「タイトルなし(ネタバレ)」カラオケ行こ! ゆぎりさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
「あんたが去ったとき 俺は振り返られへんかった
ハートがめちゃ痛い追いかけ続けてしまいそうで怖い
あんたのマボロシ見てもうて真実見つけに
真っ暗な街を走ったで 記憶の中のあんたは
俺の心の中で光ってるでピカピカや」
紅で泣くなんて思ってなかった。ラブロマンスって同性愛の映画よりも美しいものがあるんじゃないかなって思い始めている私。映画とかドラマ上だけかもしれないけど、ヤクザの上下関係とか感謝の心とかめっちゃ好き..!!!!
とにかく面白くて見てて半分は笑ってた。聡実くんがずっと可愛くて可愛くて、心が浄化された。狂児、綾野剛がイケメン過ぎて有難かった。だんだん狂といるのが心地よくなってる感じがとても良くて、そう思ってるんだろうなっていうのが所々描かれてて良かった...
私が好きだったのは、ヤクザが集まって聡実くんに歌を悪いてもらうシーンで、怒ったヤクザにびっくりしてずっと狂児の腕だきしめてるところと、アドバイスして狂児に頭撫でられてるところと、これはフィルターかかってるかもしれないけど、紅を歌う理由で女の人の名前が出てきて少し悲しそうだったけど、お母さんの名前だって分かってほっとしてる感じがしたところと、聡実くんから「カラオケ行こ」って誘うところと.もうたくさんある、あ、あと「きょーじゅのドアホ!!」もめっちゃ好き怒ってんのに可愛いのやめて。あと、下の傘さされて「カラオケ行こ」って言われるシーンのふたりの顔、好き。止まらない程好きシーン多すぎる。
屋上のシーンではもう完全に特別な存在になってて、聡実くんずっとタメロだし呼び捨てだし、2人だけの空気感が死ぬほどいい。守ってくれるとこも、かっこよこったな..死んだと思って、紅を声変わり真っ只中の中はじめて実くんが歌うシーン、泣く。
この紅の関西弁バージンの和訳が素敵過ぎてこれだけで泣けそう。聡実くんの言葉なのか、狂児の言葉なのか、どちらにしても美しくて好きすぎる。関西弁だけが2人の共通点って解説見てたら出てきて、唯一の関西弁という共通点が2人の関係を紡いでると思うと本当に泣けてくる、美しい、大好き。めっちゃ良かったあっという間に見れた、ラブロマンス良!!!!!