ザ・メニューのレビュー・感想・評価
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退屈はしないけど、モヤモヤ
2品目くらいまではいい感じだったが、それ以降は飽きないけど、モヤっとした展開が続きます。
シェフの動機がわかった後も、こんな事で皆殺し?なんで料理人達も洗脳されてるみたいに言いなり?なんで結託してシェフをやっつけないかなぁ。沿岸警備隊もグルなら来なくていいのに。
もう少しシェフの背景見せてくれたらモヤモヤも晴れたのかも。それでも最後まで飽きずに見れたのは役者のおかげでしょうか?好き嫌いが分かれそうな作品でした。
アダム マッケイ製作だったか。なんか風刺もあるのかも。
アニャちゃんとレイフ・ファインズ
こういうゲーム映画ってお前らはこんな悪事をしてきた、みたいな贖罪シーンがあるもんだけど、「お前は大学をでてるが、学資ローンを自分で払ってない奴めが!」という薄い因縁の付け方が面白い。日本で言うと、慶應ボーイに突っかかるような感じかな。
エモジとかウメボシなど日本ネタが入れるのなら、エンコ詰めでも面白いネタを入れて欲しい。
あと、男捕獲ゲームはなんだったんだろう?特に何かキツい目に遇ってたかな?印象が薄い。ウンチク好き過ぎて、なんでも面白がってしまう博識馬鹿みたいなのも面白かった。結局、シェフは何がしたいんだろう。芸術として死ぬことが本当に目的なんだっけ。ちょっと詰めが甘い印象もあるけれど、なんだか愛せてしまう映画。
ウイスキーにうるさいバーとかで飲み方にケチにつけるマスターとかは別に珍しくないよね。
アニャちゃんの毅然とした態度が清々しい。
味付けが上手くいかなかった料理
雰囲気や出演陣は良かったと思います。が、所々ストーリーに違和感が。サイコパスなシェフが"最後の晩餐"に壮大なメニューを考案して実行するのは理解するとして、スタッフそもそもそれに同意・同行するんですか?とか。客に対する罪の判断度合いにバラつきあり過ぎませんかとか。結局ニコラスホルトが最後は皆死ぬと予めネタバレされた理由は何ですかとか。
主演の女優さんは印象的でしたね。彼女の魅力でだいぶ救われてる気がします。
終始ニコラスホルトの役柄にはイライラしましたね。写真撮るなって言われてるのにパシャパシャ料理の写真撮りまくるとか。平気で人の分の料理も食べるとか。こう言うマナーの悪い輩は人に迷惑かけるからホントに家で大人しくしてろって思います。
最後に。久々に映画館で映画を観ました。トップガンマーベリックもそうですが、やはり劇場で観ることの特別感みたいなのは確かに在ると思います。ストリーミング等でどこでも手軽に観れる時代ですし、ゆくゆくは劇場体験も廃れていくのかも知れませんが、唯一無二のこの体験を、最後まで色んな作品を通じて味わいたいと思いました。
ハンバーガー・コンチェルト
イヤイヤ、反撃しろよー、男たち!
ってのはありますけどねー。
シチュエーション・ホラーの類いなんでしょうか。詰まらなくもないし、ビビることもないし、怖くて怖くて、ってんでも無いし。
変わってて面白かった。
と、軽く小声で呟く感じの映画でした。
アニヤ・テイラー=ジョイが痩せ過ぎてて、可愛さ倍増!を通り越して痛々しかったですw
快作。ブラック作品。レイフ・ファインズが原点回帰。「土を喰らう十二ヵ月」と好対照。俺はこういうの好き!
