな根源的な料理を味わう喜びを
金に変えようとする評論家や、レストラン経営者や
金を出して食べること自体がステータスで
何を食べたかすら覚えて居ない富豪、
不正な儲けで食べようとする資本家。
料理そのものしか興味を持たず、その周辺の努力を
全く意に解さない歪んだグルメ思考男など
格差社会への皮肉たっぷりに終わってゆく本作。
なかなかに痛い映画だと思いました。
アニャ様すごいな
いい役者さんを使ってるよね。
話は、そこまでスゴイかと言われると、冷静にツッコミ始めたら色々とツッコめそう。
そこを演技でもってっちゃうね。
その中でも主演のアニャ・テイラー=ジョイはすごい。
この人、出てるだけで映画が成立しそうだもんね。
謎の見せ方もうまかった。
「ん?」っとなってるところがだんだんと明らかになってく。
最後は、ほぼみんな死んじゃって、まあ理由があるからいいけど、あの役者さんは殺される理由があんまりだった。「月に一度の休みに観た映画が詰まらなかった」って。でも、気持ちは分かる。
気持ちは分かるけど、月に一度しか休みがないなら、映画はアタリ・ハズレの幅が大きいから、違うことをする方がいいね。
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