劇場公開日 2024年1月12日

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「まさか「紅」で泣くとは!」カラオケ行こ! momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5まさか「紅」で泣くとは!

2024年6月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

興奮

クライマックスの少年による鎮魂の「紅」に尽きる!まさに魂の熱唱。声変わりで声が出づらいところを、想いだけで歌い上げる。決してめちゃくちゃ上手いわけじゃない。ハデなわけでもない。でも自然と涙が出てくる。テクニックうんぬんじゃないんだ歌は!愛だ!ハートだ!ということを伝えてくれる。凄い演技力だよ。(このシーンまでの2人の積み上げがあるからこそ、このシーンが活きた。)
コミックも読んだけれど、やはりこのシーンで大差がつく。コミックであの歌は表現できない。映画ならでは。
クライマックスのこのシーンだけで観る価値ある。

エンドロールで流れるリトグリの紅が、アレンジといい、ピアノといい、ギターといい、合唱といい、すげえいい!Spotifyで聞きまくってます。

幻のように居なくなった、南銀座の妖精(いかついおっさん)たち。
声変わりして前のように歌えない部長に、完全燃焼できるステージを用意してくれた。

エンドロールの後にも続きあります!

※正直、綾野剛の演技がスッキリしないとこもあったが、あれも抑制を効かせたのかな。
※「毎日牛乳飲んでますうー」
  「お花畑が伝染しとる。森丘中合唱団は終わりや!」
「あーヤラし!学校でヤラしッ!」
  「部長より絶対いい部長になりますからね。」
  「一緒に写真撮ってください。」
 この子、むっちゃ好き!!

momokichi