映画はさぁ、フィクションならでのサプライズが良いのであって
本作「皮肉ブラック、グルメへの警鐘」かつデタラメさが程よく
面白い。 万人向けの フルコース・サスペンス
アニャ テイラー=ジョイ が可愛く小悪魔的なのだが
盤石の主役感。絶対最後までこの人行くわぁとすぐに察したヨ
実は事実上 並んで主役の レイフ・ファインズ
最近007のMとか、キングスマン と正義の役、面白い役が多いが
この人の魅力は、謎めいた佇まい、謎めいた気品
そう「シンドラーのリストの何考えてんだかわからない・・ナチスの将校。極悪の魅力」
がこの人の原点だと思う。
その意味でレイフ・ファインズの悪の魅力満載なのだ。
制作側の思惑どおり、かなりの部分の人が
観終わった後、チーズバーガー🍔食いたくなるし、実際に買うと思う
シェフの自我が拡大、狂気は「三島由紀夫の金閣寺」につうずる気が・・・
給仕のいるレストランなんて行くことは無い、殆どの観客にとって
快感。痛快。
ブレットレス ブレッド パンなき🍞パンはじめ
メニューは美味そうというより、奇抜で視覚的に面白い
さすが、サンフランシスコの三つ星レストラン協力だけある。
IT長者の生意気な成り上がり者、プライドだけ高い過去の栄光俳優
高慢な料理【店】評論家。
シェフの長年の不満みたいのが狂気に
当然、おとぎ話、ファンタジー、フィクションと言う大前提だから
血がドンドン🩸と言うのも痛快。
先週公開の【土を喰らう十二ヵ月・沢田研二】は明確に【料理そのものが主役】
だったけど、本作はチト違う・・・でも時間短く感じる、起承転結明快な面白いブラック作品。
ワシも帰り、マックで【ダブルチーズバーガー🍔】買って帰るか・・・チョット作品中は
【高めのハンバーガーショップの🍔】だったけどマックでワシは十分。
クソレストラン最高でした。
前情報入れずに鑑賞しましたが最高じゃないですか〜、年間ベスト級です。
詳細書かない方がいい映画ですよね。
話的には人を選ぶ映画かもしれませんが自分はとても見やすい映画でした
・時間経過がアミューズからデザートまで段階があるので話の進行がわかりやすい
・意識高い系レストランの嫌な感じあるある(でもやりすぎじゃないのと思ったところで…)
・客が全くいけすかなくて幸せそうじゃ無いのがイイ
・閉鎖空間で登場人物も少ないので物語の軸がわかりやすい
・これから、嫌な話が始まりますよ〜思わせぶりなカメラ
突飛な話が実に飲み込みやすく、設定と舞台装置も完璧で個人的には104分の上映時間でダレるところ無し
アニャ・テイラー・ジョイさん、悪口に聞こえたらアレですが、独特な顔立ちがまた今回の役柄に合って最高です、役柄設定も絶妙。
ニコラス・ホルトさん、オメーの役は全く共感できねーぞ(笑)。
展開が読めない
166本目。
度肝を抜かれた。
それ以外の言葉を考えたけど、俺の感性だし、そう思ったから、しゃーない。
ミステリー、いや違う?やっぱそうと、あっちこっちに頭の中で行ったり来たり。
作る側と食べる側、薀蓄述べたり、見栄張ったりって、今映画を観て、色々コメントしてる自分等の事を比喩した映画と思ったりしたけど、それは読み違い。
途中、何で?はあったけど、展開の読み辛い作品で面白かった。
腹八分目
味わうと食べるは違う。まさしく、この作品では。恐怖感、ストーリーの先行き、人間模様、味わいは十分ですが、消化不良。客はシェフのトラウマ加害者達、一人を除いて、はわかるんですが、料理人達とシェフの関係がもうひとつ。カルトの教祖と信者達、でいいんでしょうか。
現代版「注文の多い料理店」かな
数週間前に観た「アムステルダム」では、主人公ではないものの、最も印象に残る俳優だったアニャ・テイラー=ジョイに早くも再会。「アムステルダム」では相当イッちゃってる役柄だったので、本作でも同様の役回りかと思いきや、逆に唯一マトモな登場人物を演じており、その8頭身から9頭身はあろうかというスタイルの良さは勿論、毅然とした態度は非常にカッコよかったです。
物語としては、孤島に建てられた超高級レストランで繰り広げられる悲喜劇というかスプラッター映画というか、分類が難しい作品でしたが、まず頭に思い浮かんだのは宮沢賢治の小説「注文の多い料理店」でした。鼻持ちならない青年2人が山に狩猟に出かけたものの迷ってしまい、やがて山奥で西洋料理店を見つけて安堵して入店するものの、服を脱げとか金属製のものは外せなど、自分が食べられるための注文が次々に出て来て、気付いた時には店から出られなくなってしまうというのが「注文の多い料理店」でした。本作は、筋立てに多少異なる部分はあるものの、孤島と山奥という逃げ場のないロケーションや、スノビッシュな客がレストランに閉じ込められるという設定、そしてその客が殺される(食べられる)運命に晒されることなど、共通点が結構あり、制作者は宮沢賢治を読んでるに違いないと勝手に断定するに至りました(本当のところは知らんけど)。
R15指定ということもあり、直接的な暴力シーンが数々あったほか、レイフ・ファインズ演ずるシェフ・スローヴィクの理不尽な要求や、アニャ・テイラー=ジョイ演ずるマーゴを誘ってレストランに来たニコラス・ホルト演じるタイラーの不作法ぶり、無神経ぶりなど、観ていてムカつくことも多々ある上、シェフの動機も「えっ、そんなことなの?」と驚かされる部分もありましたが、逆にそれが物語全体を喜劇化しているように思え、ムカつく部分も不思議と許せてしまう、なんとも不思議な映画でした。
また冒頭にも触れたように、アニャ・テイラー=ジョイのカッコよさが際立っており、その点も合わせて評価は★4としました。
さて、本日頂くのは〈命〉です
料理映画が続いていますね。大変結構。
「ラストナイト・イン・ソーホー」から大ファンのアニャ・テイラー=ジョイの最新作。主演は「キングスマン ファーストエージェント」のレイフ・ファインズってことで、予告も質高そげだし、期待値上がります。正直、もうちょい欲しかったなぁって気はするけど、めっちゃ面白かったです笑
料理映画と言えど、「土を喰らう十二ヶ月」とはまるで違う。料理がテーマだけど、中身はかつてないサスペンス。もう、緊張感がとんでもないのです。常に心臓バクバク、中盤あたりのとあるシーンなんて飛び出そうなくらいに。この緊迫感が故に、作品の見応えも非常に高いです。飽きさせない、すごく上手い作り。「ザ・メニュー」という名に相応しい、美しい作品構成でした。
やはり、今回の目玉はアニャ・テイラー=ジョイ。
ソーホーでもそうでしたけど、この人のオーラって凄まじい。心の醜い悪の部分が顕になる時の、顔と目と漂う雰囲気が恐ろしくて仕方ない。彼女にしか出せない独特な演技にトリコ。おかげで、世界観への没入度合いがグンと上がっています。役柄にも合っているし、本当に最高の女優。ナイスキャスティング。サスペンスがお似合いでございます。
レイフ・ファインズの不気味さも絶妙で、顔の動きだとか話し方だとかに謎の魅力を感じてしまい、信じられないほど引き込まれる。そんな引き込まれた先に立ちはだかるストーリー展開が、不意に殴られたような気分になるほど、衝撃的。ちょっと期待値を上げすぎていたためか、もっと踏み込んでやり過ぎても良かったのではと思ったけど、この見たい人にしか分からない不思議な感覚が、気持ち悪くも気持ちよくもあって、気分は上々。今年一の、ポップコーンムービーです。
テーマ設定、ストーリー、社会風刺、全てが肉厚。1つの映画でいっぱい考えてしまいそう。おなかいっぱいにはなるにはもう2.3要素足して欲しかったなとは思うんだけど、見事な終幕と秀逸な演出が超鳥肌モノ。テンポの良さと潔さがもう、たまらない。世間の評判や作り手の雰囲気に騙され、まんまと罠に引っかかる人々。金だけ持って、自分の価値をあげるがためにのこのことやってきた人々。もう、社会風刺が過ぎます。
正直、もっとグロかったり、迫力があったり、印象深いシーンがあって欲しかったのだけど、とにかく癖になる素晴らしいサスペンスホラーでした。これこそ、世間のウケはあまり良くないだろうね笑 でも、私は大好き。アニャ・テイラー=ジョイ、サスペンス女優としての活躍、今後も期待してます。
アニャの美貌
アニャ好きな事もあり、楽しみにしてましたが、けっこう面白かったです。
少しビミョーかな…と思ったけど、3.5じゃ低すぎるし、少し甘めの星4つ。
アニャが綺麗です(笑)
アニャの美しさがウリの映画でもあり、
主演女優がアニャじゃなかったら、もっと評価は低いです(笑)
あと、劇中に梅干しが出てくるんですが、役者の方々が「ウメボシ」って言ってます(笑)
いや、そんだけです(笑)
スタイリッシュに悪趣味
最初の数分、船に乗るまでに全員クセのある客なのは分かった。
金はあるけど品がない。
ちょっとずつ小出しの違和感に不穏な空気を感じ、どうなっていくのかドキドキ。そして“混乱"から一気に開き直って悪趣味の大爆走。
いくら有名店でも、あんな客ばかりなら、ああもなるわな。
軍隊のようなコックたちの配列や、柏手のようにパーンと手を打つのは、催眠とか洗脳の類なのかな?
予告編でスリラー要素は想定していたけれど、思った以上に個性的なので、好みが分かれそう。
違和感といえば、メインキャストのイギリス人俳優2人が、アメリカ人役であること。ゴリゴリのブリティッシュ顔なのに。
これは意図的にキャスティングされたものなのかな?
こういうの好き。
美味しい映画ではなかった……(^^;)
いやはやとんでもないものを観てしまった。しばらく高級レストランには行けない(笑)。
船でしか行けない孤島のレストランで、シェフが振る舞うのは究極の「ザ・メニュー」だ。一皿ごとに不穏さを増すこの店で、いったい何が起きているのか? レイフ・ファインズの狂気に満ちた演技がすさまじい迫力だった。
注文の多い料理店
高級な料理を見せるような感じの冒頭から、概ね想像通りのB級な展開。
グロさはそこまでじゃなかったかもしれないけど、お持ち帰りという逃げ方、顛末もう〜ん。。
タイラー君はもう少し面白いとよかった。
絵文字は食べられないよ
離島にある予約の取れない超高級レストランで巻き起こる不穏な話。
1人1250ドルという豪華なコース料理にワクワクがとまらず、到着前からウンチク垂れ流しなテイラーと実は代打だったマーゴ他、全11人+1の客にエスカレートしていくサプライズメニューが振る舞われて行くストーリー。
お値段のことや能書きや有り難がり方から、これはレストランがスノッブな客を揶揄する感じ?という印象に始まり、いざコースが始まってみるとやっぱりねぇ~、まともなのはマーゴだけ?
なんて思っていたけれど、それでも感じる違和感…からの、えっ?個人情報ダダ漏れ?そして!!!
揶揄に加えてなんだそれ!!は流石に予想外だしなかなか面白かったけれど、それがわかってしまうとそれをみせていくばかりでちょっと物足りない。鬼ごっこもなんか意味あった?
そしてこの言い分だとシェフはあの2品目はガチってこと?w
ラストに向けては切っ掛けこそ強引だけど、一応スジは通して成る程ね。
作る側もいただく側も素直に心のままにってことですかね…おっと自分のレビュー大丈夫か?w
怖いレストラン
メニューが順番に追うごとに死への恐怖。
ミステリーなサスペンス映画だった。
ちょっと痛々しい目を背きたくなるシーンもあり。
まあまあ不気味怖い。
予想より面白かった。
最後、彼女だけどうして逃げられたんだろうか。
バーガー辺りちょっと気を抜いていたら把握逃してしまった。
エスプリが効いている
立場や関係性という構造を背景に、自分の「ホーム」へ招き入れた客人に対してほぼ「一方的な」力関係で恐怖を煽る「ゲーム」は、この手のジャンル映画にありがちなアイディアよりも、よりエスプリが効いていて刺激的です。
そこはやはりレイフ・ファインズの何を考えているかを読ませず、さらに有無を言わせない威圧感のある「無表情演技」が効果的なのだと思います。
そして、それに対するアニヤ・テイラー=ジョイ。彼女が演じるマーゴはアニヤ自身とも印象が重なる、まるで「当て書」されたようなキャラクター。潔い「自分ポリシー」を貫く言動でレイフ演じるジュリアンとの対立するマーゴは、度々揺るがされそうになっても「我に返り、そして開き直る」様がかっこよく、ジュリアンを動揺させるのがなんとも気持ちいいです。アニヤ、素敵過ぎ。
さらに、度々の「水を差す」言動のニコラス・ホルト演じるタイラーが、観ている我々をいい意味で「イラつかせて」くれます。彼はホントに何やらせても巧いわ。
果たして、ここまで書くと「どんだけ面白かったんだ?」と思われるかもしれませんが、これが不思議なことに私の評価は「面白いけど、ま、想定内」な印象。でも、見方を変えればこのジャンルではよく出来た作品と思える分、評価の度合いは「出来云々とではなく私の好み」の問題かと思います。
では、皆さんにお勧めするか?と聞かれれば、サーチライト(ディズニー)が配給なので割と早くDisney+で観られるかもしれませんね。。。ま、先週に続き今週も良作の公開がひしめき合ってますので、皆さんは観たい作品を是非。
ちなみに、本作公開初日のTOHOシネマズ日本橋(19時15分)はまぁまぁの客入りでしたよ!
Last Night in ホーソン
メニューの献立通りに全て決まっていて、レストランの狂気からゲストが逃げられない怖さがありました😨
映画の前半はレストランの全貌がわからない不気味さがあり、後半は誰も逃げることが出来ない恐怖がありました。
終盤で無線通報を聞いて来てくれた隊員もレストラン側の人だったときの絶望感が半端なかったです…
もう少しゲストが協力して脱出を頑張って欲しかったのと
主役のカップルはなんとか生き残って欲しかったです。
映画の笑える箇所の中で
パンのないパン皿が個人的に好きでした笑😂
ある意味で珍妙で人を選びそうだけど、真面目に作られたと思われるところも多々。
今年333本目(合計608本目/今月(2022年11月度)20本目)。
結構ここでは評価が割れているみたいですね…。
予告編その他からなどからでは、「あるツアーで超豪華レストランに行ったら、そこのシェフ長と料理人たちが何か悪さをたくらんでいて…」みたいなストーリーに「だけ」見えますが、本編はそれは当然そうであるものの、結構あれこれ仕組まれています。
結局のところ、シェフ長の方の言い分はおそらく「高級食材の(貧富の差から生じる)極端な「食べる権利」の偏りに対する憤り」、あるいは、「シェフ長(あるいは、高級レストラン)とて、お金さえもらえれば何でもかんでも言い分をきいてもらえると思ってはいけない」、または単に「個人的なうっ憤がたまりすぎ?」等いくつか考えられますが、映画の中ではどの解釈も可能と思います(よって、この点は見られた方個人で解釈が異なるかな、と思います)。
一方で、「趣旨が若干よくわからない」タイプの映画である割に、出てくるそれぞれの料理に対して「料理映画」並みに細かい説明が英語で説明がある(もちろん、日本語訳もある)など「妙に変なベクトル」な映画で、おそらくそういう部分も含め、いわゆる「ブラックユーモア的な部分」も「程度の差はあれ」こめられたのではないか、という印象です。特に他の方も書かれている通り、「まともな料理」は大半出てこないのに、最後に出てくるチーズバーガーが一番おいしそう(日本で頼むと2000円くらいとられそう、いわゆるハンバーグ専門店などでしか食べられないタイプのもの)など、妙な突っ込みどころが多いです。
なお、一部、法律ワードが飛んできますが(お店の所有権を譲ってもらっただの何だのという話)、それは結局(日本でいえば)民法177条の話で、これをまともに解釈すると映画として成立しなくなるので(かつ、アメリカ映画なので日本民法の解釈通りとは限らない)、この一部の法律ワードは飛ばしても構わないのではないかと思います(それはストーリー上のポイントになっていません。これがストーリーのポイントになっていると大減点を免れない)。
採点に関しては下記を考慮しています。
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(減点0.3/やや「ジャンルだまし」という批判は免れない)
・ まぁ、予告編から「ある程度、ミステリーものかな?」という点はわかりうるし、ここでもさんざん酷評された「さすがに想定不能が過ぎる」という「「それ」がいる森」レベルでは到底ないものの、「おいしい料理を堪能できる映画」でもなければ、実は「ミステリーもの」とも言えない(ミステリーとホラーを足して2で割ったような感じ?)という部分はあります。
ただ、「一応推測はできる範囲」ではあるし、結局「ジャンルだまし」系での減点は、ここでさんざん酷評されまくった「「それ」がいる森」がどうしても基準のひとつになりますが、それと比べればどうみても「ジャンルだましの減点幅」はこの程度にすぎません。
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まぁ、多くの方が書かれている通り、「帰りに(2000円くらいする、いわゆる超高級)ハンバーガーを買って帰りたいな」という感想は多かれ少なかれ持たれるという点は賛同できます。
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